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ぶらりファイト 全線乗っとこうツアー大川/扇町/海芝浦の巻
2023/02/18(土) 00:00 ぶらり自己満足の旅 | ぶらり旅行記
(↑上の日付は旅行日を示しています)
2023/02/18 初版作成
◆「全線乗っとこうツアー」企画の説明はコチラの冒頭部分
ほとんどは短期間に全線乗るとかではなく、乗っていない一部分・主に終点付近に乗りにいくという企画です。
◆2023年に設定した神奈川県内の目的地はコチラの冒頭部分
今回は「鶴見線」の小旅行記です。
【鶴見線が最高難易度たる所以】
神奈川県内の鉄道全線に乗車するとして、まだ乗っていない路線を洗い出したとき、JR鶴見線が「難易度が高すぎる」と、一時意気消沈するまでに至った(笑大袈裟)。鶴見線は支線(海芝浦支線、大川支線)に別れているというだけで、それぞれの乗車時間はそれほど長くないし、起点となる鶴見駅も、横浜からほど近いアクセス良好な駅だ。何の難易度が高いというのか、というと‥
これは2023/2/12時点での大川駅の時刻表である。鶴見駅の、大川行きの時刻表もこれの折り返しといった内容だ。これからわかるように、大川支線を走る本数がとても少ない上、朝は7時台と8時台しかない。「朝が弱いので、そんな早い時間に行けない」それが最高難易度、という訳だ。年齢を重ね、若い頃に比べたら朝目覚める時刻はだんだん早くなってきているが、その若い頃は平気で午後に起きたりしてた人だからね(汗)。仮に起きられたとしても、完全にラッシュ時間帯だろうし、呑気にぶらりといかなそうなのは容易に想像できる。
平日だけど17時以降に結構本数はあるから、朝がだめならそれでいいんじゃないの?とお思いだろうが、私のぶらり旅で夕方〜夜は御法度扱いなのだ。午後まで寝ててそれから出発、とした結果陽が落ちてしまい、景色は見えないわ撮影しても何も写らないわで、非常に残念な結果となったことがあった。この経験以降、よほどの事情がない限り、ぶらり旅は日中を基本としてきた。鉄道関連でなくても、やっぱり写真を撮りたいので、今でもなるべくそうするようにしている。
「鶴見駅前のホテル等に泊まって前乗りするか‥」たかだか10数分の乗車のためにそこまで考えた鶴見線チャレンジ。結果として「ぶらり旅開始から20年を超える時は、カメラの性能をすごくあげてくれた」ことに期待し、陽が暮れててもまぁいいかという、要するに難易度を下げて(笑)乗ってきた。
【恋は突然、鶴見線乗車も突然(愛してナイト風)】
2/12(日)は日中、関内ホールで観劇〜イセザキ・モールでゲーセン〜ポケモンセンターヨコハマでお買い物 という用事で横浜方面に出かけていて、最高難易度としていた鶴見線に乗る予定ではなかった。で、ポケモンセンターに着いたのが17時ちょっと前くらい。前日、鶴見線の時刻表を確認したばかりだったこの時、「そういや日曜の大川行きが一本ある時間じゃなかったっけ」と気付いてしまった。調べてみたら鶴見17:40発。大急ぎで買い物すれば乗りにいけそう‥いやいや、もう陽が暮れようという時間じゃダメだ。駅の写真も真っ暗になってしまう。でもな〜前乗りまで考えるほどのところ、ちょっと暗い写真でもなんとかなるんじゃない?今どき補正補正(笑)。
丸井のエスカレーターを上りながらそんな考えを巡らせ、とりあえず大川駅だけでも行っとこうと決意した。しかしそうなるとポケモンセンターでの買い物時間は結構シビアに。レジ待ちが長く感じた(笑)。そんな訳で急きょ決めた鶴見線 大川支線チャレンジは横浜から出発。前回、時刻料金を書かなかったらやっぱり寂しい感じだったので、今回はしっかりメモしてきた。
横浜 17:19発
↓ JR京浜東北線 南浦和行(各停)
鶴見 17:27着
鶴見 17:40発
↓ JR鶴見線 大川行
大川 17:52着 ¥220(IC料金)
横浜で慌てたおかげで、鶴見駅では少し待つくらいの余裕ができた。いよいよ大川行きに乗車、とはいえ日曜の夕方じゃあまり乗る人もいなかろう‥と思ってたのに、出発間際となったら結構大勢いる!エッみんなこれから大川へ行くの!?と驚いたが、隣の国道駅で半分くらい降りていた。安善までは本線だもんネ。
【大川駅に到着】
鶴見から12分ほどで大川駅に到着。たくさんいた乗客は途中駅で次々と降車、大川到着時は数名になっていた。あたりは真っ暗だが、駅構内は照明がついているので、それなりに撮影。
一番撮影したかった駅舎、補正しすぎてやっぱりちょっと無理があったかな。とはいえ、実際はほとんど真っ暗写真だったので、補正に耐えるカメラ性能に大いに甘える。ちなみにiPhone 14 Proを使用。
乗るの大変と思い込んでいた大川支線、駅への到着をしみじみするのも一興だったかもしれないが、真っ暗で何も見えないしと、早々に後にする。乗ってきた電車は、少し待てば鶴見に折り返すようだったが、もともとここから徒歩で本線へ戻るという計画をぼんやり考えていたので、武蔵白石駅に向けて歩きだす。
スマホナビによると、武蔵白石駅まではだいたい10分くらいで着けるようだ。道は一直線だから今回は迷わない(笑)。あたりは工業地帯だけど、こう暗くちゃ何も見えないんだよな‥と大川橋にさしかかったところで工場夜景が!
iPhoneで撮影したのをあえて補正なしで掲載。さすがに手持ち撮影なのでクッキリキレイ、とはいかなかったが、突然の夜景撮影も設定変更なしでそれなりに撮れちゃうって、最近のスマホはスゲ〜ナ〜。こういう景色は夜でないと見られないし、この時間帯に来て正解だった、とまで思ってしまった。技術の進歩に大いにあやかり、自らの旅も進化する‥!
と仰々しい感想を述べていたら、前方から「日清製粉前」行のバスが走ってきた。そういえば大川駅構内にも、バスで振替輸送といった案内ポスターが貼ってあった。私の今回の目的は「電車に乗る」なので、いきなりバスで行ってしまうという選択肢はなかったが、駅近辺へ行くだけならそういう方法もある。ということより、その行き先から「から揚げ粉がみっちり」とか、相変わらずそういうことしか考えてなくてすみません。
【武蔵白石駅に来たのは逆方向の電車】
大川駅から徒歩で武蔵白石駅に到着。この先はすぐ鶴見に帰るつもりでいたのだが、次の鶴見行きは20分後。ムムム、うまく乗り継げなかったな‥と思ってたら、反対方向の扇町行きが入線。もうこうなったらついでに行ってしまえ(笑)という訳で扇町へ向かうことにした。
【勢いで扇町も訪問】
武蔵白石 18:10発
↓ JR鶴見線 扇町行
扇町 18:17着 ¥136(IC料金)
という訳で扇町駅に到着。夜であることを開き直れば、鶴見線乗車はすぐすぐ(笑)。とはいえさすがに全部真っ暗は自分の中で納得いかんし、帰宅が遅くなってしまうので、海芝浦行きは日をあらためることにし、折り返しの電車でまっすぐ帰路についた。
扇町 18:21発
↓ JR鶴見線 鶴見行
鶴見 18:38着
鶴見 18:43発
↓ JR京浜東北線 大船行(各停)
東神奈川 18:49着
東神奈川 18:55発
↓ JR横浜線 橋本行(各停)
町田 19:25着 ¥649(IC料金)
カメラやレタッチソフトの性能のおかげで、夜でもギリギリ様子がわかる写真にはなったかなと思っている。けれども、やはり手ブレ対策とか、夜なら夜でキチンと準備しないといけないのは間違いないし、何よりこの辺りならではの景色はどうにも写らない。2019年の内容だけど、昼間に浜川崎へ行ったときの様子があるので参考まで(コチラ 南武線支線、鶴見線に乗車)。大川や扇町周辺も、味わい深い風景だったんだろうなぁ。
【翌週あらためて海芝浦駅】
翌週の2/18、天気も良さそうということで、あらためて海芝浦駅に向かうことにした。海芝浦駅構内は私有地(東芝の関連会社)のため、改札から外へは出られないという、有名な特殊駅。ただし敷地内に「海芝公園」という非常に眺めのよい場所を一般客に開放してくれているので、そこを訪れるだけでも充分に楽しめる。
町田 11:20発
↓ JR 横浜線 桜木町行(快速)
東神奈川 11:46着
東神奈川 11:56発
↓ JR京浜東北線 大宮行(快速)
鶴見 12:01着
鶴見 12:10発
↓ JR鶴見線 海芝浦行
海芝浦 12:21着 ¥561(IC料金)
町田から乗った横浜線は11:12発が定刻の電車だが、このとき沿線火災がおき、町田駅でしばらく見合わせしていた。海芝浦行き(鶴見 12:10発)から逆算しての乗車だったもんで、車内で内心大焦り。状況によっては迂回しなければ‥といろいろ調べてたらワリとすぐ運転再開してくれてホッ。
【海芝浦駅に到着】
鶴見から11分ほどで海芝浦駅に到着。先週の大川駅訪問時とは違い、ここまで乗ってくる乗客は大勢いた。そして噂通りの景色に感動。関東の駅百選認定駅も納得。
敷地内にある「海芝公園」の入口。撮影禁止なので写してないけど、右手が改札で、私有地の入口。出場用の簡易改札機はそちらにあったが、我々一般客用に海芝公園入口横にも簡易改札が置かれていた。
海芝公園の様子。所々にベンチがあり、座れば否応なしに物思いにふけることができる(否応なしってことはないか)。お昼のこの時間帯は、ベイブリッジやつばさ橋方面が逆光で、好天日中でもそういうことあるよね(涙)と一瞬残念がったものの、それはそれで光る水面もいい感じ。夕景・夜景もいいだろうなぁ〜 ウデと機材があれば(笑)。
三寒四温の温のほうだったこの日は陽気もよく、もう少し景色を楽しんでいたかったけれども、15分で折り返しの電車が発車してしまうので、早々に戻る。このあとも用事がいろいろあったので、鶴見から川崎に出て鶴見線チャレンジは終了。
海芝浦 12:36発
↓ JR鶴見線 鶴見行
鶴見 12:47着
鶴見 12:52発
↓ JR京浜東北線 大宮行(快速)
川崎 12:55着 ¥168(IC料金)
【昼も夜もいい地域】
朝起きられないというしょうもない理由(苦笑)で最高難易度としていた鶴見線。工業地帯だから、夜でもいい写真は撮れそう。以前四日市市へ工場夜景を撮りに行ったことがあって、素人ながらもちょっと勉強したんだけど、もう忘れちゃった(苦笑)。のと、その時も「機材重要」という感想を抱き、でもその後拡充もなく今に至っているので、ヤルなら本気ださないとなぁとあらためて思った。
機会があれば、今回夜に行った大川や扇町に、昼に行き直してみたい。もう電車は乗ったから、徒歩やバスで行ったっていいし。でもその機会がないだろうなぁ(苦笑)。
最後に、川崎以降のルートも細かくメモったので、せっかくだから残しておく。
川崎 13:20発
↓ JR京浜東北線・根岸線 大船行(各停)
新杉田 13:52着 ¥396(IC料金)
新杉田 14:55発
↓ JR根岸線・京浜東北線 南浦和行(各停)
桜木町 15:09着 ¥168(IC料金)
桜木町 15:23発
↓ 横浜市営地下鉄ブルーライン あざみ野行(普通)
センター南 15:48着 ¥335(IC料金)
センター南 16:10発
↓ 横浜市営地下鉄グリーンライン 中山行(普通)
中山 16:17着 ¥242(IC料金)
中山 16:25発
↓ JR 横浜線 八王子行(快速)
町田 16:33着 ¥168(IC料金)