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ぶらりファイト 全線乗っとこうツアー小島新田の巻
2023/02/01(水) 00:00 ぶらり自己満足の旅 | ぶらり旅行記
(↑上の日付は旅行日を示しています)
2023/02/10 初版作成
【唐突に復活するぶらり旅行記】
2008/3/30 グリーンライン開業 のときのぶらり記事から、なんと約15年。これだけ空いてたらもう追加はないだろう、と思わせて突然の復活、にはワケがある‥いや特にないです(笑)。長い間、日記というかライフログというか、日々のことを書き留めてはいて、その中にここでいう「ぶらり旅」に該当するような、鉄道に関連することはたくさんあった。ただいずれも、主目的が鉄道関連ではなかったり、例えばバスのイベントに行ったとかはもはや日常となったので、自分の中ではこうやって記事化することもないとしていた。
そんなある日、2023年の1月中旬、Twitterのトレンドに「#住んでる県で一度も乗ったことない路線」というハッシュタグがあがっていた。自分に照らし合わせてまず出てきたのが、伊豆箱根鉄道 大雄山線だった。唯一神奈川県内で全線乗っていない路線。ハッシュタグをきっかけに、大雄山線に乗りに行くというのもいいかもなぁ‥なんて思いながら、念のため他に乗ってない路線がないか、綿密に調べてみた。そしたら結構あっちゃった。
- 伊豆箱根鉄道 大雄山線 全線
- 京急本線 (堀之内)−浦賀
- JR横須賀線 (横須賀)−久里浜
- 京急大師線 (大師橋)−小島新田
- JR鶴見線 (浜川崎)−扇町
海芝浦支線 (浅野)−海芝浦
大川支線 (安善)−大川 - 相鉄新横浜線/東急新横浜線 (羽沢横浜国大)−新横浜−新綱島−(日吉) ※立案時は開業前
括弧内は、その路線でそこまでは乗ったことがある駅名。なんとも、あと一歩のところまで行ってその先乗ってない。そして何より、最高難易度の鶴見線が残ってるんだよな‥とあらためて認識。よし乗ったことない路線を埋めよう!という気運が、急速に低まる(笑)。とはいえ、ハッシュタグから久しぶりにぶらり旅ネタを提供してもらった気がして嬉しかったので、気持ち新たに県内全線制覇を目指すことにした。そしてそれらの旅行記は、久しぶりにぶらり記事とすることも決意。まぁ記事といっても、これまでの日記みたいに気楽に‥とするつもりだったんだけど、なんでだろう書き出したら昔以上に書き殴り(苦笑)。小旅をしていて、意外と書き留めたいエピソードがたくさんあって、「あ、これは記事化するの結構大変そう‥」と予想、そうすると筆が進まず。という、執筆が滞りまくっていたあの頃のイヤ〜な思い出も復活‥させてはいかんので(笑)しばらくがんばります。じゃなくて、負担のない程度にやってく所存。
【まずは最も難易度の低い京急大師線 でも目的プラス】
2022年の春から、離れて暮らしていた母と一緒に暮らすようになったりと、生活環境がガラッと変わった。2000年代初頭にぶらり旅をしていた頃のように、思い立って即ブラブラ、とはいかなくなってしまった。いいネタをもらったといってもタイミングを計る必要がある。
上記の行き先を立案した頃は、「最強寒波」などと言われて強烈に寒い日が続いており、こりゃ当分出かけられないな‥と思っていた。しかし2/1はちょっと暖かいという予報。今しかない‥!と、前日にぶらりを決意。緊急で行けるとしたらやっぱり近場、ということで、京急大師線の終点・小島新田駅まで乗りに行くことにした。
これまで、このぶらり旅の出発拠点は小田急・相鉄線 大和駅であったが、転居して今は町田(または相模大野)になった。空白の15年での最大の変化!とかいって変わったの、ついこないだなんだけどね。で、出発が大和→町田になっても、京急大師線に乗りに行くのは超簡単。だからという訳ではないけど、小島新田駅より先にも他の目的を設定した。
FMヨコハマ「Lovely Day♡」藤田くんの街角リポートにて、1/10のリポート先が小島新田駅周辺で、駅から「多摩川スカイブリッジ」を渡り、羽田空港第3ターミナルへ行く様子を伝えていた。
街角リポート 2023/1/10のブログ
風冷たい!小島新田駅!
多摩川スカイブリッジ!
羽田空港側へ!
今回小島新田へ行くと決めたときこのリポートを思い出し、そして気付く「京急大師線乗車達成に加え、歩いてWelcome Suicaが買いに行けちゃうじゃん!」そう東京モノレールの羽田空港駅に売っているという「Welcome Suica」、いつか買いにいかなきゃと思ってたんだけど、なかなか羽田空港に用事もないので、行けないままであった。今回思いついた鉄用事のついでに、積年の鉄課題も解消と、ぶらり旅らしさが急上昇して大喜び(笑)。
ここでふと「羽田空港第3ターミナルって新駅だよね、出来てから行ったことないじゃん!ここも微妙に乗ったことない路線に含まれるんじゃ!?そしたらもっといろいろあるような気がしてきたヤバイヤバイ」と思ってしまい、急に大焦り。しかし冷静になって考えたら「東京都だった(笑)」今回は神奈川県内で乗ったことない路線を埋めていくので、厳密にはここは対象外。それでもこうやって行く機会があれば行くであります。ちなみに羽田空港国際線ターミナル駅/羽田空港国際線ビル駅の開業は2010/10/21とのこと。2010/7に第1ターミナルへ行ったので、開業直前だった。その方向で行くと、一番乗りたい新線は成田スカイアクセス線なんだよな〜(新線って言うけどこれも2010年開業)。
ところで多摩川最下流付近なんて、この季節寒くて行けないだろうと警戒しまくっていた。ちょっと暖かいという予報で決意したはいいけど、ホントに大丈夫かな‥と心配がまったくない訳ではなかった。実際は、寒さではない強敵に行く手を阻まれることに!(とか言ってるけど無事に行けました)
【京急大師線 すぐ制覇】
迎えた2/1。先に述べたとおり、京急大師線に乗りに行くのは超簡単。とはいえ川崎に出るのは、大和からに比べてちょっと不便になったと感じている。横浜線か南武線を利用することになるんだけど、これらが時間がかかるのでそう感じるんだろう。相鉄で横浜にスパッと出られる生活が長かったからなぁ。相鉄、東急線直通前に沿線から離れてしまってちょっと残念。新横浜まで直通なんて夢のようだよね〜!って、今は町田からその横浜線で行けるんだけどね(笑)。
行きは川崎まで横浜線ルートで向かった。時刻や料金はメモってないので省略。させてください(笑)。
町田
↓ JR横浜線 桜木町行(各停)
東神奈川
↓ JR京浜東北線 大宮行(快速)
川崎
↓ (徒歩)
京急川崎
↓ 京急大師線 小島新田行(普通)
小島新田
やっぱり横浜線が長く感じる〜とはいえ、その先サクッと小島新田に到着。大師線は、川崎大師へ行く際に何回も利用したのはもとより、ラウンドワンへ行くのに、終点手前の産業道路駅(現 大師橋駅)までは乗ったことがあった。
この一駅先に用がないのよね、と、唐木田へ行った2002/1のぶらり旅を回顧。もう20年以上も前なのね‥
【多摩川スカイブリッジに向けて出発するも、早速方向を見失う】
京急大師線を全線乗車、は川崎から10分程度で達成。わかっちゃいたけど早(笑)。という訳でどちらかというとここからがメインイベントと言っていい、多摩川スカイブリッジに向かって出発。 多摩川スカイブリッジは 2022/3/12 15:00 に開通した、多摩川最下流にある橋。川崎側にはこの橋のたもとにキングスカイフロントという拠点もでき、この地域の新たな発展が期待されている模様。
まぁざっくりそのへんに向かっていけばいいんだろう、今はスマホ地図もあるしラクラク〜。と、特に下調べもせず気楽にインしている私は、今もむかしも方向オンチ。スマホ地図を見ても、駅前の地図を確認しても、どっちに歩き出せばいいのかわからない。で、駅から出てきた人々はみんな目の前の橋にのぼって行くから、そっちなんだろうということにする。
鉄道的な眺めを堪能しつつ、悠々と橋を渡る‥も、スマホ地図のナビはなんだか逆方向をさしている。どうも橋を渡らずにいま眺めてる線路沿いを北方向に歩け、という指示らしい。えーでも結構渡っちゃったしなと、リルート頼み。あらためてその方向オンチぶりが心配になってきた(笑)‥というのはいつものことなのでそれほどでもなかったんだけど、それにしても風が強い!気温は予報通りで寒さはなかったものの、かなりの強風。川沿いはもっとすごいかもしれない。
出発早々道に迷いそうになったけれども、橋を渡ったあとにナビがリルートしてくれて、結果それほど遠回りせずキングスカイフロントに到着。こんな未来感溢れる場所はぜひ眺めておかないと、といつもなら突入していくんだけど、バス停の先に見えたヨドバシカメラの看板が気になって(笑)突入はせず引き続きK6に沿って歩く。
気になる看板の施設は、ヨドバシカメラの物流拠点だった。ヨドバシドットコムで買うとここから発送されるのかな‥などとしみじみしつつ、いよいよ見えてきた多摩川スカイブリッジへ。
【強風の多摩川スカイブリッジ渡橋】
多摩川スカイブリッジ周辺は高い建物がなく、橋自体も高い欄干がないので、見晴らし抜群。これはテンションあがる〜!‥んだけど、ここでこの日の強風がMAX。上のズームの写真、実は風で手元が揺れちゃって、被写体をまともに狙えなかった。スマホもしっかり持っていないと飛んでいってしまいそうで、絶景を優雅に撮影、とはいかなかった。
あまり風々言いすぎて、なんか申し訳なくなってきた。多摩川スカイブリッジの名誉のため(?笑)に言っとくと、この日は特に風が強かった模様。川沿い海沿いでなく、内陸の地元も日中は強風だったそう。だからもう少し風が弱くて、橋を渡りながら景色を楽しめる日もある、と思う。
羽田空港に近づくにつれ、今まで見えてきた景色もより間近に。東京モノレールも走っているところが見え、しばらく撮影待ちしたい‥ところだったけど、この時はとにかく風をしのげるところへと先を急ぐ。
【HANEDA AIRPORT GARDEN】
多摩川スカイブリッジを渡ってすぐ、複合型商業施設「羽田エアポートガーデン」は2023/1/31開業。ってオープン翌日だったのね!(調べてていま知った💦)
そうとは知らない訪問当時はとりあえず、強風がしのげたことにまず安堵。出来たばかりの施設という認識はあって、「しろたんのお店があるな‥」と相変わらずそういうところばかりチェックしながら空港方面へ。
【徒歩で羽田空港第3ターミナルに到着】
羽田エアポートガーデンからだと地続きというか、ゲートっぽいものもないので、特に歩いてきた者としては空港に来た感が薄い。すぐに駅の改札があり、空港内迷子にならずに済んだ。
さっそく東京モノレール駅の券売機で、念願の Welcome Suica を購入。Welcome Suica は海外旅行者向けのSuicaで、デポジットなし・有効期限あり・Reference Paper要携行(知らなかった) という特徴がある。日本国民の私としてはコレクションの目的しかないが、買っちゃいけない訳ではないので、久々の新柄入手にウキウキ。
京急側では、同じく海外旅行者向けの PASMO PASSPORT が販売中だった。これは空港駅だけでなく、私の記憶では東京メトロ新橋駅とかでも見かけたことがあるので、ここでなければというものではない。しかし「※外国人のお客様専用のカードです。」とこの看板にも明記されているので、私は買うことができない。看板の前で、もうがっつりと前屈みで指くわえ(うそマスクしてました)。
目的は果たせたものの、せっかく来たので空港らしいところも見学していく。向かって左手に見えた和風の施設は「EDO MARKET PLACE」という名称とのこと。東京スカイツリータウンの東京ソラマチにこんな感じのところがあったような。この時はちょっと疲れたのもあって、このあたり(4F)をちょっとうろついて帰路についたんだけど、あとで調べたらこの上の階に展望デッキがあったのネ。相変わらず大事なところは気付かない私。
帰りは京急で川崎に戻り、なんとなく南武線経由で帰路についた。やっぱり南武線が長く感じる〜(行きと同じ感想)。
羽田空港第3ターミナル
↓ 京急空港線 逗子・葉山行(エアポート急行)
京急川崎
↓ (徒歩)
川崎
↓ JR南武線 立川行(各停)
登戸
↓ 小田急小田原線 藤沢行(快速急行)
町田
羽田空港からの帰り、せっかくだから Welcome Suica で帰ろう‥と入場してから気がついた。IC料金って1円単位で半端が出るから、ピッタリ使い切るのが面倒なんだった。ここでも疲れから判断が鈍る。それで、その後の料金を調べて使う部分を調整したり、町田駅で10円単位チャージをしたりして、なんとかピッタリ使い切った。
まずは近場でサラッと、のつもりだった京急大師線〜羽田空港第3ターミナルのぶらり旅。しかし行ってみたら書き留めておきたいこと満載‥次以降はもう少し気楽に行きたいところ。