平成11年度NHK新番組情報(総合)

毎度お世話になってます自称「さる情報筋(苦笑)」様より、2月3日(水)午後の記者会見で公式に発表された平成11年度NHK新番組をいただきました。いつもありがとうございます。いただいた内容(PlainText)をほぼそのままHTML化しました。

公式発表ですがあくまでも現時点でのもので、番組名・内容・放送時間などが変更される場合もあるとのことです。予めご了承下さい。


なお今回いただいたのは総合テレビのみです。教育テレビ関連については後日いただけるとのことなので、到着次第同様に公開させていただきます。



  • 連続テレビ小説「すずらん」
  • 大正末期、生後間もなく北海道のローカル線の小さな駅に捨て子にされたヒロイン・常盤萌が、育ての親や周囲の人々から深い愛情を注がれて成長し、波乱に満ちた生涯を持ち前の逞しさで切り拓いてゆく物語。ヒロインは2000人の応募者の中から選ばれた新人・遠野凪子が演じる。
    ○作 清水有生
     出演 遠野凪子(ヒロイン・常盤萌)
        柊瑠美(10歳頃の萌)
        橋爪功(萌の育ての父・常盤次郎)
        内山理名(常盤家の長女・明子) 他


  • 「ニッポンときめき歴史館」
  • 4月6日(火)から 毎週火曜 午後10:00〜10:45

    「堂々日本史」に変わる新しい歴史番組。毎回、歴史を良く知らないけれど詳しく知りたいという「納得志願ゲスト」が登場、実物資料や再現品、原寸大セット等多様な仕掛けを通じて、推理・体感・納得して行く。歴史の実感を求めて、工夫に満ちた演出で「やってみる」新しいタイプの歴史番組。
    ○キャスター 内藤啓史アナウンサー


  • 「水曜 ドラマの花束」
  • 4月7日(水)から 毎週水曜 午後10:00〜10:45

    女性向けドラマを中心に、ハートウォーミングで元気の出る作品を集めるドラマ枠。45分×6回シリーズを中心に、バラエティーに富んだテーマ・題材、新鮮なキャスティングで送る。
    第一回作品「緋が走る」
     「緋」とは朱よりも赤く、炎より深い、究極の陶芸の色。陶芸の郷・萩を舞台に、陶芸に挑む青春像を描く、人気劇画のドラマ化。
    ○原作 ジョー指月・あおきてつお
     脚本 富川元文
     音楽 渡辺俊幸
     出演 田中美里 山田純大 的場浩司 中村俊介 真野響子 林隆三 他


  • 「地球に乾杯」
  • 4月8日(木)から 毎週木曜 午後10:00〜10:50

    まだまだ知られざる世界や知ってみたい世界が、この地球には溢れている。北極圏に今も残る「オーロラ伝説」や、秋田県の「ナマハゲ」に似た行事が伝わるスイスの山村など、世界に飛び出し、興味深い題材をわくわくしながら描いて行く。
    (なお、スペシャル版を3月27日に放送予定)


  • 「スタジオパークからこんにちは アナウンサーにQ」
  • 4月9日(金)から 毎週金曜 午後2:05〜2:30

    普段の画面では見られないアナウンサーの素顔を、担当番組の紹介とともに伝える新番組。とっておきの工夫や話術、放送までの準備風景や資料の数々、楽屋裏の打ち明け話など、ひと味違ったアナウンサーの素顔をご紹介する。スタジオパークからの公開放送。


  • 「イベントマップ」
  • 4月2日(金)から 毎週金曜 午後7:57〜8:00

    NHKでは、年間を通じて展覧会・音楽会など様々な催し物を行っている。これまでもニュースの時間や様々な広報番組を通じて内容の紹介をしてきたが4月からは「イベントマップ」という独立したタイトルの枠を設け、よりわかりやすい演出で、イベント情報を放送する。


  • 金曜時代劇「しくじり鏡三郎」(21回シリーズ)
  • 4月2日(金)から 毎週金曜 午後8:00〜8:45

    時は江戸時代後期、一本気な性格から老中に逆らったために「お役御免」となり、出世街道から外れたのが主人公の御家人・拝郷鏡三郎。彼は、良き理解者であるかつての上司のはからいで、「大番屋」(商人たちが金を出しあって作った私設警察のようなもの)の元締めとなる。心ならずも始めた大番屋勤めだが、そこで庶民の喜怒哀楽や人情に触れ、鏡三郎も「人生の輝き」を取り戻してゆく。
    ○原作 佐藤雅美 著「縮尻鏡三郎」(平成11年3月刊)
     脚本 松原敏春 尾西兼一 宮村優子
     出演 中村雅俊(主人公・拝郷鏡三郎)
        富田靖子(鏡三郎の恋人・おりん)
        伊武雅刀(鏡三郎の親友・秋山半四郎)
        里見浩太郎(鏡三郎の元上司・三枝能登守)


  • 「NHK週間ニュース」
  • 4月3日(土)から 毎週土曜 午前8:30〜9:15

    週末の朝、家族が顔を揃えたリビングに、日々のニュースだけではわかりにくい世界の動きをせき止めて伝える新番組。NHKのニュースセンターに世界中から集まる膨大な映像・情報を凝縮し、再構成。週明けの職場や暮らしに必ず役立つ45分間。
    ○担当 川端義明アナウンサー・村上里和アナウンサー


  • 「土曜スタジオパーク〜あなたの声に答えます〜」
  • 4月から 毎週土曜 午後1:50〜3:00

    「NHKの今」を知っていただくために新設した70分のワイド広報番組。視聴者のみなさんの声に答えるコーナーを中心に、最新番組情報からイベント情報・地域放送局情報など盛りだくさんの内容。毎週ビッグなゲストを迎え、NHKスタジオパーク内450スタジオをキーステーションに生放送で伝える。
    ○キャスター 宮本隆治アナウンサー


  • 土曜特集「頭のゲーム 脳ビタくん」
  • 月1回 毎月第3土曜 午後7:30〜8:00

    ゲームを通じて楽しみながら脳の活性化をする、いわば脳のビタミン剤が「脳ビタくん」。男女対抗のチーム戦で、映像やパントマイムによる視覚的なゲームや、様々な言葉に隠された共通するものを推理するゲームなど、新しい形式のゲーム番組を目指して行く。
    ○出演 原日出子 なぎら健壱 清水市代 ほかのみなさん(予定)
     司会 水谷彰宏アナウンサー


  • 「爆笑 オンエアーバトル」
  • 3月28日(日)から 毎週日曜 午前0:25〜0:55

    今売り出し中もしくは近々売り出しのお笑いタレントたちが、放送=オンエアー=に出られるかどうかを賭けてバトルを繰り広げるコンテスト番組。毎週出場する15組のタレントたちのうち、オンエアーとなるのは7組だけ。出場者は審査員となる200人の若者たちの前で、とっておきのネタを熱演する。(第一回は45分のスペシャルバージョン)
    *司会 伊藤雄彦アナウンサー(予定)


  • 「どうぶつ家族」
  • 4月11日(日)から 毎週日曜 午前11:44〜11:54

    地球上に暮らすどの動物も、人間と同様家族の絆を持って生きている。NHKに蓄積された貴重な映像資料の中から、世界中の動物たちの家族が見せるユニークな行動を中心に再構成し、家族の絆を暖かく描いて行く。


  • 「推理バラエティー 誰もいない部屋」
  • 4月4日(日)から 毎週日曜 午後11:00〜11:45

    部屋からその住人のプロフィールを推理する新しいタイプの知的エンターテインメント番組。渡辺満里奈、山田五郎、林家こぶ平ら、部屋の住人を推理するプロファイらーは、部屋のたたずまい、家具や調度、愛用の品々から、知識・経験・直感を駆使してその人物像に迫ってゆく。その推理の過程で人と部屋、人とモノとの不思議な関係が浮かび上がってくる。


  • 「ERIII 緊急救命室」
  • 4月4日(日)から 午後11:45〜午前0:35

    全米で空前の社会現象となっている「ER 緊急救命室」待望の第3シリーズ。シカゴ・クック郡総合病院を舞台に、若い医師や看護婦たち、そこへ次々に運び込まれてくる患者たちの織りなす人間ドラマを、息もつかせぬテンポと緻密なリアリティで描き出してゆく。第3シリーズでは更にドラマティックに物語が展開、主人公たちもより成長してゆく。
    ○制作 コンスタント・C・プロダクションズ
        アンブリン・テレビジョン
        ワーナー・ブラザーズ・テレビジョン


  • NHKスペシャル「驚異の小宇宙・人体III〜遺伝子・DNA〜」
  • 5月2日(日)〜4日(火)・8月8日(日)〜10日(火) 全6回
    (放送時間未定)

    これまで内外25の賞に輝いたNHKスペシャル「人体」シリーズ。今シリーズでは、遺伝子を通して秘められた人体の謎に迫り、その解読が人類に何をもたらすのかを探っていく。
    第1集「生命の暗号を解読せよ」〜ヒトの設計図〜
    第2集「つきとめよガン発生の謎」〜病気の設計図〜
    第3集「日本人のルーツを探れ」〜人類の設計図〜
    第4集「命を刻む時計の秘密」〜死の設計図〜
    第5集「秘められたパワーを発揮せよ」〜精神の設計図〜
    第6集「パンドラの箱は開かれた」〜未来人の設計図〜
    *キャスター 古屋和雄アナウンサー
     ナレーター 山根基世アナウンサー
     音楽 久石譲


この他、継続番組の内、下記の番組は放送時間帯が変更になります。
○「オモシロ学問人生」 毎週水曜 午後11:45〜午前0:10に
○「未来派宣言」 毎週木曜 午後11:45〜午前0:10に
○「食卓の王様」 毎週金曜 午後10:20〜10:55に
○「新日本探訪」 毎週日曜 午前8:30〜8:55に
○「新アジア発見」が毎週日曜 午前10:05〜10:30に
○「週刊こどもニュース」 毎週日曜 午前10:30〜11:00に
○「課外授業 ようこそ先輩」 毎週日曜 午前11:00〜11:45に
 なお総合テレビ全体の番組改編率は17%です(昨年度:22%)。



個人的には、最近ハマりつつあるものの朝起きれなくて困ってる連ドラ「すずらん」の主役がどんな娘かとか、「しくじり鏡三郎」の脚本に妙な名前があるけど同じ人?とか、「土曜スタジオパーク〜あなたの声に答えます〜」がはじまると日曜朝(=野地)のはどうなるのかとか、NHKも若手芸人モノやアナウンサーモノやるのね(もうあったっけ?)とか、ERもいいけどパワーレンジャーもやって(テレ朝に言えってね)、あたりが気になったところでしょうか。関係ないんですがうちって総合の映りがあんまし良くないんですよ。VHS 3倍で録画した番組でテロップが出ると画面下が乱れるんです。電波障害有の地域だし3倍なんで仕方ないんですが、ちょっと寂しいっス。