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レンジャーキー五段飾り
2011/09/19(月) 22:08 What's Fool? | おもちゃ
海賊戦隊ゴーカイジャーのレンジャーキーについては、とりあえずレッドは全戦隊分出そうだったので、集めて並べたいなと思った。レンジャーキーはフィギュアとしての出来が秀逸だと思うので、ぜひともディスプレイしたい。しかしレッドだけでも35体、それをそのまま縦なり横なりに並べたら結構な広さの場所が必要だ。コレクションケースなどではちょうどよさそうなものが見当たらない上に、キーは一応自立するけれどもすぐ倒れてしまうような形なので、既成品ではしのげなさそうだ。
いきなり完成図だけど、という訳でこんな雛段のようなものを作ってみた。素材まんまで色気もなにもなし。どうせ真っ赤っかになるしとコスト最優先。アクリル大好きなのでフルアクリルでの工作も考えたけど、それだとそうとうな額になってしまうのでお安い板で。
段数は5で、それぞれ7体ずつ飾ってちょうど35体になるようなサイズ。まだ全戦隊レッドが揃ってないので、この写真を撮ったときにあったものを並べてみた。まだ最前列があいてるけど、だいたいこんな感じ。
○こだわりポイント:アクリル棒
基本的には安い素材ばかりなんだけど一点だけ、各段前面に貼り付けたアクリル棒だけはちょっとこだわってみた。
このように前に足をひっかける・後ろの段との段差とあわせて立てかける、という形で安定させている。足をガッチリ固定させてしまうと、キーで遊びたいときにホイホイ取り出せなくなってしまうので、このくらいで乗せる感じにした。固定に関する機能だけであれば、ここの棒も安い材質でもいいんだけど‥
透明のアクリル棒にすることで、正面から見たときも足先まで自然に観賞可能。あぁ、やっぱりアクリルはイイ(笑)。
○こだわってないポイント:フードカバーなし
コレクションケースのようなフードカバーは今回用意しなかった。コスト面のこともあるけど‥
ウチの本棚に収まればよかったので(笑)カバーは不要なのでした。作るとしてもそれほど特殊な形にはならないだろうし、寸法を合わせて特注すればよさそう。
○いろいろ問題点
できあがりをイメージし、それぞれの寸法をキッチリきめて材料を集めたつもりだったんだけど、まぁはじめての試みではいろいろ失敗もあるもので。まず寸法間違い。
最下段がちょっと短いのは単純な寸法誤り。ハズカシ〜。まぁディスプレイ時は隠れるところなのと、このくらいの段差だと全体の安定度に影響もないので、今回はそのまま製作を進めた。
あと、最上段の奥行きが計算通りにいかなかった、というのがあるけどそれは次々々項で詳しく。
○材料と組み立てについて
ほとんどの材料は東急ハンズで購入。写真には一部100円ショップで買ったものも写っているけど、今回は特に使わなかった。
※ホントは最下段の寸法誤り部の補強に使ってたりするけど、寸法を間違えなければ(笑)不要。
飾り台には厚さ9mmのMDF板を使用。大きめの板1枚をカット加工で切ってもらった。簡単な形なので依頼するのもラクだけど、切りしろ5mmが必要だったので、あまりピッタリの板は選べないので注意が必要。
当初は背板もMDF板にしようかと思ったんだけど、寸法誤りのこともあって、急きょバルサ板で間に合わせた。素材には特にこだわりはなくて、ちょうどいいサイズのもの(バルサパック)があったので。
アクリル棒もハンズで売ってるけれども、今回はアクリ屋ドットコムさんでアクリル角棒のセミオーダーで注文した。
外径: 10mm角
厚さ: 0mm
加工: カット加工
長さ: 300mm:
数量: 5
組み立てについては難しいことはなくて、板を木工用ボンドでくっつけただけ。ごく普通のボンドで、コニシ製じゃなくても多分大丈夫。いきなり5段接着はズレてしまったりするので、2段ずつ接着させて乾いたら次、というふうにしている。
ただ、アクリル棒の接着だけは「ボンド ニューハイスティック」というものを使用。アクリルと他の素材との接着に適していて、最初は色がつくけれども硬化したら透明になるという、初心者にも優しい性質。アクリ屋ドットコムさんで棒と一緒に購入した。ちなみにアクリル棒は台座の接着が終わってから接着。
○寸法図
参考までに寸法図。この寸法図は、上の写真の完成図とは少し違う部分がある。
補足その1:
この寸法にすれば、斜線をひいた部分ははみ出ません(笑)。
補足その2:
完成図では背板を最上段の上に乗せるようにしているが、寸法図の背板はこの写真の赤い部分のように裏側に貼り付けるのを想定した高さになっている。
○寸法に関する課題
キーを乗せる部分の奥行き(アクリル棒から背もたれ部までの間隔)は、どの段も17mmで設計した。この幅だとキーがいい塩梅で傾いて安定度も良い。2〜5段目はこれでいいのだが、最上段は背板でキー全体を支えられるため傾けられず、17mmだと少し狭苦しい。直立に近い状態になってしまうため、安定度もやや不安がある。傾かなくても見た目には違和感はないが、最上段だけは少し広めにしたほうが良いと思う。
10月に全レッドが揃ったらあらためて撮影する予定。