アフィリエイト

物珍しさという点では既に旬は過ぎ、定着した感のある「アフィリエイト」、今更説明するまでもないが一応、意味をe-Wordsから引用すると、

アフィリエイト 【affiliate】
Webサイトやメールマガジンに企業サイトへのリンクを張り、ユーザがそこを経由して商品を購入したりすると、サイトやメールマガジンの管理者に報酬が支払われるというシステム。「アソシエイト」などと呼ばれることもある。

ちょっとしたバナーすらもうっとうしいと言われていた頃から数年で、個人サイトにもバリバリ商品写真が掲載されるようになった。いい時代になりましたね。私も一時やってみようかな、なんて思ったこともあった(正確には今でもその気はある)けど、ただサイトにリンクを置くだけとはいえ、副収入とするためにはそれなりにがんばらないといけない、という固定観念があって、通常更新すらままならない現状でそれはできんなぁ、と二の足を踏んでいる。収入と考えず、自分の買ったものを紹介するついで、程度で扱えば、紹介する時もラクになるしいいんだけどね。

‥と、そんな「やるかやられるか」(やられはしないけど)的なことを述べたいのではなくて、もの申したいのはこの名前。言いにくかないですか。自分でやってないし身近な人とそんな話をする機会もないので、普段この名前を口にすることはなかったんだけど、先日ついに仕事で関わることになって、打ち合わせなどでこの名前を言わなければならなくなった。

「‥で、そのアファリ、じゃない、アフリ、アホリ、アハリ‥そうそうそれそれ」

こういう言葉は英単語の綴りを見れば正しく理解できる、と思っているが、馴染みがない上に「アフィリ」ってやっぱ言いにくい。「アソシエイト」じゃダメなんだろうか。アソシエイトだと別のものが連想されそう、ってことかな、というのもなんとなくわかるんだけど。

ことこの業界の用語は「直輸入」であるケースが多い。「Mission Impossible」の邦題を「スパイ大作戦」と変えた、「Sledge Hammer」を「俺がハマーだ!」と変えた、そんな古き良き日本の文化を、IT用語にも適用していけたら、そうだったらいいのになー、と歌い上げながら思う今日この頃。じゃ、言いにくい「アフィリエイト」はというと‥‥「俺がアフィリだ!」(言いにくさ変わってナイ)