サザエさん症候群

先日飲みに行った時の席で、先輩から「サザエさん症候群」という言葉を聞いた。日曜の夕刻、あのエンディングの曲(サザエさん一家)を聴くと「あぁ、明日から仕事なのか」と思い憂うつになっていまうというもの。先輩は医師などからそういう診断をされた訳ではなく、それだけ今の仕事に思い悩んでいるんだよ、という意味でこの名前を出したのだが、相変わらず世間知らずな私は「サザエさん症候群」と聞いて‥

  • 立場上Noと言えない状況が続きすぎ、命令や指示に対して「(仕事をなんでも)いたちま〜す!ドン」と太鼓音込みで言うようになってしまう
  • 多忙で走り回りすぎた結果、走行時に「ピキュピキュピキューン!」と音がするようになる
  • 心労のあまり幼児退行してしまい、「ハ〜イ〜」「チャ〜ン!」「バブ〜」の三語でしかコミュニケーションがとれなくなる
‥いや結構真面目にそう思った(ばか)。ただ「サザエさん」症候群と言っときながら、タラ&イクラにしか言及していないので、おそらく違うだろうと思ったらやっぱり違った(そういう理由で違ったんじゃないが)。ちなみに3つめに関しては、「心労のあまり食事も喉を通らなくなり、『んがんぐ』」にしようと思ったんだけど、そうするとタラ&イクラ固めにならないので、断腸の思いで外させていただいた。別に外さなくてもいいじゃん。てか毎度々々そんなくだらない理由で断たれてちゃ、腸も泣くよ。超泣く。

なんて、テクノ依存症のときと同じパターンでいってみたけれども、本当に知らなかったのでいろいろ調べていたら、全国生協連の「メンタルヘルス健康ガイド」というページを見つけた。サザエさん症候群やテクノ依存症だけでなく、いろんな症候群があるんだね(詳しくはこのへん)。まだ全部は読んでいないけれども、どの症状も多かれ少なかれ自分に思い当たる節がある気がしてならない。それだけ誰にでも陥る可能性がある、と解釈しておこうか。ところでテクノ依存症は、9年前にテレビで見た解説とはちょっと違うみたい。だからといってテクノカットがらみでないのは9年前から変わらないけれども。

それにしてもいっぱいあるなぁ。ここまで来たら勝手に新しい病名の名付け親になっても気付かれなかろう。例えば、美しさを求めるあまり「ゴゥ・フラッシャー!」暴発→ゴーショーグン症候群 ってここでもやっぱり駄洒落締め。駄洒落連発は病気として扱われないだろうか。そうならないことを祈る(笑)。