たまには泥酔も大切

今日の仕事は、昨日ほどしんどくはなかった‥というか、独りバタバタしても仕方ないと思ってややのんびりめに進めるようにした。そうしたら少しラクだったけど、当然というかしんどい話もあるワケで‥胃はキリキリしっぱなし。来週の胃カメラ大丈夫かな〜(苦笑)

で帰りは、なかなか予定があわない同僚の皆さん(といっても私含め3人)と、無理を言ってSBYへ飲みに行ってもらった。全員それぞれにツラい思いで日々をすごしているので、必然的に愚痴大会になるワケだけど、みんな器の広いことよ。私のくっだらない悩みも聞いてくれて、励ましてくれた。私が皆さんのそれについて返せていたかはわからないけれども、少なくとも私はホントに救われた気がした。微妙に新しい環境になって、なんか孤立感を味わっていたここ数日にあって、一番テンションのあがった夜だったと思う。

でもテンションあがりすぎて、気分よくなっちゃって飲み続けてたら終電なくなっテルヨ(爆)といってもこの時は非常に気が大きくなっていて、「まぁ途中の駅まではなんとかなるだろ」なんて思いつつ皆と別れ。既に来慣れた渋谷駅前なのに今どこにいるのかわからない状態で、手探りで半蔵門線の入口を探す。やっとみつけたハチ公前の地下階段を降りようと思ったら、階下で「もう入れません」と警備員みたいな人に行く手を止められてしまった。オゥ、こんなのはじめて(爆)これは相当帰りにくい状態なんだ、と次第に酔いも覚め、じゃあタクシーで帰るしかないんだと、ぼんやり信号の近くで空車を待つ。その間、何度も編集中を操作ミスで消しつつも友人たちからのメールに酔っぱらい返信を送りまくり。夜分遅くにすみません。で、待ちはじめてから40分くらいたってようやくタクシーがつかまって、246をひた走り。またこの運転手さん(41)がいい人でさ。道中ほとんど運ちゃんの苦悩の半生を話してたようなものだったけど、結局はここでも沈んでる私が励まされてしまった。運ちゃんは30代のはじめに前職で相当苦労して、この業界に入ったんだけど、今となってはかなりのヤリ手で、出版社から「その稼ぎ方の秘密を本にして出さないか」と言われている程の人らしい。これまで幾度もチャンスを見逃してきてしまったので、今は地道に稼ぎつつ家族を養いながら、新たな人生の転機のチャンスをうかがっているとのこと。うちの近くまできて私が降りる時には「がんばるっきゃないですよ!お互いがんばりましょう!」なんてさわやか締め。もうね、「泣いた」(泥酔時も田口トモロヲ風)いやマジで泣いたヨ。これだけ人のありがたみというものを感じたことはなかった、といっていいくらい。同僚の励ましもホントにありがたかったし、初めて会ってこの先会うこともないだろうタクシーの運ちゃんの言葉も心にしみた。人生捨てたもんじゃないね。私も少し、自分の生き方の考え方を見直そうと思った。と、柄にもなくさわやか締めをしてしまう今も泥酔中(爆)よくこんなにツラツラと書けるなオレ。