ITカレー

今年の年末も最終日の今日まで血管が切れそうになるくらい忙しい日々が続いてしまった。そんな仕事もようやく一段落、年末年始は(何事もなければ)平穏に暮らせそうである。はやく年賀状を書きたい。

で、まだ忙しかった昨日(12/27)朝のこと。出先の東京モノレール 流通センター駅改札前でこれから一緒に仕事をする人と待ち合わせをしていた。ちょっとはやく到着してしまったので駅前をキョロキョロと見回していたら、改札横に「キラ☆ラ 手づくりベーカリー」という駅売店規模の小さなパン屋を発見。パンの他、カレーも販売しているようなのだが、イチオシ商品と思われるものの名前が書かれた看板が前面にどーんと掲げられていた。その名は、


  I・Tカレー  


「IT革命」という流行語が陳腐化した今こそ、その現状を見つめ直す機会なのかもしれない。しかし、情報化の波はカレーにまで及んでいたのか。Information Technology Curry ‥一体どんなカレーなのだろう。甘いのか辛いのか。中をとって中辛か。なんで中をとるのか。「IT」という名前がついているのに、IT関連の仕事をしている私にその情報が入ってきていないのは少々おかしな話だ。

ところで「I・T」と、ナカグロがついているのも気になる。そこで詳細を知るべくその看板をよく見てみた。


  I・Tカレー  
(インド・テイスト)


‥‥‥‥‥‥。ま要するに「本格的な味」ということだった。「国産地鶏と野菜、果物20種類以上を使ったヘルシーなカレーシチューです」との解説もすぐ下に書かれていた。(カレー鍋の)蓋を開けてみればそういうことであったが、ちょうどIT関連技師が集まりそうなこの場所(最近はわりとそう)にこの名を打ち出せば、訪れた人々が興味をひくことは確かだ。なかなかあっぱれなネーミングである。

という訳で、もっと膨らましたいところでネタの決着がついてしまったので、今度は店名である「キラ☆ラ」の☆が気になりだした。つのだ?それについては解説がなかった。し、聞いてもこなかった。当たり前か。ちなみにI・Tカレーは結局買わなかったので値段や味は不明。すんません。