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ぶらりファイト はまりんスタンプを押そうの巻
2001/09/02(日) 00:00 ぶらり自己満足の旅 | ぶらり旅行記
(↑上の日付は旅行日を示しています)
2001/09/20 初版作成
【ついに『関東の駅百選』にまで手を出す?】
「駅の旅物語 関東の駅百選」(監修/「鉄道の日」関東実行委員会, 人文社刊, ¥1,600+税)なる本を買った。
「関東の駅百選」については、本旅行記でも度々言葉としては出ていたもののキチンと書いていなかったのであらためて。平成6年より10/14を「鉄道の日」(ロゴマークはテッピー君)とし、全国各地でイベント等が催されており、関東運輸局管内でも横浜駅周辺で記念イベントが毎年計画されている。その一環として、平成9年から平成12年まで「関東の駅百選」事業が行われており、街の顔、シンボルとなる駅等を広く公募、4年間で100駅を選定するというもので、平成12年の第4回選考委員会によって最終25駅が決定、選定事業は終了とのこと。
「駅の旅物語 関東の駅百選」はその100駅を紹介した本で、各駅の概要や周辺の見どころ、100駅の一覧表などが掲載されている。ただ「物語」というタイトルがついている手前、本編は旅行記風になっており、読み物としても退屈しない構成になっている。んだと思う。この本をみつけ、読むまであまり「関東の駅百選」というものに関心のなかった私は、これを期に関心を持とうと思い、また一覧などのデータ的側面が気に入って購入した。
この本のおかげで「多摩センター駅のあのフキダシみたいなのは汽車の車輪をイメージしている」とかいろいろなことがわかった。多摩センターのみならずこれまでいくつも選定駅に訪れていたんだなぁとしみじみしていると、横浜市営地下鉄の選定駅(センター北、踊場の2駅)を紹介したページで私の目はロックオンされた。
毎年25〜6駅ずつ選定された駅にはスタンプが用意され、「関東の駅百選スタンプラリー」が開催されていた。今年は第四期に選定された25駅のスタンプラリーを4/27〜10/5までやっている。「駅の旅物語 関東の駅百選」には各駅のスタンプの絵柄も小さく紹介されているのだが‥
「センター北と踊場のスタンプに、はまりんがいるぅ〜!」
さすがに関東の駅百選スタンプラリーの全駅踏破は出来っこないので諦めていたが、この2駅に行くくらいは造作もない事。この夏、相鉄/小田急のスタンプラリーで鍛えたスタンピング(←上手にスタンプを押すことのつもり)技術を早速有効活用だ!という訳で、前日さんざん電車に乗りまくったというのに凝りもせずはまりんスタンプを押すぶらり旅に出た。
【ネコ型駅】
大和 15:08発
↓ 小田急江ノ島線 片瀬江ノ島行(急行)
湘南台 15:15着 ¥180
湘南台 15:18発
↓ 横浜市営地下鉄 あざみ野行
踊場 15:26着 ¥230
そうは言っても、さすがに前日の疲れから出発はおそくこんな時間。にしても市営地下鉄が湘南台まで延伸してくれたおかげで、市営地下鉄が非常に身近になった。とはいえ、こんな用事でも作らない限りなかなか利用する機会がないのが少々残念である。
踊場駅に降りるのははじめて。「駅の旅物語 関東の駅百選」を読むまで選定駅であることすら知らなかった。それはともかく早速スタンプを押そう!と改札を出ると、通過後にエラーが発生し時間差で扉が閉まるという事態が発生。改札はエラー音が鳴り響いている。しばし起きた状況が把握できずその場で立ち尽くす。通過は出来ているので利用者的観点からすればそれなりにしてもいいかもしれない。が、出てきたカードを見てみると出場の印字がされていない。これは次に利用する時に面倒なことになりそうだ。という訳で改札横の駅員さんに問い合わせてみた。
私「あの〜、改札があんなでカードがこんなになっちゃったんですけど‥」
駅員「(カードを)お調べしましょうか?」
と言って駅員さんは備えつけの機械にカードを入れて調べはじめた。珍しいので覗いてみると、画面にカード発行会社等が表示されている。おぉ、こんなマシーンがあるのかと関心していたら、
駅員「どうもですね、ウチの改札、読みが甘いみたいで‥もう1回改札に入れてもらえます?」
「読みが甘い」って表現がイカス〜。要するにさっきの改札通過は無効扱いになっているので再度チャレンジして頂戴ということだ。そんな訳で、駅員さんのいるところからもう1回改札内に入り、自動改札に通してみた。今度はエラーも出ず印字もされた。カードを見ながらよしよしという顔をしつつ駅員さんの方を見たら、向こうも安心したような表情をしていた。
本題に戻ってスタンプを、と思ったらその駅員さんのいる窓口の横にスタンプが置いてあった。ちょっと恥ずかしいく感じつつも、持参した自由帳に押印。
踊場駅のスタンプ。スタンプにもはまりん。
「ニンテイダヨ!」
あ〜、はまりんだぁ〜。と喜びつつ、駅写真を撮りに外へ出る。スタンプの形もそうだが、踊場駅には猫をイメージしたデザインがそこかしこに存在する。この辺りで猫が踊ったという言い伝えから踊場という地名がついたらしい。
踊場駅出口のひとつ。
猫耳っぽい屋根部分から自然光が差し込むようになっている。
4番出口を出たところ。
4番出口は「横浜市踊場地域ケアプラザ」の建物に直結。
こう見ると「なるほどバリアフリー」と思いたくなるが、
肝心の4番出口には階段しかない。エレベーターはちょっと離れた出口にある。
踊場駅の踊り場にある‥‥こんなの何ていうんだろ。
ともかくここにも猫。
猫目を模した壁面。夜見たら恐そう。
駅通路にある「区界」。
‥と一通り見てまわって思ったのは、猫関連のものは4番出口に集中していて、他はわりとフツーの市営の駅だったということ。それと、関東の駅百選認定理由に「道路から直接エレベーター、エスカレーターが使用できる」というのがあり、それは確かにそうだったんだけど、一番駅として見栄えのする4番出口には階段しかなく、皮肉にも老夫婦が「あらー、まだ昇るのかい」と苦労していたのも4番出口だった。あっちにエレベーターがありますよと教えたくてももう半分昇っており、こちらとしては気の毒に思うにとどまってしまった。
おそらくこの老夫婦を見かけなかったらそんなことにも気付かなかっただろう。バリアフリーって何だろねと考える瞬間であった。でもこういうことってよくあるよね。
柄にもなくこんなことを考えてしまったものの、来た理由ははまりんスタンプだったよなと独り苦笑して踊場駅をあとにする。
【三ッ沢上町でぶらり途中下車】
踊場 15:50発
↓ 横浜市営地下鉄 あざみ野行
戸塚 15:52着 ¥200
戸塚 16:03発
↓ JR東海道線 東京行
横浜 16:13着 ¥210
横浜 16:21発
↓ 横浜市営地下鉄 あざみ野行
三ッ沢上町 16:24着
つづいてセンター北方面へ行くのには、市営地下鉄をずっと乗りつづけていれば良いのだが、正直退屈だ。という訳で戸塚から横浜までは東海道線でショートカット。かかった時間を見るとあまりショートカットしたことになっていないのかもしれないが、気分的には大いに短縮した気持ち、わかっていただけるかと思う。
でセンター北に直接向かうかと思いきや、三ッ沢上町で途中下車。以前仕事で来たことがあるこの地に何かあるのかというと、こんなものがある。
駅や車内での注意事項を述べるはまりんの看板。
何度か市営地下鉄に乗っていて見かけたので、この機会に撮影。ホームにあるこの看板を撮影したくて下車したので改札は出ず、次の電車であらためてセンター北へ向かった。
【時既に遅し、センター北】
三ッ沢上町 16:33発
↓ 横浜市営地下鉄 あざみ野行
センター北 16:51着 ¥320(横浜から)
未来都市センター南の隣もまた未来都市、センター北駅。
ここも4号線工事中。
センター北駅に到着。が、到着前までに少々諦めモードに。実は踊場駅で「第四期関東の駅百選スタンプラリー」のスタンプ帳を入手していた。それを読んでいたら、いまは第四期に選定された駅でしかスタンプラリーをやっていない様だ。ここセンター北は第二期選定駅である。だからもうスタンプ置いてないんじゃないかな‥‥の予想通り、スタンプは置いてなかった。まぁ踊場のスタンプで充分満足できているので、ここはじゃあ駅前散策でもするかってんで出てみる。
センター北駅前「モザイクモール」。
ビル上に観覧車と言えば‥
いきなりドデカいビル、そしてその上に観覧車である。こんなのって大阪は梅田で見たような。よく見れば阪急百貨店?関西の人はこういう観覧車が好きなのだろうか。いずれにせよ眺めがよさそうである。
しかし、この時ちょっと頭痛がしていてあまり寄り道している元気もなかったので、残念ながら下から見るだけにとどめた。そんな体調だったので駅前散策といっても本当に駅前をちょっと歩いただけで早々に駅に戻ってきた。頭痛の原因はたぶん車内の冷房からだと思う。もう9月、真夏と同じTシャツ一枚で出歩いていると風邪をひいてしまうようだ。夏は暑いけど陽は長いし軽装で出かけられるしで楽だったなぁ。これからのぶらり旅はその辺考えて行く必要がありそうだ。
センター北 17:07発
↓ 横浜市営地下鉄 あざみ野行
あざみ野 17:12着 ¥230
あざみ野 17:28発
↓ 東急田園都市線 中央林間行(各停)
中央林間 17:48着 ¥210
中央林間 17:57発
↓ 小田急江ノ島線 片瀬江ノ島行(各停)
大和 18:03着 ¥150
帰りはあざみ野経由で帰ってきた。冷房でどうのと言っていたが、東急あざみ野駅ホームはこの日蒸し暑かった。この気温差がいけないのだろう。
センター北駅のスタンプは残念だったが、踊場駅のスタンプは押せて大満足。スタンプラリーというとどうしてもコンプリに夢中になってしまい、各スタンプの絵柄をじっくり見るのを忘れてしまいがちだが、このようにスタンプのデザインに注目してみるというのもおもしろいかもしれない。到底踏破できないスタンプラリーに、こんな形で地味に参加してみるというのもまた一興である。
‥なんて真面目風に締めてみたが、「デザインに注目」ったってはまりんじゃん。と言われたら実も蓋もないですハイ。
【パスネットホルダーは‥】
本編とあまり関係ないが、どうもどの売り場も完売がはやかった様子のパスネットホルダー、私は発売日(9/4)の朝に小田急中央林間駅の窓口で購入した。
かろうじて購入、パスネットホルダー。
裏面には20社局名の表記があるものの、表面のイラストは19社局。
ひらくと路線図があったりする。カードは60枚/冊収納できる。
1冊しか購入しなかったのは、既にうちにあるカードはパスネットだけでも1冊では全然足りないこと、では何冊買っておけばいいかというと未知数なことから、本来の使用目的では使わず限定グッズとして1冊購入するにとどめた。私は、ホルダーの類いって全て同じ大きさのものに収まっていないと気が済まない質なもんで、もしこのホルダーに収めていくなら、この大きさが未来永劫発売されてくれないと困る。ちなみに今は差し替え可能なリングファイルの汎用カードホルダーを使用している。少々高いがこれが一番扱いやすい。