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ぶらりイベント スーパー戦隊ワールド25スタンプラリーの巻(1/4)
2001/08/05(日) 00:00 ぶらり自己満足の旅 | ぶらり旅行記
(↑上の日付は旅行日を示しています)
2004/06/04 初版作成
【『任務を遂行した』という言い方も有】
こちらで宣言した通り、「相鉄アドベンチャー スーパー戦隊ワールド25スタンプラリー」に参加した。こういう時「参加した」という言い方でいいのかどうかわからないが、ともかくスタンプを押しまくったということだ。
7/29,8/5の2日間にわたってしまったが、開催期間全体からすると比較的はやめに完了することができた。そこで期間中にレポートし、これから押しに行く人の参考になるようなものができたら‥なんてことを考えていたのだが、スタンプラリーが終わったどころか約3年も経過してしまった。一応当時書き留めたメモが残ってはいるのだが、もう細かいことは思い出せない。という訳で2ページ目以降は画像のみの紹介になってしまった。いつものことながらすみません。
文章がある部分のほとんどは、ラリーが開催されていた当時(2001年)に書いておいたものなので、「今年」といった表現をしている部分は2001年のことだとしていただきたい。
【相鉄アドベンチャー スーパー戦隊ワールド25スタンプラリー 概要】
東映の「スーパー戦隊シリーズ」が、昭和50年にはじまった「秘密戦隊ゴレンジャー」から今年の「百獣戦隊ガオレンジャー」で25作品目を迎える。これを記念し、相鉄全線・全駅で2001/07/20〜8/31の期間、スーパー戦隊スタンプラリーが開催された。東映と相鉄ってどういう繋がりがあったんだったっけな?以前もこんなイベントをやったような記憶があるが‥
スタンプラリーは以下の要領で進められる。
1.まず「隊員手帳」をゲット
これが隊員手帳。
各戦隊の概要や関連イベントの日程なども書いてあり、結構おトク。
相鉄線全駅、またはグリーンぽけっとで購入できるこの「隊員手帳」(¥600)を買わないとはじまらない。この手帳にスタンプに押さないとダメで、いくら全駅まわってA0版の紙1枚にスタンプを並べても認めてもらえないのだ。
¥600は少々高い気がするが、各駅に対応した戦隊の概要説明(といっても当然子供向け)や関連イベントの日程、路線図、「電車を待つ時は、ホームの白線の内側で待とう」といった「隊員心得」などが書いてあり、特に隊員心得がおもしろいので相応な額ではないかと思う。ただ最終ページにある素顔のガオレンジャーの写真は、私としてはあまりいらない。
なお、本隊員手帳によるとスタンプラリー参加者は「隊員」と呼ばれ、「隊員は10駅以上のスタンプを目標とする!!」という指令が出されている、ということになっている。
2.各駅に設置されたスタンプを押す
気力押印!スタンプ台はこんな感じ。
この写真はゆめが丘ステーションのスタンプ台。
期間中、相鉄線の全25駅にそれぞれ違う戦隊のスタンプ台が設置される。先の隊員手帳にスタンプを押していき、10駅以上押せばオリジナルグッズ(後述)がもらえる。
スタンプ台は各駅に設置されているのだが、問題は置かれている場所である。改札の手前か出た先かで、スタンプ押印にかかる時間や1日乗車券(後述)を利用しない人には切実な問題となる。そこで、路線図とあわせて各駅のスタンプ台の設置場所を作成してみた。
緑園都市は改札を出なかったので不明だが、もしかしたら横浜と同じくグリーンぽけっと(改札外)にもあったかもしれない。それも、終わってしまった今となってはあまり重要ではないが。
この路線図から、1日乗車券を利用しないでいかに安く済ませるかという案が練られるか‥と一生懸命考えてみたのだが、結局「全駅踏破するなら1日乗車券を買った方がいい」という結論になってしまった。10駅まででとどめるならそれなりの案も出るが。
‥と、この1日乗車券について解説していなかったのであらためて。スタンプラリー期間中、購入日1日は相鉄全線乗り放題という「1日乗車券」が全駅で発売された。普段相鉄では1日乗車券のような切符を販売していないので、記念の意味でも1日乗車券を購入するのは意味がある。大人680円、小児300円。
1日乗車券。大人用はこの2種類あって、小児もまた別に2種類あった。
裏面にその日の日付が押印されて渡される。
1日乗車券はちょっと大きめの厚紙(右が大きさ比較用のパスネットカード)。
という訳で自動改札は通らない。
3.10駅以上のスタンプを押せばオリジナルグッズがもらえる
10駅以上のスタンプを集めたら、グリーンぽけっと(横浜、二俣川、三ツ境、大和、海老名、緑園都市、湘南台)に提出し隊員手帳にあるスタンプスペースに完了印を押してもらえる。
完了印。右が10駅完了時、左が25駅全完了時。
10駅完了印を押してもらったところで、記念品であるオリジナルグッズ「オリジナル缶バッチ」と「サイン入り特大ポスター」がもらえる。どちらかでなく両方もらえる。太っ腹だ。
オリジナル缶バッチ。
サイン入り特大ポスター。
もらえるのはサイン入りのポスターだが、サインが入っている・いないの両タイプが期間中相鉄線各駅に貼られていた。ところでサインである。おそらくもらった人、駅で見た人全員が同じ様にツッコんだと思われるので、あえてここで申し上げるまでもないのだが、一応書いておく。「ガオ Ranger」って。格好良すぎるじゃないの。こうなると「ギンガ Man」とか「ゴーゴー Five」のサインも欲しい。
4.記念グッズを購入する
あ、ラリー参加要領は3.までで、ここから先は関連情報である。スタンプラリー開催を記念して記念SFぽけっとカード(台紙付,2種類,各1000円,各10,000枚限定)と記念セット入場券(3,500円,限定1,000セット)が7/1より発売された。どんなものかはこちらの旅行記を参照されたい。セット入場券はわりとはやく売り切れたようだが、SFぽけっとカードの方は結構余ったのか、期間終了間際の数日、カード販売機で売っている時があった。
5.記念イベントに参加する
期間中、スタンプラリー記念イベントが開催された。
- オープニングセレモニー
- 百獣戦隊ガオレンジャーショー
7/20 AM9:00より相鉄横浜駅2Fコンコースにて、百獣戦隊ガオレンジャーがテープカット
7/20 緑園都市ライフ前広場
8/12 二俣川駅 屋上駐車場タウン・ガレージ
・8/12は「ガオレンジャーの素顔の戦士」5人が出演、混雑を想定して整理券を配布したらしい。
・両日ショーにはアカレンジャー、タイムレッド、ギンガレッドも共演。
私はどれにも行かなかったので詳細は不明。7/20のテープカットは会場に野郎共が現れると思わせといて、平沼橋からのび〜る破邪百獣剣でテープを斬ったかもしれない。8/12の混雑具合も想像できない。
ちなみに、8/12に放送(キー局)されたガオレンジャー25話「三代目鬼姫参上」では星川駅前でのロケがあったりして当日のイベントを匂わせた回であった。この時出てきたオルグ(敵怪人のこと)はカラオケオルグで、相鉄オルグでは残念ながらなかった。また期間中、ガオレンジャー放送中にスタンプラリー開催中の字幕が流れたりしていた。これは関東だけかも。
【オレと相鉄】
ここで、私にとってゆかりの深い相鉄と戦隊について、その付き合いの程を振り返ってみたい。
私は大和に住んでいるので、特に横浜方面へ出る際相鉄線はよく利用している。利用しはじめたのは1989年9月、大和で一人暮らしを始めた頃からである。当時厚木にある学校へ通っており、就職が内定して翌年4月より大船近辺に勤務することになりそうだったので、厚木/大船のどちらに行くにもそれ程苦にならない大和に居をおいた。厚木(最寄駅は本厚木)の学校へ行くのに、海老名との往復で約半年程相鉄線を利用していた。それまで私鉄というと小田急しか知らなかった田舎ものの私は、相鉄線のボックス席車両やボタンで開閉する窓、そのボタンの横にある鏡(笑)などに軽〜い衝撃を受けたものだった。
就職してからしばらくは藤沢を経由して通勤(=小田急江ノ島線利用)していたので、相鉄線はあまり利用しなかった。しかし1991年11月に勤務先が横浜市戸塚区に移転したため、通勤は横浜を経由することになり、再び相鉄線を利用するようになった。といっても客先常駐の仕事が多かった私は利用したりしなかったりを繰り返していたような気がする。そのような通勤形態が続いたのが1999年3月までで、現在は勤務先が全然違うので通勤に相鉄線は利用していない。
ゆかりが深いといってもせいぜい12年程度、通勤通学お買い物etc.に利用してきたまでである。とはいえ大和に住んでいる以上最寄りの路線であることに変わりはなく、今後も当面は付き合い続けるであろう。このスタンプラリーに参加することで、より親しみのわく路線になればいいと思う。
どうでもいいことだが、相鉄線は車両の別にかかわらずなぜか寝心地が良い。席に座ると必ずといっていいほど寝てしまい、よく寝過ごしたものである。小田急も結構いいが相鉄にはかなわない。東急や営団に至っては寝たくても寝られないのに‥?実は相鉄といってまず浮かぶのがこの「寝心地のよさ」だったりする。スタンプラリーでは寝ている暇はなかったが。そう考えると、今回はじめて相鉄線に熱心に乗ったのかもしれない。
【オレと戦隊】
東映戦隊。こちらで「25作品をほぼ続けて視聴し続けている」などとぬかしているが、よく思い出してみたらそんなに見ていなかった。2年程前、Microsoft ExcelのシートがHTML出力できるのを試す時に作ったファイルが発掘されたので、今年までのデータを追加して公開する。
年 | 歳 | 学年 | 戦隊シリーズ | メタル枠 | 不思議コメディー |
---|---|---|---|---|---|
1969(昭和44) | 0 | ||||
1970(昭和45) | 1 | ||||
1971(昭和46) | 2 | ||||
1972(昭和47) | 3 | ||||
1973(昭和48) | 4 | ||||
1974(昭和49) | 5 | 保育園1 | がんばれ!!ロボコン | ||
1975(昭和50) | 6 | 保育園2 | 秘密戦隊ゴレンジャー | がんばれ!!ロボコン | |
1976(昭和51) | 7 | 小1 | 秘密戦隊ゴレンジャー | がんばれ!!ロボコン | |
1977(昭和52) | 8 | 小2 | ジャッカー電撃隊 | ロボット110番 | |
1978(昭和53) | 9 | 小3 | |||
1979(昭和54) | 10 | 小4 | バトルフィーバーJ (土18:00〜18:30) |
||
1980(昭和55) | 11 | 小5 | 電子戦隊デンジマン | ||
1981(昭和56) | 12 | 小6 | 太陽戦隊サンバルカン | ロボット8ちゃん (日9:00〜9:30) |
|
1982(昭和57) | 13 | 中1 | 大戦隊ゴーグルV | 宇宙刑事ギャバン (金19:30〜20:00) |
バッテンロボ丸 |
1983(昭和58) | 14 | 中2 | 科学戦隊ダイナマン (9話から土18:00〜18:25) |
宇宙刑事シャリバン | ペットントン |
1984(昭和59) | 15 | 中3 | 超電子バイオマン | 宇宙刑事シャイダー | どきんちょ!ネムリン |
1985(昭和60) | 16 | 高1 | 電撃戦隊チェンジマン | 巨獣特捜ジャスピオン (35話から月19:00〜19:30) |
勝手に!カミタマン |
1986(昭和61) | 17 | 高2 | 超新星フラッシュマン | 時空戦士スピルバン | もりもりぼっくん |
1987(昭和62) | 18 | 高3 | 光戦隊マスクマン | 超人機メタルダー (25話から日9:30〜10:00) |
おもいっきり探偵団覇悪怒組 |
1988(昭和63) | 19 | 短大1 | 超獣戦隊ライブマン | 世界忍者戦ジライヤ | じゃあまん探偵団魔隣組 |
1989(平成元) | 20 | 短大2 | 高速戦隊ターボレンジャー (6話から金17:30〜17:55) |
機動刑事ジバン (10話から日8:00〜 8:30) |
魔法少女ちゅうかな ぱいぱい! 魔法少女ちゅうかな いぱねま! |
1990(平成2) | 21 | 地球戦隊ファイブマン | 特警ウインスペクター | 美少女仮面ポワトリン | |
1991(平成3) | 22 | 鳥人戦隊ジェットマン | 特救指令ソルブレイン | 不思議少女ナイルなトトメス | |
1992(平成4) | 23 | 恐竜戦隊ジュウレンジャー | 特捜エクシードラフト | うたう!大龍宮城 | |
1993(平成5) | 24 | 五星戦隊ダイレンジャー | 特捜ロボジャンパーソン | 有言実行三姉妹シュシュトリアン | |
1994(平成6) | 25 | 忍者戦隊カクレンジャー | ブルースワット | ||
1995(平成7) | 26 | 超力戦隊オーレンジャー | 重甲ビーファイター | ||
1996(平成8) | 27 | 激走戦隊カーレンジャー | ビーファイターカブト | ||
1997(平成9) | 28 | 電磁戦隊メガレンジャー (8話から日7:30〜 8:00) |
ビーロボ カブタック | ||
1998(平成10) | 29 | 星獣戦隊ギンガマン | テツワン探偵ロボタック | ||
1999(平成11) | 30 | 救急戦隊ゴーゴーファイブ | 燃えろ!!ロボコン | ||
2000(平成12) | 31 | 未来戦隊タイムレンジャー | 仮面ライダークウガ | ||
2001(平成13) | 32 | 百獣戦隊ガオレンジャー | 仮面ライダーアギト |
リアルタイム視聴 (子供の頃) |
リアルタイム視聴 | 再放送/ビデオで数年後視聴 | リアルタイム視聴 途中で断念 |
結婚した年 |
ビーファイターカブトより後をメタル枠にしたり、ロボコンやロボット110番を不思議コメディーと同分類してたりと、この表に異論は多々あるかと思うが、自分でわかりやすい分類なので了承いただきたい。しかしExcelシートのHTML出力を試すのに、なんでこんな表を作ってるんだというツッコミの方が、私にとっては痛い(笑)。
私と戦隊との出会いはゴレンジャー、まったく最初からである。ただしこの時保育園児、もろターゲット層であり、そのように番組を見ていたし、超合金を砂場へ持っていって遊んだ記憶がある。その後ジャッカー電撃隊へと視聴を続けていくのだが、いまこの歳になってこそ見られる、ヘビーで石森色豊かな内容のジャッカーを、普通の子供だった当時の自分が見続けられる筈もなく、あまり見ていた記憶がない。ビッグワン登場以降、路線変更した後はちょっと見た気がする。
その後、今見れば一番おもしろいバトルフィーバーJ〜ゴーグルVあたりは全然見なかった(再放送で見た)。この頃、私の住む地方(静岡)では裏で「お笑いマンガ道場」をやっており、そちらに注力していたのだ。そんな人生も間違いではなかったと当時を振り返る私。でもダイナマンから見るようになったのは、その頃始まった宇宙刑事シリーズの影響である。当時中学生だった私にとって宇宙刑事は衝撃だった。東映特撮を半ば小馬鹿にしていた小学生時代の自分を大いに恥じたくなるほど「スゲエ」と思ったのだ。そんな大袈裟に思うのも若さ故かもしれない。そんな人生も間違いではなかったと思う。
宇宙刑事から戦隊も見るようになった者にとって、バイオマンの高年齢層向けなつくりは当然喜ぶ訳で、シルバの登場とかを素直に受け入れていたもんである。あまりそこに異論を唱える声も聞かないが。ちょうど同じ趣味の友人もでき、熱心に特撮特撮と叫んでいたのがこの頃である。はじめて後楽園の野劇ショーを見に行ったのはチェンジマンだった。
がしかし、そのへんでしばらく続く真面目路線‥っていうのかな、あまりお笑いに走らない戦隊が、「なんかちょっと違うんじゃないか」とほのかに感じだしたのがライブマンの頃。それまで毎週欠かさず見ていたのがだんだん1週抜け、2週抜け‥ちょうど一人暮らしをはじめた時期でもあり、そんなのが重なって戦隊をはじめメタルも見なくなってしまった。本当はカミタマンからハマった浦沢義雄モノ(不思議コメディー)が当時一番見たかったのだが、それもポワトリンから苦手な番組になってしまい、ついに東映モノは何も見ない時期が発生するという事態に陥った。
その後社会人となり、メタルはソルブレインから、浦沢モノは龍宮城からと順調に視聴回復してきたのだが、戦隊の復活はカクレンジャーまで待たなければならない。待つこたないか。ジェットマンやジュウレンジャーあたりから戦隊も随分様子が変わったという噂は聞いていたが、不慣れな社会人生活の中に戦隊を追加することはまだためらわれたのだ。その禁を破りついに視聴復活したカクレンジャーには、その前年までドハマリしていたシュシュトリアンの花子役・広瀬仁美ちゃんが主演!ということで見はじめたのである。当時、シュシュトリアンで知り合ったNIFTY-Serveの濃厚な友人達とのつながりもあって、自分としては大いに盛り上がった。
それ以降、今のところ全番組を見続けている。こうやって振り返ってみると、私にとって戦隊は「何かのついでに見出した」という印象がある。必ずしもメインで見ている番組ではない。が逆に、故になくてはならない番組になっているのも事実。歯抜けではあるが、続けて見てきた戦隊にはいろいろ感謝しているし、今後も期待するところである。
【個人的ラリー参加基準】
‥と長文で中身の薄い思いをブチまけたところで、いよいよスタンプを押しに行くのだが、おっさん一人で行くのにただ押すだけでは芸がない。そこで以下の目的を設定した。
- 隊員手帳に、規定通りスタンプを押す。無論全駅。
- 別途用意した自由帳にも押印する。こちらは放送順に押す。
- 各駅に飾られている幕をデジカメで撮影する。
放送順にスタンプを押すために用意した自由帳。
B5サイズなのたが、スタンプ台が小さくて押しづらかった。
次ページより、行った順に各駅の幕写真、スタンプ柄等をレポートする。頭で書いた通りもう忘れちゃったので、ほとんど写真のみ。