ぶらりユリカの旅 もとい名古屋TRショー簡単リポート

今年の元旦、昨年速水けんたろうコンサートin名古屋の時にお世話になったTさんから年賀メールをいただいた。私は喪中だったのでこちらからは誰にも年賀の類を送っていなかったが、せっかくいただいたのでお礼のメールを返信した。そこでのやりとりがこれ↓

> 特にまた名古屋へ行った時はぜひ。なんかまたタイムピンクで
> 行きそうな気が(笑)。

これのことでしょうか?(笑)
(添付画像)

この添付画像を見た瞬間、3/18名古屋行が確定‥としたかったのだが、仕事のスケジュールや予算を考えると即決することができない。しばらく「むぅ〜ん」と悩み、己の本能を優先することに決定。

前回同様@チケットぴあで午後の部(開場14:00)のチケット取得、交通手段は「安く行ける方法ないかな〜」とぼんやり思ってたら直前になってしまい、結局毎度のひかり号で行くことにした。

当日。昼頃新横浜出発の新幹線なので朝もゆっくり‥でいいのだが、ちょっとはやめに横浜駅に到着。その理由は「デジカメを買う」からだ。唯一持っている FUJIFILM DS-20 では何にしても力不足、かといって写ルンですのような使い捨てカメラではますます力不足ということで、これを機に思い切って購入することにした。買ったのはオリンパスのD-460ZOOM。これについては後日もう少し詳しく紹介するとして、これで勝村美香を3倍まで拡大して撮影することができるようになった。

新横浜駅に移動。今回はTさん家族に更に横浜らしいお土産をと思い、点心セットなるものを購入。焼売・餃子などの詰め合わせ、点心だァァァ!(WOW WOW) でも品物を渡される時に「(冷凍なので)お早めに冷凍庫にお入れ下さい」と言われ、ちょっと失敗したような気持ちになる。午前中に買って現地でお渡しして‥冷凍庫に入るのはきっと夜だなぁ。溶けるかなぁ‥この時いろいろ心配したのだが、その心配は後で杞憂に終わる。杞憂というとちょっと意味が違う気もするが、その訳は後述。

新幹線車内では殆どの時間を先程購入したデジカメのセットアップ&使い方習得に費やした。フタをあけるとニュルリとレンズが出てくるギミックに大満足、出したり引っ込めたりを繰り返していた。でも肝心の撮影が出来なければイカンと、基本的な操作と解像度設定を済ます。

そうこうしている間に名古屋に到着。何かしながらだと1時間半などあっという間だ。「おぉもう着いたのか」と慌てて降りる。デジカメの箱は荷物になるので駅ホームのゴミ箱に捨てる‥とこの時、なんか荷物が足りないことに気付く。そうだお土産!!デジカメいじりをするためお土産は網棚(新幹線は網棚って言わないかな)に乗せていたのだが、見事に忘れた。気がついた時には新幹線は行ってしまった。ううう、せっかくハマらしい土産だったのに‥でも冷凍なのがちょっと気になっていたので、これはこれでよかったのかも、と前向きに物を考える。と自分で勝手に考えるのはいいとして、だからといってお土産なしという訳にはいかない。でも八丁味噌だの名古屋コーチンだの、こちらが土産として買って帰るようなものにしてもしょうがない。どうしたものか‥とフラフラ歩いていると「かえるサブレ」なる菓子を発見。箱がカエルの形をしていて、お子さんに良いのではという意と、「かえる→茂森」という茂森好きのTさんに向けての暗のメッセージもこめてこれにした。後で聞いたらこれもこれで名古屋名物らしく、やはり面白みに欠けたことは確か。いやホントこんな土産で申し訳ありません>Tさん。

昼食は新幹線車内で済ませていたので、土産購入が済むやいなや会場に向かう。会場である名古屋市公会堂はJR中央本線 鶴舞駅のそばだ。実を言うと名古屋でJRに乗るのはこれがはじめて。ふつふつと沸き上がる感動‥といいたいところだが、名古屋から2駅なので沸く前に到着。

鶴舞駅を降りた私はすぐに会場入り‥はせず、まずコンビニを探す。労せず駅前のファミリーマートを発見、そして目的の物が販売されているのを確認して大安心。その物とは‥そう「超元祖ビックリマンチョコ31弾完全編」!31弾完全編はこの時期、中部・関西地区限定で関東とは若干違うバージョンが発売されていたのだ。どう違うかというと、「一部のヘッドシールの裏書きが2色刷り」「復刻シール(主に神帝)が8種追加」と、まさにコレクター泣かせな内容。でも名古屋に来たんだから買わなくては!本当は箱買いしたかったのだが、そこまでの入れ込み具合ではないので中をとって10ヶ購入。この「中」って何の中だ。ちなみにこの10ヶには復刻が2枚、あと1枚でコンプリだったその1枚(ちなみに大納言イシス)が出たが、2色刷りは出なかった。ついでに言うと真の意味でコンプリとなるスーパーヘッドシールも出ず。それでも満足度の高い10ヶだった。

主目的のひとつを済ませて、今度こそ会場入り‥しかし結構な行列。どうせ指定席だし、あまりダラダラ並んでいるのも嫌なので、缶コーヒーを一本飲んでと余裕ブッこいていた。がそれがアダとなり、入場を遅らせたせいで握手券(有料)が売り切れになってしまった。今回は買おうかと思っていたのになぁ‥。

ところで今回は、前回の経験もあってトモローリサーチなジャンバーを着ている婦女子軍を見かけても然程驚かなかった。というか今回は少なめ?だった気もする。着てないだけであろう。それより、親子で巽ジャンバーを着ているのを見た方が驚いた。

席でTさんと落ち合う予定であったが、Tさん達はまだ到着していない様だ。しばらく大混雑のグッズ販売コーナーを見てみたりしていた。今回も特に目新しいものは売っていない様子。でもペンライト代わりの光るスティックが売られていたのには笑った。アイドルのコンサートだねこりゃ。

しばらくしてTさんご一家と合流。私より後に入場ということで、握手券は同じく入手できなかったとのこと。ちなみに私の席はTさんご一家と離れたところであったが、Tさんのご厚意で隣に座らせてもらった(Tさんがお子さんの一人を膝に抱いて座る)。本来の私の席だと1Fとはいえかなり後ろの方の席だったので、前から数列目しかも真ん中に座らせてもらえたのは本当にありがたかった。

席に落ち着いたところで、入場の際に配られていたチラシに目を遠す。この地区(といっても浜名湖だからチト東)の夏のイベントのお知らせであるがその中に!!あぁまいちゃんショー見たい、でも旅費の工面の見通しが‥会場を後にするまで、先行予約を済ませるか否か悩み続けていた。結局、当日の手持ちもそんなに多くなかったのでその場は諦めざるを得なかった。ううんどうしよう(まだ悩んでる)。

うんうん悩んでいるうちにショーがはじまった。まずはお姉さん(名前忘れた)の挨拶。挨拶の内容は前回名古屋で見たショー、並びに他の一般的なものとかわらない。ただ今回のお姉さんはこういう役に慣れているようで、堂々とお姉さんぶりを発揮している様に見えた。今回はまず最初に「おジャ魔女どれみ#ミュージカルバージョン」なので、悪な笑い声での開始ではなかった。

このどれみのショー、今日の他内容に比べて興味がなかったのもあって、詳細は全く不明であった。特に「セーラームーンのミュージカルのように役者顔出しなのか、それとも着ぐるみなのか」が判然としなかった。Tさんとも事前にお話ししていたのだが、これが前者であり、且つその役者如何によっては他内容よりしっかり見なければいけない、お父さん総立ち(何が)ショーとなりかねない。とはいっても、もし役者ショーであればチラシに出演者情報が載るだろうし、それがなかったところを見ると着ぐるみの線が濃厚だ。

その予想通り、どれみは着ぐるみショーであった。#なので4名の主人公に扮するのはどうやら女性のようだ。多分。内容は‥赤ん坊が悪いおじさんにさらわれて4名はそれを探す、それで敵か味方かよくわからない色男くんにどれみがホレていて、結局その彼のおかげで赤ん坊は取り戻せる、悪いおじさんは魔法でよく踊らされていた‥という感じだった。私は、よくネタで使うくせにおジャ魔女どれみは一度も見たことがないので、こういうショーでのおもしろポイント等もわからないまま終演を迎えてしまった。感想をしいて言うなら「楽曲が派手」とか、うぅむこれも的をはずしている気が。

どれみショーの後休憩があって、続いて待望のタイムレンジャーショーである。行きがけに買ったカメラの準備も万全‥そうそう、今回のショーでは場内撮影可であった。ビデオをまわし続けるお父さんもいた。主に握手会の横での撮影に使われると思っていたカメラが早速役にたちそう。

休憩終了後、冒頭で挨拶したお姉さんが再登場。今度は悪な音楽で「ヒーローライブスペシャル2001」がはじまった。見慣れたロンダーズの皆さん登場。リラは別の人。ロンダーズ一味は悪の主張を述べた後、早々に悪行を開始しようとする。そこへお待ちかねのTRの皆さん登場!今日は皆TRジャンバー着用だ。4名とも客席側からの登場に場内大興奮。「ウヒョ〜本物よォォォ」と歓喜の声をあげるお母さんも有。私はといえば、これ幸いとカメラのファインダーを覗き込む。この時気がついたんだけど、撮影可だからといってファインダー越しだとハッキリ見えないし全体図がつかめない。カメラマンは別に用意したいところである。

「お前ら死んだ筈なのに」といったTR側からの問いかけに、悪の皆さんは「時空が歪んで蘇った」とかなんとか言っていた。「時空」とはまったく便利な言葉であり世界である。何かつじつまのあわないことがあったら時空のせいにすればよい。私も、これからページの更新が遅れたりしたら「仕事が忙しく」とか正直に書かず「先週、宅の斜向かいの時空が歪んでいたため更新が遅れました」とか書くことにしようか。それはともかく、TR側の問いに対応して悪側からは「一人足りない」という指摘があった。今回のショーではアヤセが不在である。これに対して達也が「31世紀で病気の治療をしている」と言っていた。これは尤もらしい理由である。私もこれからは「31世紀で病気の治療をしていたため更新が」と書きたい。無理か。

後楽園風に言うと「素顔の戦士たち」が変身・ひとまず悪をけちらしたところで変身前に戻り、お姉さん再登場。待望のトークコーナーだ。これがあるから名古屋行きはやめられん。後楽園ショーでもフリートーク的な時間はないことはないが、最後の挨拶程度である。前回名古屋で見たゴーゴーファイブの二人の時は、アドリブのきかないお姉さんが決まった質問をするのみであった。それだけでも充分なのだが、今回はなんと会場の皆さんからフリーの質問を受け付けるといったものだ。私たち客側からすればブッつけ本番なので要領よく事は進まず、必然的にこのトークコーナーの時間も長くなる。それも私としては嬉しい配慮だ。で質問の内容は‥今回は撮影していたこともありメモをとらなかったので、あやふやな記憶を元に思いだすと‥(達也に)「空手はいつからやっているか」(ドモンに)「どうしてそんなに強いのか」(ユウリに)「結婚してくれ」(シオンに)「嫁にもらってくれ」等々、後半思わず納得の内容だった。ちなみにこれらは全て子供の質問であることに注意されたい。注意するこたないか。

ところでこの質問コーナー、質問者は司会のお姉さんが客席へ赴いてマイクを向けるという形式‥だが、はじめの一人だけ達也が客席側に降り、質問者の目前で受け付けるというサービスをしていた。しかもそれが私達の座っている席のひとつ前の席!!ものすごい接近遭遇でも私としては勝村美香の方が嬉しいかも〜〜‥と、普段なら単純に喜んでいただろうが、私はここでかなり重大なミスを犯していた。ひとつ前の席が選ばれたのは通路側にお子さんが座っていて、その子が元気に手をあげていたからである。マイクを傾ける側としても、通路から離れた奥の席より通路際の方がやりやすい。しかし、私の列の一番通路側は他ならぬ私であった。質問者になりうるTさんのお子さんは奥へ押しやる格好になっていたのだ。こうしたのは今回のシチュエーションが特別というわけではなく、図体のデカい私は奥の人が通路に出る時すぐにどきやすいように、なるべく通路側に座るようにしているのだ。今回もそういう意味で通路際に座っていたものの、もし私の席にTさんのご子息が座っていたら選ばれたのかも‥と思うと、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだ。なんなら私が元気よく手をあげていればよかったのか(選ばれぬ)。

そんなこんなでトークコーナーが終了、ふたたび悪の登場。ここの記憶がとんでいるので何故そうなったか忘れてしまったのだが、4名は身動きのとれない状態・舞台中央の階段部分に集結させられて手出しのできない状態になってしまった。いわゆるピンチだ。この時ユウリも階段に座って緊迫した表情を続けていたのだけれど、スカートの中が見えないようにと必死に隠している所作がかえってセクスゥイ〜。そんなお父さん総立ち(だから何が)‥もといピンチなときには助けが入るのがお決まりのパターン。ここではまずタイムファイヤーだ。ついでに仮面ライダークウガも出てきた。この二人の変身前も来ていたらおそらく場内は別の意味で緊迫しそうなところだが、この二人は変身後のみの登場。更には、病気療養中のタイムブルー(変身後)も合流。役者は揃ったな‥と油断したところにガオレンジャーの5人(変身後)まで出てきたもんだからもうビックリ。Tさんにいただいたチラシをよく見ればガオの名も出ているのでわかっていれば驚きもしなかったと思う。でもそこはまるで認識していなかったので「おぉ出血大サービスだ」と感心していた。

総勢12名にもなるヒーローズには、時空で蘇ったロンダーズもひとたまりもなく、ついに全滅と相なった。集った者達は自らを「オレたち、スーパーヒーローズ!」とグローバルな名前で呼んでいた。「オレたち」のところで「イモだち」を期待したけれど、そうではなかった。

てな訳で、舞台上ヒーローだらけで幕を閉じたショーの後はお待ちかねの握手会。とはいえ今回は私もTさんも券を持っていない。持ってなくてもきっと撮影はできるだろう、と少し様子を見ていた。

握手会は2Fのロビーで行うとのことで、少し間をおいて行ってみるとものすごい行列。きっとこの終端には追っかけギャルがいたのだろうと想像しても、それを確認に行くことすらためらわれる程の人の数だ。まぁ握手券を買った人が一気に集う訳だから混雑も当然か。で、私らが見に行った時にちょうど4名が奥からやってくるところで、既にフラッシュの嵐であった。中にはドモンの背中を後ろから叩く奥様もいた。まるで関取だ、とはTさんと一致した意見。

しかしここでは、我々握手券を買わずにおこぼれを貰おう組にはなかなか厳しい試練が待ち受けていた。暗黙の撮影会になることを予想してか否か、窓際の思いっきり逆光エリアで握手会をはじめたのだ。オレの新品3倍ズームも逆光には形無しか!?と思われたが、まぁそういう意味ではそこそこの写真が撮れたと思う。しかしそれ以上に、前回同様人が多くてうまく撮れない方が、いい写真を撮れない原因として大きかった。最後はTさんとご子息の肩車撮影攻撃までしていただいたが、なかなかうまくいかず。

握手会場はなかなか人もハケず、おそらく大混雑のまま終了すると思われ、今日のところは引き上げることに。「今日のところは」ったってこういう機会はそう度々ないけどね。

この後Tさんご一家のご厚意で、鶴舞駅の隣駅・金山駅近く「ターザン焼」でおなじみの「風来坊」へ連れていってもらった。去年のショーで名古屋に来たマツリちゃんも食べたというターザン焼を食べられる‥もはや私と坂口望二香改め柴田かよ改め柴田かよことは一心同体!‥と甚だしい勘違いをしている間にターザン焼ができてきた。ターザン焼とは手羽先のでっかい奴というか、モモ肉を手羽先風に調理したというか、そんなんだ。ともかくそのデカさに驚く。風来坊で出されるターザン焼も普通の手羽先も、私が知っている手羽先とは若干違い色が薄い。でも味は抜群にうまかった。名古屋を語る時、通な人からは必ず風来坊の手羽の名がでると聞くが、その話の意味が確認できた。

ターザン焼を堪能し、しかもご馳走になって風来坊を後にする。まだそれ程遅い時間ではなかったのだが、私の方に別の友人と会う予定があったのでTさんご一家とはここ金山駅でお別れした。今度行く時はカラオケ行きましょう。

別の友人とは栄で落ち合う約束をしていたので、金山から地下鉄で移動。ここ最近のぶらり癖から、一人になると名古屋だというのにカードの販売状況をチェックしてしまう。そして買ってしまった。

【3/18に購入したカード一覧】
※「購入カード」をクリックするとカード全体の画像を表示。
鉄道会社名 購入日 購入駅 購入カード 備考
名古屋市交通局 2001/03/18 名城線 金山駅 ユリカロゴ パスネットでなくユリカだよ

ユリカは地下鉄の他、市バスでも使える。パスネットと大きく違うのは、入場(退場だったかな)日時が刻印されること。時間はイイなぁ。

栄では友人と小一時間飲んだ。あまり時間がなくてすまんス。まぁあまり泥酔しても帰れなくなってしまうし。で、名古屋駅で自宅用のみやげ(今回は普通のういろう)を買って帰路についた。

今回主題であるショーのメモ等をとらなかったため、リポートというよりただの日記になってしまった。しかもダラダラと長い。タイトル見て期待した人ごめんなさい。何より、今回もお世話になったTさんご一家に熱くお礼を申し上げて、この項了。今回もありがとうございました>Tさん。