ETV平成11年度を振り返る

「ETVを振り返る」と大袈裟なタイトルをつけてみましたが、私が見ている教育テレビの番組ったら子供向けばかりで、且つ学校放送についてはこれまでの発言で書いたつもりなので、主に「あつまれ!わんパーク」枠の感想ってことです。もう新年度がはじまってしまったので忘れないうちに。


  • 学校放送ライブラリー
  • ‥といいつついきなり学校放送ですが、いや〜学校放送ライブラリーにはガッカリされられました。前年度の内容じゃねぇ‥まぁ、「深夜に学校放送の再放送をやる」という噂から勝手にマニアックな想像してた方が悪いというか、勘違いだったんですけどね。

    そんな訳で、私にしてみれば「録画してあるから」という理由でほとんど見なかったんですが、たまに気がついて見ると「深夜に録画でない学校放送番組、それも4回連続」というのは不思議と嬉しかったりしたもんでした。録画してあっても、その安心感から再度見るということは滅多にないですからね。あらためて見直すいい機会になっているかもしれません。偶然3組(平成10年度)を見た時がちょうど第12回で、思わずビデオひっぱりだしてリピートしてしまいました(笑)。あと、録画忘れの保険にもなってるかもしれませんね。


  • あつまれ!わんパーク
  • ○1分とかずれる開始時間

    私が教育テレビを今のように見はじめたのは平成8年度からですが、それからすると朝&夕方の子供番組枠が一番大きくリニューアルしたのが平成11年度でした。で、朝も夕もわんパークのOPが入った関係で、例えば朝の「ひとりでできるもん!」が7:31開始となったんですけど、最初「なんだよ31分って」とつくづく思いました。つくづく思うこともないんですが、にしても半端〜。まぁ私なんかどうせ録画視聴だから時間さえあわせれば良いのですが、しばらく馴染めませんでした。1分刻みで録画予約できないビデオデッキとかだと大変だなぁなどと余計な心配をしたこともありましたが、今時そんなのないか。


    ○おかあさんといっしょ

    「ママ・ムーチョ」「かぜのフラメンコ」「一週間」私がおかあさんといっしょを見る理由はこういう、いわゆる「おもしろVTR」モノを求めてというのが一番大きいのですが、そう言っときながらこれまでで一番よかったのは「せんたくもの」です(笑)。おもしろじゃないんですけどねぇ、「せんたくもの」のりょうこお姉さんがかわいくてねぇ‥新しくなってから1年、りょうこ姉もだいぶ場馴れしてきたように感じますが、慣れてなかった最初の頃もよかったなぁとしみじみ思う今日この頃です。慣れない頃に戻れってのは無理なのでそうは望みませんが、初心忘るるべからずといいますか、いつまでも若くいてくれといいますか。男の望みなんてなぁいつも夢見がちで(悟)。


    ○ひとりでできるもん!

    初代舞ちゃん時代を知らないという、できるもんファンとは言い難い私ですが、そんな私としましては平成10〜11年度の本番組は最高傑作でした。「ひとりでできる」を表現するための半ば強引な設定、横道くん・お嬢・トモ姉などの味のある脇役、そしてなんといってもまいちゃんがかわいい!まぁほとんど最後の1点のみで全て許していたような気もしますが、それはそれで重要な要素だったと思います。また今シリーズは、「できるもんといえば料理番組」とすっかり定着してしまったイメージを、少なくとも半分は「それ以外もいろいろやるのよん」というものに変えたのに成功したと思います。そういった意味でも高く評価して良いのではないかと思います。

    平成11年度に限っていうと、再放送や「おたすけたい(前年度の再編集)」が多かったのがやや残念ですが、その「おたすけたい」の寸劇もそれはそれでマヌケで(笑)おもしろかったです。

    ああまいちゃんよ永遠なれ。子役でヒットして大人になってガッカリとなってしまうケースが増えつつある昨今、きよ美ちゃんには今後もがんばってほしいと思います。


    ○いないいないばぁっ!

    ○ハッチポッチステーション

    時間帯が変わった関係で、この2番組はすっかり見なくなってしまいました。たまにスペシャルで見たくらい。見たいんですけどビデオもうパンパンっス。


  • ETV40
  • 年末は年賀状で、年始は正月番組で必ず引き合いに出されてと、絶対忘れないと思うくらい刷り込まれる「今年の干支」、でも半年もたつと忘れちゃったりしますよね。なんかETV40も、1999年暮れには忘れていたような‥あ、去年はY2Kでそれどころじゃなかったのか。

    「ETV40」は、平成11年度というより1999年一年間のことだったので、2000年4月の今となっては忘れかけても仕方ないですが、いやしかし40年ですか。私がETVを真面目(?)に見出して、2000年3月で丸4年。たかだかその歴史の1/10しか見ていない私が、こう好きなこと言ってていいんでしょうかね(笑)。

    40周年を期に子供向け番組だけでもいろいろ変化があったので、これが私にとっても何かの転機になるのかと思ったことがありました。でも気がついてみると、前までとほとんど変わらなくETVを見ている自分がそこにいる。結局大きくは変わらない、変われない(?)変えない(?)こだわってる(?)‥そんなところが私にとってはいつまでもETVに飽きない理由のひとつだと思っています。

    来年はもう21世紀。ETVもいろいろ変わっていくようで、変わってないようで‥なんてな感じじゃないでしょうかね。ただ心配なのは、デジタル放送など「テレビ」というもの自体が変わっていく中、ETVはどうなってしまうのか。内容云々以前にその存在自体がちょっと心配です。いまの「ETV」という、いろいろな意味でのスタイルがいつまで保持できるのか。私の目の黒いうちは(笑)保ちつづけてくれればと思います。