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ぶらりパスネットの旅 端ツアーセカンド伊勢崎篇
2006/12/10(日) 00:00 ぶらり自己満足の旅 | ぶらり旅行記
(↑上の日付は旅行日を示しています)
2006/12/12 初版作成
【端ツアーいよいよFinal Stage】
端まで行こうツアー・セカンドステージも残すところ伊勢崎方面を残すのみとなった。パスモ本格導入の前に行きたい、とは思っていたけれども、さていつ行くかと全く予定を立てられずにいた。そんな折ちょうどよく別の用事(バトルギア4 Tunedの高崎ナンバー鍵作成)ができ、といっても用事は自発的に作ったんだけど、ともかく行くにあたっての強い動機があれば旅行計画もサクサク決まる訳で。計画といっても地図や路線図を見て「日帰りで行けそう」とか思った程度だけどね。
【浅草まではやっぱりJR使用】
できれば土曜に行って、日曜はゆっくり休んで翌週に備えたい。遠出するときはいつもそう思っているのだが、予定していた12/9は残念ながら雨。この先の週末は当分の間予定がつまっているので、なるべくならこの週末に行っておきたい。じゃ日曜に雨が降ってなかったら行こう、程度に思って迎えた12/10の朝は雨はやんでいた。相変わらず寝坊気味なスタートだったけれども、日曜にしては(これでも)早起き。
大和 09:37発
↓ 相鉄本線 横浜行(急行)
横浜 09:58着 ¥250
今回は目的地くらいしか決めていない、まったくの「ぶらり旅」であるので、相鉄線乗車中にまずは浅草までの乗換検索。ルールからはずしたとはいえ、最後くらい「往路はパスネットのみで」としたい。乗車予定のりょうもう号はこのくらいの時間帯では一時間に一本ずつ(毎時10分)出ている、ということは事前に調べてあったので、うまく調整して浅草で発車まで30分くらいの余裕がもてれば良い。なんて思いつつ検索結果を見ると、浅草10:50頃着が最短らしい。また微妙な時間帯に家を出てしまった! 往路パスネットなんてのんびりやってたら浅草でちょうど1時間くらい間があいてしまうし、最短で行けたとしても現地で10分くらいしか余裕がない。今回は特急券の手配なども何もしていないし‥
横浜 10:04発
↓ JR東海道線 快速アクティー 東京行
新橋 10:26着 ¥450
新橋 10:28発
↓ 東京メトロ銀座線 浅草行
浅草 10:46着 ¥190
結局、大急ぎで浅草に向かうことにした。往路パスネットの希望は叶わなかったけれども、新橋でがんばったおかげもあり、現地には20分前に到着。特急券も券売機で(しかもパスネットで)難なく購入でき、結果として少々時間が余っちゃった。なので買えたら買おうと思っていたパスネットも予定通り購入。車内で食べる弁当(とりめし)もバッチリ用意できた。
乗車したりょうもう13号。これは着駅にて撮影。
こちらは浅草駅にて。車内清掃で乗車待ち。
出発前、何やらダイヤ乱れとの放送があって心配したが、りょうもう号は定刻発車だったようなので、そんなに心配せず。
浅草 11:10発
↓ 東武線 特急りょうもう13号 赤城行
赤城 12:56着 ¥1,160(+特急券 ¥1,000)
りょうもう号に乗ったのは一昨年以来二度目。足を乗せる台がついているのも先刻承知。今回、これまでと大きく違うのは「iPod持参」。念願の「東武特急車内で『大好き東武電車』リスニング」!(笑) 以降脳内まわりっぱなし、だったけど東武線乗車中につき問題なし!! って、別会社線に乗ってても何も問題はないけど。
東武動物公園に到着する頃、車内アナウンスで「濃霧の影響でダイヤが乱れ‥」と、出発前に聞いたダイヤ乱れに関する原因を発表していた。濃霧濃霧イエイだこりゃ(既に古)。田園都市線に東武線が乗り入れるようになって、神奈川方面では霧が出ることなんてほとんどないのに「濃霧のため」ダイヤが乱れるというのは真に実感が沸かない。沸かないけど、こうやってその要因となるあたりに来てみると、「ああ、あのへんでね」と思うことができる。とはいえ、原因は何であれあまり乱れて欲しくないのには変わりなし。
TDKを越え、いよいよ東武線でも未開拓な群馬方面へ入っていく‥んだけど、浅草から2時間というのはやっぱり長い。足を乗せる台フル活用。空いてたからよかったけど隣とか居たらしんどいネ。
ヒマなのでずっと外を眺めたりしていたんだけど、スペーシアに比べると車内の豪華さという点では若干劣る感のあるりょうもう号車内であることに気がついた。
窓が広い。
窓が広い、特にふんぞりかえって座った際の上方向の視野がとても広いのである。もしかしたらスペーシアや他の特急もそうかもしれないんだけど、長時間乗車故普段しない姿勢になってはじめて気がついた。特に群馬に入ってからはあたりもホントに広々していて、とてもいい気分であった。
【何故かおでん缶が売られていた赤城駅】
ふんぞりかえりも最高潮に達した頃、ようやく終点の赤城駅に到着。気付いたら私の乗った車両は他に誰もいなくなっていた。
赤城駅の駅名表示板。赤いストライプがりょうもう号にベストマッチ。
とはいえ両脇赤いとちょっと目に痛い?
改札はやっぱり自動改札ではなかった。もう驚きもたじろぎもせず、黙ってパスネットを差し出し。
わりと小ぎれいな赤城駅舎。
横にあるJAの飼料工場がバカデカだった。
駅舎には「おおまま赤城駅」と書いてあって、「Oh, mama!?」と読んだまま思っていたら、「大間々町」という地名だった。おおかた昔は大間々駅という名前だったんだろう、とあとで調べたら、やっぱり「新大間々駅」という名前だったそうだ。ちなみに赤城駅は上毛電鉄の管轄駅なんだそうで、自動改札でなかったのも余計に納得。
駅写真も撮影できて、はやばやと次の目的地へ行きたいところなのだが‥
赤城駅の東武線時刻表。
普通列車は1時間に一本しかナ〜イ。到着が12:56だったから、次まで40分近くある。上のような写真を撮っても時間余りまくりだ。赤城駅前はやっぱりというか何もないし。仕方ないので下のような写真を撮ったり、缶コーヒーを飲んだりしてぼんやりしていた。よく見たら、駅の自販機でおでん缶(しかもこてんぐ)が売られていた。
男の酒・赤城山。
このへんでは地酒「赤城山」を扱うお店が多かった。
上毛電気鉄道側のホームにて。
どっかで見たことのある700型。
上毛電鉄とか、相老(あいおい)で乗り換えられるわたらせ渓谷鐵道とか、鉄道の日イベントでしか知らなかった鉄道会社がこのへんにあった、とはじめて知った。相変わらずヌルい私。
ようやく出発10分前となったので、またパスネットを処理してもらって入場。桐生線は二両編成のワンマン運転だった。
乗ってきた200系(左)と、これから乗る8000系(右)。
【太田でも30分待ち】
赤城からは桐生線を上り、伊勢崎線に乗り換えるため太田駅で降車。まぁ、長い乗車時間の間乗り換え検索していたので、あえて時刻表を見るまでもないのであるが‥
太田駅の伊勢崎線下り方面時刻表。
14時台、またもや一時間に一本しかナ〜イ(泣)。太田でも30分待ちだ。でもさっき、りょうもう号で通過した時に見た限り、太田駅はなんだかデッカイ。こんなに大きければ駅ナカに売店でもあるだろう、と改札前まで降りていったんだけど、なんにもナシ(更に泣)。広いだけだったのかい〜。仕方ないので、ホームの自販機のコーンポタージュを飲んだりして、ここでもぼんやりしていた。
太田駅にて購入、コーンポタージュとろまろ。
これから乗る伊勢崎線850系。
出発20分前には来ていた。
赤城 13:39発
↓ 東武桐生線 東小泉行(普通)
太田 14:11着
太田 14:43発
↓ 東武伊勢崎線 伊勢崎行(普通)
伊勢崎 15:07着 ¥570
【そしてAREA-SAKIへ】
伊勢崎線に乗車、そろそろ終点に近づいてきたな‥と思っていたとき、大変重要なことに気がついた。剛志(ごうし)駅を過ぎた後、車内の電光掲示板に表示された次の停車駅は「Shin-Isesaki」‥ん? IseZAki じゃないの?
東武伊勢崎線終点、伊勢崎(いせさき)駅。
もちろん「いせさき」で正解なのだが、はずかしい話、電光掲示板の Shin-Isesaki を見るまで「いせざき」と読んでいた。伊勢佐木町と区別つきにくい、とまで思っていた。SAKI だったのネ‥いやはや、いつになっても学ぶことはあるであります(私がものを知らなすぎなだけ)。
という訳で到着した伊勢崎駅は、見るからにJRの管轄駅。改札はSuica対応の自動改札だったけど、パスネットは非対応。気にせず投入してみたら「IOカード ×」と表示されて出場できなかった。慌てず騒がず駅員さんに処理してもらおうと思ったら、駅員さんが一人しかおらず、新幹線のきっぷ販売中だったりしてちょっと待つことに。ここでも次の電車まで時間がありまくりなことはあらかじめわかっていたので、もうゆっくり待ちまくりだった。ようやく私のほうに来てくれた駅員さんにパスネットを差し出すと「入場ですか?」と聞かれたので「出場です」と返答。思い起こせば、人に向かって「出場」と言ったのってこれがはじめてかも。なんか記念っぽいな(笑)。
伊勢崎駅の東武線ホーム。
見てのとおりJR駅な、伊勢崎駅舎。
ここから先はJR両毛線に乗って高崎に出る。んだけど、次の電車がまた40分後。そろそろ腹もへってきたし、何かちょっとつまみたいところなんだけど‥
駅前何もない感を強調してしまった写真。
ホントはもう少し何かあります(笑)。
駅から見えるところにコンビニとかあってくれ〜、などと思いつつ、伊勢崎駅には立ちそばがあったので、うどん喰ったり、下のような写真を撮影したりして時間をつぶしていた。
駅をまたぐ陸橋の上から東武線ホームを撮影。
一応JRホームも。
立体交差事業の案内。
あまり工事している様子はなかったけど‥
陸橋からの眺めは非常によくて、時間があってのんびりできたことに感謝、なんつって。ようやく来た両毛線はドアを手であけていた。御殿場線を思い出す。
伊勢崎 15:49発
↓ JR両毛線・上越線(直通) 高崎行(普通)
高崎 16:18着 ¥400
高崎到着が16時過ぎ、ここでいくつかの用事を済ませてから帰るにしても、普通電車ではすごく遅くなってしまう。当初は「湘南新宿ラインなら少しは早くつくだろ〜」なんて呑気に考えていたけど、いい時間に直通はないし。なので、高崎到着と同時に帰りの新幹線特急券をキープ。このあとの、高崎でのゲームやぬいぐるみの用事については、日記のほうに書いたのでそちらを参照いただきたい。
高崎 18:04発
↓ JR上越新幹線 Maxたにがわ338号 東京行
東京 18:59着 (+新幹線特急券 ¥2,910)
東京 19:13発
↓ JR東海道線 沼津行(普通)
横浜 19:39着 ¥2,210
横浜 19:51発
↓ 相鉄本線 海老名行(急行)
大和 20:11着 ¥250
12/10の印字。「特」印字久しぶり〜
【端、それはいつもはかない(?)】
端ツアー最後を飾る赤城・伊勢崎の旅は、電車待ち時間ばかりの間のあいた、でも朝と帰りはアタフタな、なんとも起伏の激しいものとなってしまった。間があいたとはいえ、この遠地に日帰りではやっぱりのんびり感は得られず、有終の美〜みたいなものは何もなかった。しかし最後といっても、これにて旅をやめてしまう訳ではない。個人的に「端」と設定した駅が全部行き終わっただけのことである。実際私の定義の上での「端駅」はまだまだたくさんあるし、パスモ後も考えたら更に増加する。そうすると更に遠くなるのでこの企画はもうやりたくない(笑)が、こんな旅でも通じて得たことははかりしれない。パスモ後も、そんな動機を起こさせる何かがあるといいなと思う。