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読めないという脆弱性
2005/05/13(金) 17:53 What's Fool? | コンピュータ
PCが普及し、インターネットが人々の生活に深く入り込んできたことから、一般の人でもよく目にするようになった言葉に「脆弱性」がある。脆弱という言葉はコンピュータ関連の専門用語ではないが、なにせ脆弱性の発見されることが多い分野(苦笑)なもので、最近ではニュースサイトでこの言葉が出ない日はないというくらいだ。かといってこの業界にいる私もそんなに昔から見かけたかというとそうでもなくて、ウィルスだのセキュリティーホールだのが重要視されるようになった、やっぱりインターネット商用化以降、つまり最近である。
で「脆弱性」、それは読めない日本語(笑)。ちょっと調べてみると読めなかった人は相当いるようだ。脆弱性は「ゼイジャクセイ」と読むのだが、「脆」の字に「危」があるため「キジャクセイ」と読んじゃった人が多いらしい。そうかそうなのか。かくいう私も読めなかった一人で、シマンテックで開催されたNimdaの対策セミナーを受けたとき、質問してた出席者が「IISのゼイジャクセイが〜」なんて言っていて、「そうかゼイジャクって読むのか」と知った次第。セミナー受講してホントによかった(笑)。
じゃあそれまで何と読んでたかというと、私は「キジャクセイ」とは読まなかった。特に口に出して読む機会もなかったので、うやむやな状態で済ませていた。その日の気分で読み方を変えてみたりとか、こんな感じ。
- ビ弱性
- ナン弱性
- ブラック弱性
- マイティ弱性
- セトウチ弱性
- 弱サン性
→「微弱」だけど、セキュリティ強度が弱いってなんとなく意味は通じないかな?
→「軟弱」ある意味これが正解でもいいと思う(笑)
→セキュリティホールから闇医者があらわれてウィルス退治 ってそれならいいじゃん
セキュリティホールから隊長(二谷英明)自らが赴いてくるも、視聴率低迷で13話で打ち切り
セキュリティホールから瀬戸内寂聴が顔を覗かせる。それだけなんだけどホントにあったらチョット恐い
セキュリティホールからビオレママが顔を覗かせ以下略
結局駄洒落大会にしたいという私の性質は昔からだけど、最近このパターンばっかりだなぁ。すんません。まぁ何にせよ、職業柄という訳でなくてもセキュリティ意識は常にもっていたいと思った次第。なかなか実態が伴わないことなんだけどナ。しかしこの中ではやっぱりセトウチ弱性が一番恐い。何もしてないのに突然壁紙が寂聴化してたら(もちろん満面の笑み)‥と思うと夜も眠れないよ!(ウソ)
ちなみに寂聴は「ジャクチョウ」と読むので、駄洒落の程度としても相当低い(苦笑)。ってそれはいつもか。