ぶらりパスネットの旅 端まで行こうツアー日光鬼怒川篇(2/4)

(↑上の日付は旅行日を示しています)
2006/10/18 初版作成

【日光といえばココ!】

鬼怒川温泉駅

鬼怒川温泉駅。

鬼怒川温泉駅に到着。まだ時間は早いので、「日光といえばここしかないでしょう」というところへ向かう。

東照宮、中禅寺湖、華厳の滝、いろは坂‥日光といえば、と聞かれて通常であればこんな名前があがるだろう。しかし私にとって日光といったら‥


日光江戸村入口

日光といえばココ!「日光江戸村」

「何!!」と故・中山昭二ばりな疑問の声が聞こえてきそうだが、私にとってはそうなの!!(何故か逆ギレ) 別にウケを狙った訳ではなく、本当に来たかったところなのだ。鬼怒川温泉駅からは東武バスを利用。主な停留所は東武ワールドスクウェア→ウェスタン村→おさるの学校前(日光猿軍団のアレ)→日光江戸村 という感じ。江戸村の駐車場には、目印として「殿」「姫」「侍」「忍者」とか書いてあった。

入るや否や、おみやげコーナーに直行。ニャンまげのCDとかあって悩みまくったけど、財布と相談してこんなものを購入。


メモ帳ズ

ニャンまげリングメモと、パンまげメモ帳。

ニャンまげかまぼこその1 ニャンまげかまぼこその2

切っても切っても「ニャンまげかまぼこ」

江戸村ライター

江戸村のライター。
横のみんくるは大きさ比較用(必要あるのか)

普通みやげコーナーって帰りがけによるもんだろうけど、私の場合いつもこんな。グッズ大好きだからねぇ。とりあえず買うものを買ったので、ついでに(笑)中をブラブラ歩いてみる。


江戸村の様子

微妙に江戸な人が混じってる、江戸村の様子。

ニャンまげ

いたいた「ニャンまげ」
私がみてる間は、ニャンまげに飛びつく人はいかなった。
もし私がいったらニャンまげ重傷

なかなか発見できなかったニャンまげに遭遇、カメラ目線&ポーズまでとってくれてご満悦。もうほとんど来た目的達成みたいなもんだが、中山昭二を偲び、もうちょっとじっくり見てまわる。


ふぁーすときっちん

村内はなにかと江戸風。ファーストキッチンもこんな感じ。

南町奉行所

おもわず「んーんー♪」と唸らざるを得ない、南町奉行所。
門に町娘らしき人が居たり居なかったりして、気になってしようがなかった。

ニャンまげ劇場

ニャンまげ劇場前の顔ハメ。

「ニャンまげ劇場」って、さっきのニャンまげが寸劇でもしてるのかな、と興味津々に劇場イン。そしたら映画だった。妙にCGを多様した時代アクション、って感じだった。

だいたい一回りしたので、サッサと、あ、もとい、名残惜しく(笑)退村。ぶらり旅企画とかよりはるか前、中山昭二がCMをやってた頃から、一度は来てみたかった日光江戸村。でもまぁ、今となってはニャンまげくらいしか目的が〜、ってのは本当で。リアルニャンまげに会えたのはよかった。


帰りも東武バスを使用、鬼怒川温泉駅まで帰ってきて、今夜の宿・二葉館に16時頃チェックイン。


二葉館

宿泊した旅館「二葉館」。

寝はまりん

旅の供・はまりんも少々お疲れ。
「今夜ハ寝カセナイヨ!」うんっ?そういう役回り!?

一泊旅行なので、もちろんVAIO持参。PHS通信カードでネット接続環境もバッチリ〜‥PHS圏外だし(笑)。鬼怒川あたりだとそうなのネ〜。movaはバリ三だったので、当日はiモードで細々と通信。それもちょっと辛かったのて、せっかく温泉に来たんだし、とたいして通信もせずのんびりしまくった。他県への旅の楽しみといえば地方テレビ局のローカル番組!だったりするんだけど、栃木あたりだとフツーに関東だし。このあたり、言ってもそんなに遠くではないのがパスネットの旅の泣きどころ。


【朝から生ガッツそして奥手な私】

早起き&夜は特にやることもなく、で夜は早々に就寝。おかげで翌日はスッキリと早起きすることができた。10/14はこちらを出発する前に、東武ワールドスクウェアへ行くことに決定。時間があったら行こうくらいに思っていたのだが、江戸村へ行くバスに乗っていて意外と手軽に行けそうな場所なことがわかり、やはり行っておかないとと思ったのだ。なのだが!出発前に思わぬイベント発生!!その模様は、宿をチェックアウトしてから駅前のバス亭に到着したあたりより、当時の心境を克明に記録した内容でお届け。




えーとワールドスクウェア行きのバスは9時始発だから、いまは8時45分‥なんと先客がいたかぁ。それはともかく、向こうにいる黒バスはなんだ?カメラや照明機材を持ってる人が数名。テレビの撮影っぽいな。でもテレビ局とかの名前が書いてない。どこの局だろう?このへんの地方局とかかな、それとも近場だからテレ東とかかも。ディレクターらしき人がバス内に向かって説明をしている様子。中に芸能人がいるっぽい。とか言ってる間にこのバス停にも客が増えてきたけど、この人たちは向こうのバスに興味がないみたいだな。それとも私同様見て見ぬふりをしているのかな。あ、私の隣に照明の人が並んだ。どうやらこれから私が乗るワールドスクウェア〜日光江戸村巡回バスの中で撮影するようだ‥とディレクターらしき人の説明を聞いていると、私が降りる予定の「東武ワールドスクウェア園内」の次の停留所「小佐越駅」で一行は降りるようだ。小佐越の駅って看板にワールドスクウェアのキャラが描かれていたっけ。あー小佐越駅も行ってみたくなってきた。小佐越駅から歩いてワールドスクウェアへ行けないことはないし〜‥‥ん?あたりがザワめきはじめたぞ。遠くから手持ちのカメラをひっそり向けている。さてはロケバスの中の芸能人が出てきたな‥


むむうッ!?ガッツだ!!


早起きは三文の得だ。朝からガッツ石松に遭遇するとは。朝ガッツだ。オレより背が低いがそれは当たり前か。それにしても周りの皆が豹変しないのは意外だ。ガッツだぜガッツ。もっと騒いでもいいじゃないか。そういう自分が一番平静を装っているのだが。‥あ、一組が記念撮影を申し入れている。なんとガッツが笑顔でよってきた!依頼した人たちに「どこから来たの?秋田?もう寒いでしょ?」とガッツ。気さくだ!つられて他の皆も撮影を依頼しまくっている。私もデジカメ持ってるし、撮らせてもらっちゃおっかな〜‥(と、ちょっとかわいげにカメラに手をやったところで考える)


このナイスイベントを旅行記に載せる場合の写真としてふさわしいのはどんな画だろう?ガッツ満面笑みのアップ写真じゃないよな。ましてや私とのツーショット写真でもない。やはりテレビの撮影をしている場面を風景としてとらえるのがベストだろう。あまり露骨な記念写真だとページとしていろいろ問題になるかもしれないし。では今の状況はどうだ。他の皆が記念撮影している風景‥他の人の顔をモザイク処理するのもなんだかな。あーどうしよう。こうしている間、興味ないような仕草をしている自分が後々損になってくるように思えてならない。といって急に興味津々な態度をとるのもいやらしい感じだ。ホントはバス停到着時から興味津々なんだけどな‥


とか考えてる間にバスが来ちゃったよ。ついにこの場での撮影はできなかった。もしかしたら小佐越駅で撮影チャンスがあるかもしれないし、とりあえず小佐越駅で一緒に降りることにしよう。他の客にもそういう人がいるかもしれない。降車時、撮影の邪魔にならない様に一番前の席に座ろう。サッサと降りればこちらとしても準備できる。‥と思ったら私の前後を撮影クルーで囲まれちゃったよ。もしかしてこの場が既に邪魔?うわー失敗した、という顔をしたら前にいたADらしき人がかえって済まなそうな顔で返事をしてくれた。そんなことはないのだが。ちなみにガッツは私のふたつ程後ろに着席、走行中にもう一人の出演者と思われる女性(誰か不明)との会話を撮影しているようだ。会話の内容からどうも旅番組っぽいが‥その模様も私の後ろだからあまりよく見えないし。なんだか行動がすべて裏目に出ているなぁ。


当初降車する予定だった東武ワールドスクウェア園内に到着。あら?さっき記念撮影していた一団のほとんどがここでガッツらに礼を言って降りていくぞ。バスを降りた後、飛び跳ねて喜んでいる様はいいのだが‥ということは小佐越駅までついていっちゃうような人って私だけ?あぁあ、余計に恥ずかしくなってきた!これは困ったな‥まぁ、その先まで乗っていっちゃうとワールドスクウェアに行けなくなってしまうし、降りることにしよう。で料金は‥240円。む、小銭がない。両替とかしてたらまたも邪魔になって‥とか考えてる間に着いちゃったよ小佐越駅。両替して‥あぁ、慌ててたら手がもつれてしまった!しようがないなオレも。と慌ててる真後ろでガッツが小銭を支払おうとしている。まさかここも撮影中?だと私が慌てている後ろ姿がぁぁぁ‥でもそれはそれでちょっと嬉しい気もしつつ、持ち歩いている「はまりん」がうつってるといいなとか淡い期待をしてなんとか降車。


それにしても、ここまでついに興味ないフリをし続けちゃったなぁ。ここで降りたのってやっぱり撮影の一団と私一人だけだし。んー‥とりあえず小佐越の駅を撮影して、ちょっと時間を置いて寄ってみよう。その方が私として希望する「撮影風景」らしき画が撮れるかもしれないしな。




小佐越駅その1

てな訳でやむを得ず(?)撮影、小佐越駅。

小佐越駅その2

最寄駅ということで、東武ワールドスクウェアのキャラクターがお出迎え。

小佐越駅その3

自動改札はないよの図。

このような奥手な気持ちの連続であった。ガッツ撮影の希望は叶えられぬまま小佐越駅を撮影後、最後のチャンスを掴むべく振り返ってみたら、一行の殆どはロケバスに乗り込んでいた。どうもバス内での撮影で終了らしい。降車したこの場での撮影はなかったようだ。ガッツはもうロケバスの中だった。

‥結局ガッツ撮影はできず、そういえば放送日等の情報も一切聞けないまま、私は小佐越駅から徒歩8分という東武ワールドスクウェアへ歩いていった。この8分の長いこと。徒歩だけにトッホッホだよホント。


いざという時、どうしてページの内容を優先して考えていたのだろう。こういう時こそ無心で、他の皆と同じように撮影を依頼すればよかったじゃないか。それがページで使えなきゃ文章で伝えればいいし、もしかしたら使える写真となったかもしれない。使用の可否も、撮影しなきゃ否という答えしかない。一貫して「通」ぶっていた自分の態度を激しく後悔した。通ぶってるわりに放送日すら聞けてないしな。

そんな自分の反省は今後の糧とするとして、ともかくガッツ目撃が旅行記の一大イベントとなったことは間違いない。ありがとうガッツ。これからのガッツ石松氏に幸・あれかし。ちなみに、この日撮影していた番組は後日調査の結果以下であったことが判明。放送後知ったので見ることはできなかった。


テレビ東京 いい旅・夢気分
2001/10/24放送 紅葉人気No.1 鬼怒川〜湯西川〜奥鬼怒 名湯・秘湯めぐり


一緒にいた女性は鈴木佑季、ガッツの娘だった。わー。それこそ写真とりたかったぞ。娘の顔も知ってたのになぁ、何故わからなかったか。当時の私の、平静を装っていながら猛烈に動揺していたのがよくわかる。しかしロケしてたのが10/14、10日後には放送してるのね。編集とか素早くするんだなぁ。すごいなぁ。はまりんうつってたかなぁ(笑)。