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ぶらりファイト はまりんがいっぱいの巻(2/2)
2001/06/03(日) 00:01 ぶらり自己満足の旅 | ぶらり旅行記
(↑上の日付は旅行日を示しています)
2001/06/15 初版作成
【歩いて行くところじゃなかったよん】
新木場 15:33発
↓ りんかい線 天王州アイル行
国際展示場 15:37着 ¥230
TWRに乗車中、窓の外にさっき歩いた辰巳駅前の景色を見る。ああ、TWR本社の近くにあった高架は高速道路でなくTWRの線路だったのか、と今更ながら気がつく。
国際展示場駅の右端、COMMUNITY STORE跡地。
古傷を舐めるような真似をする私。
国際展示場駅に到着。ここにも、新木場駅にもあったが、TWRの駅では「りんかい線ケータイストラップ」(¥300)を発売中だった。車両をかたどったマスコットのついたストラップ。それはいいからはまりんストラップを〜!とここで言ってもしようがないことを訴えつつ、隣の有明駅へと向かう(=ストラップは購入せず)。
有明駅では全社柄のかもめカードを購入。めずらしく調査したところ、ゆりかもめでは新橋と有明でしか記念カードの類いは売っていないのだそうだ。その新橋、2/11に行った時は工事中であったが3/22に完成したそうで。新橋ならまた行くこともあるだろう。
んで、次はゆりかもめ本社の最寄駅・国際展示場正門駅へ向かう。有明からわずか一駅だが、有明−国際展示場正門の間にある車両基地への分岐を車内から撮影できたらな〜なんて淡い期待をしての乗車だ。で、有明から乗る人は私一人。撮影には絶好のチャンス‥だったんだけど、荷物をまとめたりとあたふたしているうちに国際展示場正門についてしまった。ありゃま。
有明 15:45発
↓ ゆりかもめ 新橋行
国際展示場正門 15:47着 ¥180
国際展示場正門駅。世話になる人多し。
こみっくパーティーでおなじみ(いや〜ん)
東京ビッグサイト。
ビッグサイトの脇をぶらぶらと歩きながら、ゆりかもめ本社へと向かう。ゆりかもめ本社の住所を地図で見ると、車両基地のある位置ということになっている。車両基地は、数年前コミケにサークル参加する際に車で来て、駐車場へ行くのに迷って(笑)車両基地横の道を爆走したことがあるので知っていた。その時は本社ビルのようなものは見た記憶がないのだが、その時感じた印象「へぇ、ビッグサイトの裏に車両基地があるんだ」=「すぐ近く」が私の中では根強く残っており、今日も余裕で歩いていた。
‥が、その印象・記憶は現実の距離と大きくかけ離れたものだった。確かに車で行けばすぐの場所である。しかし歩くと遠い‥そもそも、その名の通りビッグなビッグサイトの裏にたどり着くまでひと苦労。やっと車両基地にたどり着いたと思ったら、そこにあった看板に本社ビルの位置が書いてあり、それは基地の一番向こうだということだった。んが〜。
新交通車両基地の一番ビッグサイトよりから撮影。
一般の人はここから入れない。
独り歩け歩け大会と化したゆりかもめへの道。車両基地は植木で隠れていて中の様子はあまり見えないし、他には何もないしで疲労感は増す一方。曇りで少し涼しいのが唯一の救いか‥と思いたいところだが、どうも雨が降ってきそうな雰囲気なのでのんびりもしていられず、あまり救いでもない。
とりあえず、雨に降られる前に到着することができた。
ゆりかもめ本社。手前と奥にふたつの建物があった。
長い道のりを歩いてきて、プレハブだったら寂しいな(笑)と心配もしてみたけど、結構立派な建物で。撮影ポイントに悩んだが、疲れていたので適当に撮影、すぐさま駅に戻る。
同じ道のりを戻り、ふたたびビッグサイトに帰ってきた。この頃ポツポツと雨がふりだしてきた。大雨になる前に、と慌てて国際展示場駅に向かう。実はビッグサイトからりんかい線の国際展示場駅へ徒歩でいくのはこれがはじめて。国際展示場って名前の駅だけに、そこそこ近いのね。
【一応新駅を訪れ、今日のところは引き上げ】
国際展示場 16:30発
↓ りんかい線 天王州アイル行
天王州アイル 16:35着 ¥230
りんかい線 天王州アイル駅出入口のひとつ。
今回は天王州アイルを経由して帰ることにした。記念カードも買ったことだし、一度は訪れてみるのもいい。またここでの乗り換えを体験しておくことで、お台場/有明方面への新アクセス手段となり得るかの検証もできる。
りんかい線は本当に高速で、あっという間に天王州アイル駅に到着した。が、東京モノレールに乗り換えるのに時間がかかる。地下ホームから地上にあがるのも結構あるし、出口を出てから東京モノレールの改札まで信号をひとつ渡らねばならない。ついでに、りんかい線方面の改札から浜松町行のホームへ行くには階段を渡らねばならず(羽田空港方面は渡らなくていい)、なんだか不便で仕方のないような気がしてしまった。こりゃいそいでいる時にはちょっと使えないかも。大崎まで延びたらまた検証してみたい。
不便といえば。東京モノレールでパスネットが利用できないのは周知の事実だが、改札には「イオカード・オレンジカード・パスネット等プリペイドカードは一切使えません」と貼り紙がしてあった。そんなに毛嫌いしなくてもなぁ。東京モノレールはJR東日本がSuicaを導入したらそっちに寄るってな話を随分前の記事で読んだけど‥どうなるんだろうね。
天王州アイル 16:45発
↓ 東京モノレール 浜松町行
浜松町 16:51着 ¥190
浜松町 16:54発
↓ JR京浜東北線 大船行(各停)
桜木町 17:29着 ¥450
先程降り出した雨は浜松町についたあたりでやんだ。それはともかくシビアな乗り換え時間をダッシュでのりきりJR京浜東北線に乗車。やれやれ、と目前の乗客に目をやると、二人で同じように上を向き、大口をあけて居眠りをするカップルが座っていた。大口あけップルだ!そのあまりの同じ顔っぷりがおかしすぎて、ぜひとも写真に撮らせてもらいたかったのだが、そりゃいくらなんでも許してもらえなかろう。ということで、下唇をかんで我慢。
下唇が紫に腫れあがった頃(ウソ)、桜木町駅に到着。結局ここまで戻ってきた理由は、渋谷へ行く時に閉まっていた売店のチェックがしたかったからだ。とはいってもやはりはまりんグッズがないのに変わりはなかった。
ここまで来たので、せっかくだからということで市営地下鉄に乗って帰ることにした。
桜木町 17:39発
↓ 横浜市営地下鉄 湘南台行
湘南台 18:13着 ¥350
湘南台 18:27発
↓ 小田急江ノ島線 相模大野行(各停)
大和 18:38着 ¥180
【こんどこそ乗るはまりん号と、肝心な時にコケるVAIO】
6/2は6社局のビル写真を撮影と、なかなかのぶらり旅であった。がしかし、肝心のはまりんグッズは手に入っていない。このままでは翌日どんより日曜日となってしまうこと必至。もはや最終手段を用いるしかあるまい。という訳でGoogleで「はまりん」検索。一発でグッズ情報の手掛かりが見つかってしまった。やっぱりインターネットってスゲエ。手掛かりをみつけたサイトは後日別ページでご紹介させていただくとして、あと6/3は運行いたす「はまりん号」の運行予定もチェックし、禁断の連日ぶらり旅を決行。何が禁断って、2日も遊んでると月曜がツライ(歳)。
大和 10:55発
↓ 小田急江ノ島線 藤沢行(各停)
湘南台 11:07着 ¥180
前日と逆のルートをたどり湘南台に到着。実は前日市営地下鉄に乗車した際、はまりん号を撮影するならどこがいいかのチェックもしていた。市営地下鉄という位だから地下鉄であるのだが、上永谷駅で一旦地上に出る。ここが撮影ポイントとして最適だろうとし、湘南台からはまりん号に乗車、上永谷で降車して撮影という計画をたてた。
エレベーターにもはまりん。湘南台駅ホームにて撮影。
横浜市営地下鉄では、はまりん号でなくても車両の先頭にはまりんのステッカーが貼られている。
念願のはまりん号。はまりん号にははまりんがいっぱい。
ここにもはまりん。わかりやすく「はまりん号」と書いてある。
英語で書くと「HAMARIN-GO」。英語か。
ドアに気をつける旨、皆に注意を呼びかけるはまりん。
車内にあるウェルカムメッセージ。
はまりん号は「インフォメーション電車」なのだ。
上永谷で撮影の予定だが、せっかくなのでここ湘南台でもバシャバシャと撮影。ああ、本当にはまりんがいっぱい!もうウッキウキで乗車。
はまりん号は「インフォメーション電車」であり、横浜市のイベントや施設の紹介などを目的としたポスターの掲出や小中学生等による絵画展などを主に行っている、とのことだ。今回乗車した6/3のはまりん号では、「みなとぶらりチケット」の広告2種、「みなとみらい¥100バス」の広告1種と、まぁ局の宣伝であった。また、扉上の電光掲示板ではフツーに次の停車駅案内とニュースが流れていた。はまりん号なんだし、どうせなら「はまりん情報」とか「はまりんの秘密」、ついては「はまりんの歌」なんかを流してみたらどうだろうか。「はまはまはまりん はまはまりん ママの形見の横笛吹けばぁ〜」とか(そりゃハゼドン)。
なんてバカなことを考えるうち、上永谷駅が近づいてきた。デジカメによる撮影は湘南台駅でわりと満足なものが撮れたのもあり、「いよいよVAIOを登場させるか」と決意。MOTION EYEで、はまりん号が走り去るムービーを撮影しようと思いついたのだ。早速VAIOを鞄から出して起動‥‥いつものことながら起動は遅いが、それは計算済。上永谷の3駅前くらいで起動完了、ムービー撮影アプリも起動して準備万端だ。が、ちょっと万端すぎて、準備完了してもまだ2駅ある。車内でずっとカメラをまわしていて盗撮と勘違いされては悲しいので、一旦スリープさせた。
さぁ次は上永谷だ、ウェイク・ア〜〜ップ‥ゲ、カメラが認識されない。ムービー撮影アプリを起動したままスリープしちゃダメなのね。あぁ、あらららら‥と困っているうちに上永谷を出発してしまった。トホホ〜!肝心な時にちゃんと動かないんだもんなーVAIOちゃん。って使いこなしてないだけだけど。とまぁ、そんなこんなで上永谷での撮影は断念、そのままはまりん号で目的地まで行くことにした。
湘南台 11:42発
↓ 横浜市営地下鉄 あざみ野行(はまりん号)
関内 12:15着 ¥350
目的地、関内ではまりん号を降車。もうムービー撮影はあきらめた。さらばはまりん号。ムービー撮影はできなかったけど楽しかったよん。
【はまりん保存館(違)】
関内 14:58発
↓ JR根岸線 大船行
根岸 15:04着 ¥150
関内で昼食や別件の用事を済ませていたためこんな時間になってしまったが、まだまだ時間は大丈夫。次の目的地にして今日のメインイベント地、根岸に到着。根岸駅から横浜市営バス(21系統)で「市電保存館」という施設に向かう。
市営バスも横浜市交通局が運営しているが、地下鉄と違ってバス全部にはまりんシールが貼ってある訳ではないみたい。実際私が乗車したバスにもはまりんの姿はなかった。ちょっと残念に思いつつ、市電保存館に到着。
横浜市電保存館。愛称トラムポート。
横浜市電保存館は、横浜市民に永く愛されてきた市電の車両や、市内に住んでおられた著名な鉄道模型収集家のコレクションをメインに、横浜市民の財産として保存、公開している施設だ(入場時にもらったパンフレットより)。ここへ来た理由は、出発前の「はまりん」検索によって、市電保存館の売店にはまりんグッズが売っているという情報を得たからである。200円の入場料(中学生以下は100円)を支払い、早速入場‥‥なんと、いきなり売店だ。売店には菓子類の他、鉄道関連の雑誌、市電車両のペーパークラフトなども売られている。そして一番目立つところに‥‥あった!はまりんグッズ!!
「は、は、はまりィ〜〜〜ん!!」と歓喜の叫びをあげたかったけど恥ずかしいので心で言って、でも表情は我慢しきれず満面の笑みで売店のおばちゃんに問いかけた。
私「すみません、はまりんのぬいぐるみってありませんか?」
売「あの大きいのでしょ?あれはねー、いまは何処へ行ってもないの。」
いくつかのはまりんグッズは存在したものの、ぬいぐるみはなかったのでこの質問。どうもぬいぐるみは全世界的に品薄らしい。
売「ごめんなさいね」
私「いえいえいえ、いいんですこれ(他のグッズ)があれば。えっと、そしたらですね‥」
そういって購入したのが以下の品々。
市電保存館で購入したはまりんグッズの数々。
携帯ストラップ×3、ピンバッジ、マグネット。
うれしさのあまりストラップを3本も買ってしまった。ああ、夢にまで見たはまりんグッズをついに入手できた。はまりんり〜ん♪
という訳でここでの用事は終了‥なのだが、せっかくなので館内の展示物を一通り見てまわることにした。然程大きな施設でもないので、ぷらっと見てまわるにはちょうど良い。市電の歴史を写真パネルでおって、廃止のあたりでせつなくなってしまった。
順路の最後の方に「地下鉄コーナー」があり、市営地下鉄の過去・現在・未来が展示されていた。その入口付近に「パソコンQ&Aコーナー」というのがあった。タッチパネルのモニターに表示されるクイズにこたえるというもの。おもしろそうなのでやってみると、まず「大人のきっぷ」と「子供のきっぷ」を選択。クイズの内容(大人向け/子供向け)の選択なのだが‥このあたりから表示されているアニメ絵のイラストがイヤ〜ン!でもキャンセルできないのでやむを得ず大人コースですすめていくと‥結果全部ハズレた。ヌルいヌルすぎる。そして最終画面に出たのもアニメ絵。
そんなんで締めというなんとも後味の悪い見学であったが、ともあれ目的のはまりんグッズが購入できて大満足。保存館を出、横にあるバス停で帰りのバスを待つ‥と、すぐ来た。なんと、帰りのバス(21系統 桜木町駅行)にははまりんステッカーが貼ってある!
帰りに乗ったバス。はまりんステッカーが貼ってある。
この写真は降車した桜木町駅前で撮影。
車内の案内にもはまりん。
なんか市電保存館ではまりんグッズを買いまくった私が乗るからこの車両にしてくれたのかなと思ってしまった。ここで乗るのは私一人だし。まさにはまりん漬けの一日!乗車したバスは根岸駅も経由するが、うれしいので終点の桜木町まで乗っていくことにした。
‥が、これがまた長い道のりで、結局40分くらいかかってしまった。しかも山道クネクネでちょっと車酔い。時間があって観光も兼ねて〜なんて旅であれば、わりと名所前をまわるこのルートも悪くないと思う。が、時間がなかったり車に弱い人は根岸から行くのを薦める。根岸からならがんばれば徒歩でも行けると思う。
桜木町 16:41発
↓ 横浜市営地下鉄 あざみ野行
横浜 16:44着 ¥200
横浜 17:07発
↓ 相鉄本線 海老名行(急行)
大和 17:28着 ¥250
そんな訳で結局日曜も1日仕事になってしまったが、この日ばかりは目的達成で大満足。風呂あがりの一杯がうまかった〜!(嘘:晩酌しない人)
【まだつづくグッズ購入】
念願のはまりんグッズを購入し、6/3は真っ白に燃えつきて就寝。しかし、これで全てが完了した訳ではない。
横浜市交通局のサイトには発売中|これまで発売した記念カードが掲載されており、在庫のあるものについては通信販売も行っている。その中に、2年以上前に5000枚限定で発売されていながらまだ在庫があるとされている「はまりん誕生記念」Yカードが気になって仕方がないのだ。
6/2に交通局へ行けたら聞いてみようと思っていたのだけれど、それはかなわなかったので、6/4に定額小為替を購入して送付。そしたら翌々日の6/6には自宅に到着していた。はやい!はやはまり〜ん!
【第3期は『市営交通友の会』に入りたい】
はまりんの魅力は、わりとしっかりしたデザインなのにあかぬけない、媚びすぎていないところだと思う。大都市横浜とはいえ、地方色がにじみ出ているところに愛着がわくのではなかろうか。ちょうどTVKテレビの番組を好むのと同じ感覚だ。
‥などと難しく締めようとしていても、机に貼りつけてあるはまりんマグネットを見ては「はまり〜ん♪」とクネクネしている私。こんな私に明日はあるのか。まぁ、あったりなかったりだな、きっと。