こどもの国線について

こどもの国線の駅では横浜高速鉄道銘柄でなく東急のカードが売られていたのはこちらで報告した。こどもの国線はもともと、こどもの国の客が利用するために主に日中(=通勤時間外)運行していて、東急が運営していたのだが、平成12年3月から横浜高速鉄道という第三セクターの会社が通勤線化した、ということはなんとなく知っていた。そんな経緯から、東急のカードが売られているというのはあまり不思議にも思わなかった。

が、上記の本社住所を調べている過程で横浜市のこのページを発見、東急のカードが売られている理由がよりはっきりした。

このページによると、こどもの国線は第2種鉄道事業者が東急、第3種鉄道事業者が横浜高速鉄道ということだ。この第2種とか第3種というのは何かというと‥

第2種鉄道事業者:鉄道施設を使用し、旅客の運送を行う事業者
第3種鉄道事業者:鉄道施設を保有し、第2種鉄道事業者に使用させる事業者

‥という訳だ。

はっきりしたのはいいが、では横浜高速鉄道銘柄のカードは今後発売されないのだろうか?素人目でみると横浜高速鉄道がもっと儲かれば可能性があるような気がする。しかし主に沿線住民が利用する計3駅で単線のこどもの国線が今後爆発的に繁盛するようには思えない。

しかし、ただいま工事中の「みなとみらい21線」も横浜高速鉄道である。儲かるかとかはわからないが、この頃にはカードが出ているといいなぁと思う。でもMM21線の開通って‥‥2003年度予定とのこと。ちと先だなぁ。