ぶらりパスネットの旅 房総ドリーム篇(1/3)

(↑上の日付は旅行日を示しています)
2001/2/12 初版作成

【興奮冷めやらぬまま続く旅】

前日、多摩方面の旅を終えたその日に「未来都市篇」を作り終え、自らのテンションは最高潮まで到達。結果興奮して朝の5時まで起きていた。翌日の今日(2/11)は1日仕事になること必至、とりあえず寝たものの睡眠時間4時間余り。まぁ電車の中で寝りゃいいやと出発。しかし2日目を迎えた「ぶらりパスネットの旅」は寝る間もない程の波乱万丈、笑いあり涙あり(うそ:泣いちゃいない)の旅となった。

主に千葉エリア中心の2日目は写真撮影ポイントが多いので3部にわけて掲載する。


【2/11のルート】

10:34 大和→(相鉄本線)→横浜→(JR東海道線)→新橋→(ゆりかもめ)→有明・国際展示場→(りんかい線)→新木場→(JR武蔵野線)→西船橋→(東葉高速線)→東海神→(徒歩)→船橋→(東武野田線)→新鎌ヶ谷→(新京成線)→鎌ヶ谷大仏→(新京成線)→新鎌ヶ谷→(北総・公団線)→東松戸→(北総・公団線,京成線,都営浅草線)→浅草橋→(JR総武線)→新宿→(小田急線)→大和 18:52
※一部出発前に予定していたルートを変更した箇所有。詳細は本文中に記述。


【旅2日目その1:地元横浜でいきなり慌てる男あり】

2/11日曜日快晴、絶好のぶらり日和となった。あまり寝ていないのは普段通勤する時と変わらないが、本人はかなりテンションがあがっているので気だるさはない。むしろ早足になっている。


相鉄大和駅

すべての出発点、大和駅(相鉄側出口)。伝説はここからはじまる。

最初の目的地は横浜駅。もろ地元であるが、市営地下鉄だけ買っていなかった。この後ゆりかもめ・TWR方面へ行くのに横浜からJR東海道線を使うことにしたので、ついでに購入できるということでこの日まで買わないでおいた。


[2001/02/11(日) 大和→横浜]
 大和 10:34発
  ↓ 相鉄本線 横浜行(急行)
 横浜 10:55着 ¥250
市営地下鉄横浜駅入口のひとつ

横浜市営地下鉄 横浜駅入口のひとつ。相鉄改札(1F)のそば。
このへんもストリートミュージシャンが多い。

このへんは勝手知ったるものと、予定通り市営地下鉄のカードを購入しに行く。市営地下鉄には専用の一日乗車券の自販機もあったが、どうやらそちらはパスネット対応ではない様だった。「そんな子供騙しにはのらないぜ」などと、別に誰も騙してないのに不敵な笑みを浮かべ、でもパスネット対応のほうの自販機はどんな柄のカードが出てくるのかわからないものだったのでドキドキしながら(ホントは小心)購入。出てきたのが車両写真のある柄だったので、まるで当たりが出たかのように喜ぶ私。

幸先の良いスタートと、今購入したカードを見る‥なんと京急が2000年12月に導入!?ということはもう導入してるじゃん!(←横浜弁)

全然知らなかった‥市営のカードを購入後、すぐJR東海道線に乗る予定を急きょ変更、慌てて京急改札へ走る。京急も止まる横浜駅で気がつけたことを真剣に喜んだ。とはいえ、そんなことも知らずにパスネットを語るなど、そのヌル鉄ぶりは内閣総理大臣承認級。もう恥ずかしいし、でも後の予定があるから急がなきゃいけないしで、赤面しながらコンコースを走る姿はまさに赤い光弾(ジリオン)。


で、京急では「ルトランカード」というプリペイドカードがあったがどうもそれもパスネット未対応らしく、対応のものは窓口で購入ということになっていた。窓口にいたのが女性の駅員で、慌てふためいていた私の心臓もヒーリング。でも駅員さんがくれた京急の1000円カードは真っ赤っ赤、やっぱり赤い光弾(ジリオン)。ちなみに、カード購入駅では記念に写真をとるのがこの旅の使命のひとつであるが、京急横浜駅前は人でごったがえしていたので撮影は断念。


【旅2日目その2:夏でも年末でもない日にゆりかもめに乗る男】

[2001/02/11(日) 横浜→新橋]
 横浜 11:14発
  ↓ JR東海道線 東京行(普通)
 新橋 11:36着 ¥450

京急ショック(というかビックリ)をJR東海道線内で沈静化した私は、気持ちも新たに次の目的地、ゆりかもめ新橋駅へ向かう。しかしゆりかもめに乗るつもりはなく、新橋でゆりかもめパスネットを購入後→(JR山手線)→有楽町→(営団有楽町線)→新木場 と行くつもりであった。ゆりかもめに乗ってTWRに乗り換えていくよりその方がはやいと思ったからである。コミケでもないのにのんびりゆりかもめに乗っている暇はない。でもコミケの日こそゆりかもめって乗りたくないが(笑)。


新橋駅

JR新橋駅烏森口を出てすぐのゆりかもめ通路。
ここから行こう‥と思ったらいつの間にか「降車専用」に?

しかしゆりかもめの切符売場に行くのなんて何年ぶりかな‥などと昔を思い出しながら、以前通った通路前へ行く(上の写真のところ)と、「工事中」「降車専用」の文字が。「ここからは行けませーん」と叫び続けるお姉さんもいる。工事中というんだから工事中なんだろうと、案内に導かれ切符売場前へ‥ここでまたビックリ、ものすごい人だかり。国際展示場で何かやってるのか、お台場方面へ行く人たちか‥理由はわからないが、ともかく券売機にたどりつくまで何分かかるかわからない状況だ。この状況から、改札前の売店でもパスネットは販売していない。

ここで正直に並んでいたら何十分かかるかわからないし、もし券売機でパスネットを販売していなかったら並び損(それを確認できないくらいの混雑具合)。む〜‥と考え、ここでもまた急きょ予定を変更。パスネットは売る程持っているので、とりあえず手持ちのカードでゆりかもめに乗って終点の有明まで行きそこでパスネットを購入、TWRの国際展示場駅から新木場へ向かうことにした。


[2001/02/11(日) 新橋→有明]
 新橋 11:50発
  ↓ ゆりかもめ 有明行
 有明 12:14着 ¥370

切符売場は混雑していたが、幸いゆりかもめ車内はそれ程混んでいなかったので、のんびり景色などを眺めていた。天気が良いので眺めもよい。しかし国際展示場やお台場に用がないのにゆりかもめに乗ったのってはじめてかも。しかも何故あんなに切符売場が混雑していたかもわからない。なんか「何の行列かわからないけどとりあえず並んじゃった感」に満ちあふれた乗車だ。

乗客の大半はお台場だの国際展示場だので降り、終点近くでは殆ど乗客がいなくなった。そこで念願の展望席着席!


ゆりかもめ車内よりその1 ゆりかもめ車内よりその2

ゆりかもめ展望席に座ったぜイエ〜イ記念、車内より撮影。でも斜めっちゃった。


小さな喜びを噛み締め有明駅到着。気がつけば乗客は私とカップル1組だけだった。そのカップルの彼氏は「(国際展示場は)国際を展示するところなんだよ」などと言い、二人で爆笑していた。そんな聞かなくてもよい会話が聞こえてしまうくらい静かな駅・有明のパスネット売場はどこだと改札前を探索、券売機で販売していた。窓口でも販売しているようだが駅員不在。で、券売機から出てきたのはパスネット導入以前に買ったのと全く同じ柄のかもめカード‥まぁ柄にはこだわらないことにしてるけどね、「パスネット」の表示もないのはちょっと寂しい。


有明駅舎 国際展示場駅舎

ゆりかもめ有明駅とTWR国際展示場駅。私が来る時はいつ来ても静かな両駅。


【旅2日目その3:延びつづける臨海副都心線(←旧名称)】

上の写真を撮影したところで、デジカメの電池切れマークが点滅。控えの電池がなかったので、「そういえば国際展示場駅にはCOMMUNITY STORE(コンビニ)があったよな」と、有明駅すぐとなりの国際展示場駅を見ると‥なくなってるし。別の売店を見てみたがアルカリ電池しか売ってない。手持ちのデジカメは調子が悪くてマンガン電池でしか起動しない代物なので、ここでの電池購入は断念、新木場で買う予定だったTWRのパスネットカードをここで購入してホームに降りる。そういえばTWRの発車ベルってJRの駅の音楽と同じなのよねと思い出した。でもJRのどの駅かわからないところがまたヌル鉄。


[2001/02/11(日) 国際展示場→新木場]
 国際展示場 12:31発
  ↓ りんかい線 新木場行
 新木場 12:36着 ¥230

ホームに貼ってあったポスターにもあったが、TWRは今年3月には天王州アイルまで、来年2月には大崎まで延びるとのこと。大崎までくるとかなり使えるなぁとしみじみ思っている間もなく新木場に到着。たぶん当初考えていた有楽町線ルートの方が時間的にははやかったと思うが、眺めのよさからかそれ程ゆりかもめが長くは感じなかったし、何より観光気分に浸れたのは覚えず収穫であった。災い転じて福となった。でも麻生かおりがCMをやっていたCOMMUNITY STOREはなくなっていた(関係ない)。


【予告:2日目その4以降は後日】

新木場からいよいよ千葉県に突入したシマヤンが見たものは!?真相はこの後すぐ!!(たぶん明日には書くと思う)