速水けんたろうコンサートin名古屋リポート(第二部篇)

休憩の後、本日のメインイベント第二部。しかし私にとってメインはマツリちゃんショーだったので、正直なところ最初はわりとどーでもよく思っていた。しかし終了後、やはりメインイベントであったと思い知らされることとなる。


幕が開き、ステージにはバックバンドのみ。けんたろう兄の声でポエミーな台詞が場内に流れた後、舞台天井から書割りの気球が降りてくる。着地と同時に気球裏からけんたろう兄が登場。これには場内騒然。気球に乗っての登場にしか見えなかったからである。なかなか凝った登場のけんたろう兄、続いて挨拶変りの熱唱。

・虹のむこうに
・はるのかぜ


おかあさんといっしょのファミリーコンサートのつかみでもおなじみの「虹のむこうに」、季節柄「はるのかぜ」と、納得づくしのスタート。その後挨拶トークと続く。さすがけんたろう兄というか、こういう場のトークも手慣れたものだ。特に会場のおかあさん向けのネタでママのハートをギュッとつかむ手腕は見習うべき技だ。見習ってどーする。そしてトーク後も歌は続く。

・すてきな言葉
・アイアイ (会場ノリノリ)
・犬のおまわりさん
・こぶたぬきつねこ
・パンダうさぎコアラ
・ぞうさん
・おもちゃのチャチャチャ
・だんご3兄弟 (旧振付を一人で)


アイアイ〜ぞうさんは「動物メドレー」と称していた。振りがついてくるので会場の熱気もヒートアップ。ここでまた魅惑のトークになるのだが、そこそこに次の歌に入る。

・燃えろ×4 ロボコン!!


けんたろう兄は「燃えろ!!ロボコン」後半の主題歌(OP:EDは作曲)を歌っていたが、今じゃすっかり持ち歌だ。で、2番に入るところでロボコンが登場。主題歌を歌っていたつながりから、ロボコンが友達ということになっているらしい。出てきたロボコンの声は非常に伊倉一恵似で、一瞬本物かと思ったが、おそらく第一部の司会のお姉さんが声をあてているものと思われる。

ロボコンとのトークの中で、子供の頃になりたかった職業の話となり、いろいろな職業をあげる中で何かを思い出した様子のけんたろう兄は突如退場。一人とり残されたロボコンは「これからロボコン・オンステージだ」として「今からロボコンたいそうをやるよ。みんな立って〜!」と述べた。述べたものの会場の反応は「え〜?」と疑問の声。そう、ロボコンは見ていても「100点満点 ロボコンたいそう」の振りを覚えている人はほとんどいないだろう。あんまり流行っている様子もなかったしね。そんな中で、「いやロボコンたいそうはロビーナちゃんのパンチラあってのものじゃないか」と加藤夏希不在の会場を不満に思う私。相変わらずダメな私はおいといて、体操はスタート。ロボコンたいそうの振りとは要するに「旗振り」で、そんなに難しいものではない。だからか、最初の反応とはうらはらに始まってみると場内はわりとにぎやかだった。ちなみに舞台ではバックバンドの面々も旗振りをしていた。はずかしそうだった。


意外と盛り上がったロボコンたいそうが終わると、場内に高笑いが響く。直後、銀色の全身タイツに身を包んだけんたろう兄が客席側に登場、腰に取りつけられているボールを外しては投げていた。場内一体化するイベントに客席は大興奮。舞台に戻ったけんたろう兄は、ロボコンから問われ自己紹介する。
「私はケンタマン!」

実は第二部もヒーローショーだった(笑)。全身タイツの胸部には「K」の文字があしらわれており、他の模様は、全身タイツだけにストレッチマンの雰囲気が醸し出されていた。今や全身タイツヒーローのスタンダードかストレッチマン。また、先程投げていたのは「元気の玉」だそうで、皆に元気をわけるといった目的、だったと思う。一応ケンタマンとけんたろう兄とは別人という設定らしい。

ロボコンはケンタマンとのトーク後退場。ケンタマンは「前向きに生きる合言葉」として、「ポジティブポジティブ大丈夫」略して「ポポじょーぶ」という小ネタを披露した後、足りなくなった「元気の玉」をとりにいくと行って一旦退場。


誰もいなくなった舞台上に、戦闘員が3名ほど、何か袋を担いで逃げる様子で現れた。第一部のショーで出てきた戦闘員とは明らかに違う、よく見るとバラノイア帝国(オーレンジャー)の戦闘員ではないか。この後の展開がこの時点で読めてしまったものの、ちゃんと戦闘員を変えてくるあたりにこだわりを感じた。

戦闘員が担いでいたのは実は「元気の玉」が詰まった袋で、盗まれてしまったらしい。追いかけるケンタマン。しばらく無言の追いかけっこが続く。ケンタマンの走りポーズは西川のりお師匠の「ツクツクボーシ」な振りが混じっており、いつぞやのおかあさんといっしょファミリーコンサート「すくすく王子」を髣髴。やはりドリフやひょうきん族世代のおかあさんに向けたネタだろうか。

追いかけっこはそのうち、サル等およそ関係のない人たちが混じりよくわからない状態に。気がつくとケンタマンはいなくなっており、かわってけんたろう兄が元の衣装で登場。追いかけは着替えのつなぎだった。

「元気の玉」を奪われ大変なことになった、オーレンジャーを呼ぼう、と期待通りの展開になり、例の歌に。

・オーレ!オーレンジャー


間奏時、戦闘員とけんたろう兄の殺陣がくりひろげられる。ここまでは想像しておらず、思わずアツくなる私。カッコイイぞけんたろう兄!そしてオーレッド登場、けんたろう兄の生歌の横で展開される殺陣!考えてみれば、主題歌の歌い手が熱唱している横で殺陣があるなんてショーは見たことがなく、猛烈な感動に見舞われる私。ああ、これはアツい!歌の終了と共にオーレッドは戦闘に勝利、けんたろう兄とガッチリ握手して退場。


シマヤン大興奮の舞台の後は一転、あそびうたのコーナー。「けんたろうとミクのワイワイキッズ!」でやっているこれ↓

・アブラハムの子


すみませんワイワイキッズ!は1回しか見てないんス、という訳でこれは初見だったが、子供向けのあそびうたとしてはいい感じだった。この歌の内容に加え、子供たちを席から立たせる場面でもけんたろう兄の自然な誘いに感心。さすが、おかあさんといっしょの歌兄をつとめあげたキャリアは伊達ではない。

このあそびうたの最中、バックバンドの面々も途中から参加していた。歌が終了した後、そのことに対するツッコミトークなんかがあったりして、続いておかあさんといっしょ卒業後これまでしてきたの仕事の話に続く。

ゴーゴーファイブに加賀美博士役で出演したこと、土曜ワイド劇場にも出演したことetc.。他にCDも出していたことも告白。4/1に発売されたこの歌、

・輝け!未来へ 〜Hit & Run〜


これは日本ハムファイターズの応援歌なのだが、ここが名古屋ということから曲紹介時に猛烈に恐縮していた。歌詞の内容が直接日ハムと関連している訳ではなし、「メッセージソングとして聴いてほしい」とも言っていたし、何もそんなに恐縮しなくても‥と思って聴いてたら、途中から日ハムのマスコット「ファイティー」が登場。確かに、日ハムの事をかくしておいて突然出てきたら怒るわなぁと納得。


ロボコン、オーレン、ファイティーと仕事仲間(夢のない言い方だなぁ)が続いて出てきたら、次は奴である。ファービー。

・Hello FURBY!


確かにファービーのビデオ(速水けんたろうのFUN FUN Furby)に出たり歌を歌ったりしていたのは記憶に新しいが、でもファービーの着ぐるみは出てこないだろう、と気を抜いてたら、出た。人の大きさのファービーは恐い。恐すぎる。十万石饅頭。


歌の終了と共にけんたろう兄も退場、続いてしばらくバックバンドのみの演奏が続く。メドレーで、
春が来た→ドラえもん→クレヨンしんちゃん→サザエさん→イカイカイルカ→虫歯建設株式会社→(?)→(ミッキーマウスのあれ)→(エレクトリカルパレードのあれ)→春が来た
‥とこんな感じだった。正式曲名わからないものばかりで御免。

バックバンドメドレー終了後、けんたろう兄が別の衣装に着替えて再登場。ちなみに衣装は、色は忘れてしまったがカジュアルスーツ系だ。何でもかんでも「系」をつけるのはいかんと思うが、無知識なためこれと言い切れない時には便利な言葉だ>系。

バックバンドの紹介をからめて(バンド名・メンバー名を紹介していたのだが聞き取れず)以下のようなJ-POPなメドレー。

・WAになって踊ろう
・全部抱きしめて
・A・RA・SHI
・ゴールドフィンガー'99


例の「アチチ」では会場も大いに盛り上がっていた。その後、しんみりトークに続いて、

・(? 知らないバラード曲スミマセン)
・あつまれ笑顔


‥と自身作詞作曲の歌で終了、一同退場する。会場全体のアンコールで再度登場、締めのトークに入る。8/6もここ(愛知県厚生年金会館)でコンサートをやると告知していた。何やら引田天功も出るらしいとのこと。で、アンコール曲は締めにふさわしいこれ。

・あしたははれる


最後も開始時と同じくポエミーな台詞で、ライトが落ちて終了。思いがけずヒーローものとして楽しめたこともさることながら、トーク・子供のあしらい方・そして歌と、けんたろう兄の実力を大いに見せつけられた、すばらしいステージであった。

(つづく)