学校放送 平成11年度タイトルリスト(その3)

  • 地球たべもの大百科
    1. チャオ!スパゲッティ 〜体験編〜
    2. もっと知りたいスパゲッティの秘密 〜データ編〜
    3. ナマステ!カレー 〜体験編〜
    4. もっと知りたいカレーの秘密 〜データ編〜
    5. ニーハオ!ぎょうざ 〜体験編〜
    6. もっと知りたいぎょうざの秘密 〜データ編〜
    7. いっちょうあがり!江戸前寿司 〜特別編〜
    8. マガンダンハポン!ココやし 〜体験編〜
    9. もっと知りたいココやしの秘密 〜データ編〜
    10. ボンジュール!フランス 〜体験編〜
    11. もっと知りたいフランス料理の秘密 〜データ編〜
    12. ブエノスディアス!タコス 〜体験編〜
    13. もっと知りたいタコスの秘密 〜データ編〜
    14. ハロー!お茶とケーキ 〜イギリス 体験編〜
    15. もっと知りたいお茶とケーキ 〜イギリス・データ編〜
    16. グダーグ バイキング料理 〜ノルウェー・体験編〜
    17. もっと知りたいバイキング料理の秘密 〜ノルウェー・データ編〜
    18. グーテンターク!ジャガイモ料理 〜ドイツ・体験編〜
    19. もっと知りたいジャガイモの秘密 〜ドイツ・データ編〜
    20. 世界のたべもの大集合!

    総合的学習・2回で1つのテーマ・カタカナでフリップフラップ等、新しい試みが目白押しだった本番組。番組としてはいい感じにしあがってたと思います。データ編は邪な目でなくともためになりましたし。

    番組はいいんですけど、これを期に「総合的学習って何だろう」とよせばいいのに考えました。

    「自発的に行動をおこさせる」というのがポイントのひとつにあると思うんですけど、子供でしょう。「自発的に行動をおこさせる、ということをやらされている」なんて思わないでしようかねぇ。テーマが本当に好きなこととは限らないじゃないですか。料理大嫌いな子だったらいくらこの番組を見たって嫌なものは嫌ですよ。

    子供のやりたいことって今だったらゲームとかヨーヨーとかミニ四駆とか(古いか)、遊びでしょう。いわば「学校でやらないこと」だと思うんですよ。全国の小学校でパソコンが導入されて、自分が子供の頃とてらしあわせて我々は「うらやましい」なんて思ったりしますが、当の子供は「パソコンやらされてる、嫌だ」と思わないでしょうか。そのうち、子供の興味をひくために「(授業で)ポケモンやりなさい」「夏休みの読書感想文はコロコロを読みなさい」なんてなったら、後々子供の好きなものがどんどん減らされていくような感じがしてなりません。まぁ、極端な例ですけど。

    私が小学生の頃、義務教育の「義務」という言葉が漠然とですが納得できなくて、学校へ行くこと自体「何故だ」と考えたことがあります。自分の考えは無視ですべて「やらされている」と思ってしまったんですね。小・中学校っていろいろ押しつけられるところだ、というイメージがありましたし、そのへん実は今でも変わっていません。今の子がどう思っているかはわかりませんが、そう思う子がいないとは言い切れないと思います。

    義務が悪いのか、では義務でなくせばいいのか、というとそうではないです。この歳になれば義務教育の重要性はわかりますし、必要と思います。でもそれを子供にわからせるのは非常に難しいことだと思うんです。この「やらされてる感」をいかにクリアできるかが総合的学習のひとつのキーではないのでしょうか。なんて無知識の門外漢は黙ってろっていうのにまた書いてしまった。すみません。


  • マテマティカ
    1. ころころまんまる
    2. さんにんでさんかく
    3. きっちりしかく
    4. ぐんぐんおおきく
    5. みぎとひだり
    6. かたちのふしぎ
    7. くりかえしのまほう
    8. かずのくにへ
    9. かずがうまれるとき
    10. まほうのけいさんき
    11. 100ってなに?
    12. ふえたりへったり
    13. 九九のひみつ
    14. かずのくにのことば
    15. かずのふしぎ
    16. はかりのくにへ
    17. ものさしってなに
    18. メートルものがたり
    19. ときのはかり
    20. さんすうアルバム

    はじめピーターのインパクト、あとは萌希ちゃん、な番組でした。「算数を好きになってもらいたい」という制作側の意図はわかるし、番組にもよく出ていたと思います。でもよく考えたら私って別に算数嫌いじゃないから(むしろ好き)、そういう人にとってはなんかトロくて退屈なんですな。はは。そんな奴ぁ見るなって?失礼しました。


  • まちへとびだそう
    1. 帰ってきたよ、ふるさとへ
    2. どんな人があつまっているの?〜まちのしせつ〜
    3. すみよいまちをめざせ〜地域活動〜
    4. 学校のまわりに何がある?〜地図づくり〜
    5. 川にそって歩こう〜まちを調べる(1)〜
    6. 山がよんでいる〜まちを調べる(2)〜
    7. まちを見わたせば
    8. おしえて、きみのまち〜おたより とくしゅう〜
    9. 買い物に行ってみよう
    10. これが大きな店だ
    11. ふれあい商店がい
    12. おいしいものをつくりたい〜工場のしごと〜
    13. 心をこめて育てたい〜田畑のしごと〜
    14. 海のたからもの
    15. ちょっと旅にでてみれば〜町と町のつながり〜
    16. むかしへタイムスリップ
    17. まちのむかしをさぐれ!
    18. のこしていこう古いもの
    19. ボクのまちじまん日記〜おたよりとくしゅう〜
    20. だいすき!このまち

    ユカさんとか、ツボをついた豪華なゲストとか、いい要素はいっぱいあったのにどうにも満足感がないのは、きっと最後までガジュ丸に馴染めなかったからだという結論に達しました。設定・ストーリー・演出等々、そのへんの問題かなと思ったんですが(そこに問題がないとはいわない)、やっぱり主人公かなと。なんかこう、自分を捨て切れてないような演技に見えちゃったんですよねぇ。惜しいです。


  • さわやか3組
    1. 先生がやってくる
    2. カメラがない?
    3. おかし大作戦
    4. お茶の畑でつかまえて
    5. 朝、おきられない!
    6. ボクは女の子!?
    7. 絵の中の女の子
    8. すばらしき自由研究
    9. おさいせん箱
    10. カミナリ徳さん
    11. お弁当事件
    12. 小さな部屋
    13. おれは犬
    14. 大きらい七五三
    15. ミスター南小のひみつ
    16. 家族写真の日
    17. 走るのいやだな〜
    18. タケさんの好きな人?
    19. さかあがりができない!
    20. 3組写真館(総集編・そうしゅうへん)

    ギャグのひとつひとつはおもしろかったです。しかしどうも心に残らないというか‥そのギャグばかり目について、でもギャグは一過性で、結局中身なんだったかなぁといいますか。「たらいが落ちたよ」「おっけっ毛登場シーンはブルースワットみたいだったよ」と単発のネタだけが記憶に残っていく、ドリフ的な印象が強かったです。たらいだけに。

    特に昨年度が暗かったんで、3年生諸君を3組に戻すという意味でこのような形になっていった、あくまで子供がターゲットだと考えれば、もっと評価されてもいいんじゃないでしょうか。逆にいうと私みたいな人間にとってはイマイチおもしろくない‥それも当然ですかねぇ。ちょっと寂しいような。まぁ私が3組に望むことってかなり特異ですから、そんなのは無視で(あたり前か)来年もガンガンとばしてほしいですね。

    #「もっと隙間まで見ろ」ってことかなぁ。私には見抜けなかった。まだまだ修行が足りないのか、そんな意図はなからないか。

    しみじみしたのは、タケさんのだんご屋という設定が、だんごブームの急激な沈静化によりかえって渋くなったということですか。そこまで見越していたのかな?あと「寝るのをやめるしかない」が今年度の私的流行語大賞ということで(笑)。


  • 虹色定期便
    1. 世界で一番ふしあわせ
    2. 花よりゲーム
    3. お母さんのハイヒール
    4. 大好き!?避難訓練
    5. 魚の運命
    6. 海がこわい
    7. めざせ!一級
    8. いのちの贈り物
    9. 汗とチップとみかんの木
    10. エンピツ一本の重さ
    11. おやじの仕事
    12. メールのうわさ
    13. よみがえった清流
    14. オレのペット
    15. 朋彦のあやまち
    16. 生まれ変わったら‥‥
    17. 先生の告白
    18. 主役は誰だ!?
    19. じいちゃんの底力
    20. いつまでもライバル

    当初「ライバル」ときいた時、当人同志がライバル意識を互いにもってはりあう、でも行き着く先は友情を深め、芝生に大の字でアッハッハー、という内容になるのかなと想像していました。まぁ私の勝手な「ライバル」のイメージですが。確かに主人公である寛市は朋彦にライバル意識をもっていたんでしょうがそれはかなり一方的で、相手の朋彦は自分のことで精一杯でしたよね。だから寛市のライバル視がなんか身勝手に見えてしまって。いつもプンスカ怒って、悩んで、最後はなんとなく自分なりに決着がついて〜の繰り返しだったような。あ、自分なりに決着がってのは毎年のことか。

    逆に朋彦や先生の、自分の生き方を決めていくあたりの話はおもしろかったです。それはいいんですけど、だったら「ライバル」なんて言わないでほしかったですね。私って最初のイメージをしつこくもってる人ですから<この性格もなんとかしたい。

    までも、キャラ的な楽しみ方ができた点で救われるかな。かおるちゃん・すみれ父母・ポップさん・精三改め竹造(別に改名した訳じゃない)などなど。


  • わくわくサイエンス
    1. 発芽のふしぎ
    2. 気温と太陽
    3. 変わる天気
    4. 植物の成長
    5. 魚のたんじょう
    6. 花粉のひみつ
    7. 夏の科学
    8. 台風がやってくる
    9. 月の通り道
    10. 変わる月の形
    11. かつやくするてこ
    12. とけた物のゆくえ
    13. 出てくるけっしょう
    14. しょうとつのパワー
    15. ふりこのひみつ
    16. 冬の科学
    17. 雪と季節風
    18. 動物のたんじょう
    19. 人のたんじょう
    20. いのちの科学

    出演者交代後も設定やイメージを変えず、かつ一見地味だけどイカス小ネタでせまってくる本番組、今年もよかったです。こういう番組を大事にしていってもらいたいですよね。