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サンフランシスコ旅行記(その3)
1999/04/12(月) 02:38 What's Fool? | 旅行記
その3:成田出発日&シスコ到着日(96/05/28)
成田エクスプレスで行くため、横浜駅でたくちゃんと合流。たくちゃんは背広姿なのに私はポロシャツ姿‥まあいいのだ!(爆)
成田空港到着後、手続きを済ませ売店でミネラルウォーターを購入。これは乾燥する機内で飲むため。スチュワーデスさんに頼めば飲みものはもらえるのだが、たびたびじゃなんだしね、ってことで。
さて、いよいよ搭乗〜‥というところで大きくため息をつくたくちゃん(笑)。前回のシスコ出張(Netscape Conference)から間もなく次の出張、しかも前回はまだ同行者が英語を喋れたからいいものの、今回は日本語の美しさに魅せられて他国語を覚えようとしない(美化表現)2人である。いや〜ん(Likes フクちゃん)なのは否めないが、これも仕事だ(泣)。
いよいよあきらめて(笑)搭乗する。私は喫煙席、たくちゃんは禁煙席にしたので隣ではない。さて‥と思ったらなんと私の席は3人がけの真ん中、しかも両脇おばちゃん(T_T)。当然エコノミー、泣くしかねぇって感じだ(笑)。
しかもそのうちの一人はま〜元気なおばちゃんで、60越えてるというのに喋る喋る。いや、60越えてるからこそよく喋るのか!?(偏見)。サンフランシスコ在住のイカしたおばちゃんで、日本から帰るところらしい。若いころはパーサーをしていたらしく、パイロット(外人)と結婚して向こうに住んでいるそうな。年代からすればかなり先進的な女性だが、話を聞けば聞くほど「気が強〜い」人で、先進的なのもなんとなくうなづける。
まあそれだけなら(どうせ9時間も暇だし)いいんだけど、どうも彼女は天理教の人らしく、話がだんだん宗教的になってきた。天理教がどうかとは何も思わない私だが、こんな狭い席で説教聞かされるのもたまらんのでうまいこと話をはぐらかす私。う〜ん、おばさんキラーだ(意味違)。
途中、睡眠タイムだけは静かにしてくれたので、早速寝た。さあここで、持ってきたものを検証してみましょう。
- トランク
- スリッパ
- 貴重品入れ
- マスク
- 安眠まくら
大きいことはいいことだ。と思ったが、いざ行く時になったらスカスカであった(笑)。ほどほどがいいみたい(^^;
後の話しになるが、ホテルで大変重宝した。唯一当たりの買いものかも。でも私のデカ足(28cm)に合うものはなく、やむなくちょっと小さいやつになってしまったため、やはりかかとを汚すことになる。
ズボンの内側にしまい込むのはいいんだけど、けっきょく座ったりすると折れ曲がってしまい使いづらかった。たくちゃんの持っていた「腹巻きタイプ」の方が断然よろしい。
確かに機内は乾燥していて、起きてる時はいいんだけど寝る時なんだか苦しくって寝られず仕舞いだった。でもマスクはずして寝たら寝たで口がカラッカラ。難しいもんだ。
首は座るんだけど、苦しい(爆)。サイズがあわないのかなぁと思って空気をじょじょに抜いていったら、結局落ち着いたのは空気ほとんどなしの状態だった。エコノミーじゃなきゃいいんだろうなぁ(^^;
結局、寝たといっても熟睡はできぬまま、いよいよサンフランシスコに到着。これは別に外国だから〜ってわけではないが、なんだかサンフランシスコ空港は赤い(壁とかいろいろ)。日本の公共施設は白が基調と思うんだが、それに慣れている私はなんだか既に落ち着かない。
入国審査も終ってバスに乗る。しかしアレだ、右も左も外人だ!!(当り前)。あ、ここじゃ私が外人か。でもたまに日本人を見かけてホッとするも、単に日系なだけで英語しゃべってるしぃ。みんな何言ってるかわからないのでちと苦痛(この段階ではまだ「ちょっと」で済んでいる)。
しばらくバスにゆられ、30分程でダウンタウンに到着。泊まるホテルは Parc 55 Hotel というホテルなのだが、バスを降りたのは Nikko Hotel 前。ここは以前も来たことがあるたくちゃんに任せ、さっそうと歩き出す。
‥しかしなかなか到着しない。常に冷静な表情のたくちゃんにたずねると「む〜、迷ったみたいですねぇ」(^^;。完全に任せっきりにしてしまっていたので何とも言えないが、荷物が重いのでツラかったっス(^^;。
ホテルを探す道中、突然日本語で呼び止められる。どうやら現地の日本人向けおみやげ屋さんのようだ。こんな異国の地でビラまで貰ってしまうとは(笑)。しかし、もらった当時の心境は(外人ばかりで不安もあり)結構うれしかったりしたもんだった。でも結局そのみやげ屋さんへは行かなかったけど(^^;。
しばらくして、シスコの碁盤の目な街並みをマスターしはじめたたくちゃんがホテルを発見、無事到着。しかしここからがまた試練の時(^^;。
「(英語が話せなくて)チェックインできない」(爆)お互い「なんとかしてくれ」と思う二人、しかしどうにもならない二人(^^;
とりあえずたくちゃんが果敢に挑むが、申し出側も受け手側もなんだかわけがわからず一時その場を去る。うむ〜‥ところで、確か私が買ったガイドブックには、このホテルに日本語を話せるスタッフが居ると書いてあったので、「よしそこだけ英語で言おう!」と今度は私がチャレンジした。
愛用の電子手帳(英和・和英カード)の用例を棒読みする私。
「い、イズゼア〜エニワン、フースピークス、ジャッパニぃ〜ズ!」
(Is there anyone who speaks Japanese?)
「にょう!」
(No!)
トッホッホ〜!(^^;開口一番「にょう!」はないじゃんか〜(^^;。もくろみは見事に失敗、でもなんだか熱意は伝わったみたいで(笑)、なんとかチェックイン手続きを済ますことが出来た。はぁ〜、英語が出来ないって外国ではツライ!(当たり前だ(^^;)。
お互い別の部屋に落ち着いた。その日はその後、JavaOne開催前の会場へ行って視察したり、JavaHouseメーリングリストのオフ(チャイナタウンへ中華を食べに行った)に出たり(皆さんお世話になりました)したけど、とにかく疲れた。
それでも夜はなんとかCompuServe経由でNIFTYにつなぎ(パソコンを持っていったのだ(^^;)、メール等を出したりした。