駆け出し相撲ファン

大相撲秋場所は白鵬の全勝優勝で幕を閉じた。てか千秋楽はセレモニーがあるから取組が少しはやめに終わるってのを忘れてて、のんびり出かけてたらもう結びの一番でアワワアワワ(笑)。慌ててワンセグで見たってな次第。今場所は、生まれてはじめて初日からガッツリ中継を見てきた。特に三日目に至っては国技館へ足を運んだし、私にとっては記念すべき場所となった。いま相撲界は、どちらかというと悪い意味で注目が集まっている。だからこそ応援、という意味もあるけど、たまたまこのタイミングだっただけで、以前より「いつかは相撲」という気持ちはあった。

私は子供の頃から「高尚な趣味」と称して、いつかはやりたいと保留にしていたものがあった。それが「鉄道」「相撲」「落語」「カメラ」だ。‥「高尚」という響きがモノによってはちょっと違うかもしんないけど(笑)簡単に言ってしまうと「高尚=金がかかる」ということ。これらについて、すごく興味があるんだけど「子供が手を出せる趣味ではない」と、よくわからないながらも感じてたんですな。だから、いつか相応な歳になったら身を投じてみたいと。これまで鉄道・落語あたりは、20〜30代に片足の先くらいをつける程度にたしなんでみたことがあった。相撲もこの歳になってようやく、という感じ。まだ力士の顔と名前がほとんど一致しないし、その用語も歴史もサッパリ身についていない。それでもアツくなれる相撲の懐の深さを、今場所を通して見て強く感じた。相応な歳になってもやっぱり気楽に手をだせない高額な趣味(単に貧しいだけ(爆))だけど、これをきっかけにますます熱を入れて応援していきたい。