愛称問題

バルク品などのPCパーツを購入するときに必ずといっていいほど目にする言葉「相性」。あと「初期不良」も。最近は相性問題については保証してくれるお店もあるようで、随分と親切な世の中になったものだ。しかし、保証がないものを極限まで安く仕入れ、火を入れるまで動くかどうかわからない、あの緊張感もまたPC自作の楽しみだったりするんじゃないかななんて思う今日この頃。でも今回話題にするのは相性じゃなくて「愛称」。それもMac。

Mac OS Xは10.2あたりからその開発コードネームを商品名として使うようになった。商品名というより「愛称」。その時点でコードネームではなくなり、「Mac OS X 10.2 Jaguar」って箱に書いちゃって、「X」のマークもそれまでつやつや水色(あれはAquaの特徴を表現したものだったんだよね)だったものからヒョウ柄にまでする力の入れよう。この時は私もビックリした。「うおっ、コードネームで売ってるよ」古くから「Copland」とかいう名前はなんとなく耳にしたけど、それで売るようになったんだねぇと、この時はしみじみしたもんだった。まぁ確かに、「10.2」という無機質な数字の羅列より「Jaguar」のほうが愛着も沸くし、格好いい。

その後10.3でも「Panther」という名前がついてたし、次期版10.4も「Tiger」とのことで、この先当分はこの路線のようだ。こうなると名前の付け方のセンスが問われるとも言えるのだが、Appleはそのへんさすがというか。ネコ科で統一していながら、実はネコ系のシルエットがどこにも出てきてなかったりとか。「センス」という言葉とは縁遠い私が見てもカッチョエエなと思う。

で、何が愛称「問題」なのかというと、「どのバージョンが豹で虎だったかな」とだんだん忘れ気味になってるので(笑)、ここで一発キチンと調べて書き留めておこうかなと思った次第。せっかくなので関連する情報も付加しておく。関連してるかな。

  • Mac OS X 10.0 Cheetah
  • この頃は商品名としては出ていなかったが、チーターだったらしい。日本でチータといったら迷わず水前寺清子であるが、彼女の愛称の由来は動物のチーターじゃないので、最近ホットなところとして太鼓の達人 ゴー!ゴー!五代目のミニゲーム「ダッシュで帰宅」をあげておく。チィ〜タァ〜!!

  • Mac OS X 10.1 Puma
  • これも調べるまでよく知らなかった。プーマったらスポーツ用品を連想するけれども。10.1ってなんかプリンタドライバの選択に困った記憶がある。プゥマ〜♪

  • Mac OS X 10.2 Jaguar
  • ここからは愛称として使われたのでおなじみ。ジャガーったらふつうの人はを連想しそう。しかし私としてはジャガーさんにあらためて注目しておきたい。お待たせしました、ジャガーでぇ〜す(新曲買わなきゃ)

  • Mac OS X 10.3 Panther
  • 現行版のパンサーは、実はコードネームが「Pinot」(フランスのブドウの名前)だったらしい。でも販売戦略的に愛称をネコ科にしたとのもっぱらの噂だ。この件についてマークはどうお考えだろうか(たぶん考えてナイ)。パンサァ〜!!(レコードショップCM風)。

  • Mac OS X 10.4 Tiger
  • 次期版Tigerは4月発売という噂だ。うぉっ、もうじきではないか。で、タイガーといえば阪神に行くと思いきや、フェイントの魔法瓶。タイガー・炊飯ジャー・炊・き・た・て♪

要するに駄洒落大会にしたかっただけなのだが(笑)。昨日の日記を書いていてレコードショップ「ハンター」のCMを思いだし、「レコードどうした?」「売っちゃったよ‥」「ハンタァ〜!!」の口調でいつも「パンサァ〜!!」と歌ってる自分を後世忘れないようにしたくてこれを書き出したってのが本当のところで。別の意味で「問題」だ(笑)。