劇場版ジャスティライザーの青写真

【「タッチ」が実写で復活】

この記事の注目点は「『幻星神ジャスティライザー』劇場版を06年に公開することも発表された」ただ一点である。タッチはどうでもよい。

06年=2006年=再来年である。ジャスティライザーがはじまったのは今年の10月。前作「グランセイザー」と同じく放映期間が4クールだとしたら、06年には次の番組がはじまっている頃だ。次の番組、「超星神シリーズ」の新作ならいいんだけど、もしかしたら全然関係ないアニメとかになっちゃってる可能性だってないとはいえない。まぁそれはいいとして。

本放送期間中に劇場公開している東映特撮が基準になってしまっている私からすると到底理解できない公開スケジュールだが、考えようによっては別に突飛な発想でもない。テレビ放送を映画につなぐような終わらせ方をして、劇場で真の幕、なんてのもあるだろうし、劇場版を「最後の戦いから○年後」みたくしたり、もしくは劇場版は「過去の戦いを映像化」も、無理がないこともない。

ええと、心配しているのはテレビ放送との繋がりじゃなかった。ただでさえ盛り上がらないであろうテレビ放送が終わっちゃったような時に劇場公開したって誰も観ないよ!ってことだ。どうも制作側はジャスティライザーに並々ならぬ期待をしているのは、プロモーションを見て感じ取れる。今回はGBAのゲームソフトも出るし、おもちゃ(ロボ)についてもワリと凝っている。この「ワリと」ってのが曲者だが。しかし実際のところはどうなのだろうか。まだはじまったばかりだがそんなに盛り上がってるようには見えない。前作と同じくらい?そんな状況で、「テレビ放送終了後も超人気!この勢いで劇場版もやります!」を今のうちから計画しとくのは、いくらなんでも皮算用も過ぎるような気がしてならない。それとも、今くらいの人気があれば劇場版は当たり前、なのだろうか。そんなこたないよなぁ。

とかいろいろ思っていても、公開されたら間違いなく観に行くんだけどね。ホントのところはゴジラが作れなくなっちゃったからとかそういうこと?詳しいことはわからないけど、私的には実写版頭文字Dと並ぶ最重要タイトルであることに間違いない。でもさ、本当に06年なのかなぁ。05年の間違いじゃないのかなぁ。