ぶらりファイト 本社探索 多摩の巻

(↑上の日付は旅行日を示しています)
2001/07/11 初版作成

【本社探索もいよいよ大詰め】

現状での導入社局の本社写真も残すところ京王と多摩モノレールの二社を残すのみとなった。最初は「多摩なんてそう滅多に行かないよなぁ」なんて思っていたが、今じゃ馴染みの地になりつつある。しかも今回は勢い余って「奥多摩」と呼ばれるところまで行ってしまった。今度行く時は奥多摩の若鮎を食べたい。


【いつ来ても未来都市】

[2001/06/16(土) 大和→小田急多摩センター]
 大和 12:29発
  ↓ 小田急江ノ島線 相模大野行(各停)
 相模大野 12:40着
 相模大野 12:42発
  ↓ 小田急小田原線 新宿行(各停)
 新百合ヶ丘 12:55着
 新百合ヶ丘 13:02発
  ↓ 小田急多摩線 唐木田行(各停)
 小田急多摩センター 13:13着 ¥350

三度訪れる多摩センター駅前は変わらない未来都市っぷりであった。それにしても、こんなに来てるのに一度もサンリオピューロランドに行ってないという人もそうはいまい。今後も行く予定なし。


ホテル野猿看板

ようやくアップ写真が撮れたホテル野猿の看板。
何もここまでこだわることもないかなと思いつつも。

てな写真を撮影しつつ、多摩モノレールの駅へ向かう。この多摩センター駅、関東の駅100選に選定されたんだそうで?あの漫画のフキダシみたいなのが選定理由だろうか。

多摩センター駅では券売機レギュラー柄を購入。その他、いつもの売店で多摩モノレールグッヅ(←よく見たらこう書いてあった)を買おう‥と思ったんだけどなんとなくやめて、次の目的地へと向かう。


【京王れーるランド訪問】

[2001/06/16(土) 多摩センター→多摩動物公園]
 多摩センター 13:27発
  ↓ 多摩モノレール 上北台行
 多摩動物公園 13:34着 ¥240

多摩モノレールに乗車し多摩動物公園駅に到着。実は出発前、一応京王ホームページでカード販売状況やイベント等の情報をチェックしていた。そこで、京王多摩動物公園駅前に「京王れーるランド」なる鉄分の多そうな施設があるという情報を入手。京王のカードも販売しているらしいし、これは行ってみなければということで寄ってみた。

多摩動物公園駅は、その名の通り多摩動物公園の近くだ。近くというか目の前。


多摩動物公園入口

胴体を柱が貫く象がお出迎え、多摩動物公園の入口。
入口前には京王の売店などがあった。

うむむ、デカい。しかしここも入口前まで来て入場せず。他ならいざしらず、動物園はちょっとニオイが苦手なもので‥。

さて、多摩モノレールの多摩動物公園駅から多摩動物公園前を通って京王の多摩動物公園駅に到着。だいたい2〜30mくらい離れてるかな。京王れーるランドはそのすぐ隣に併設されている。


京王多摩動物公園駅

駅前に大学生軍団がいて、いいアングルで撮れなかった京王 多摩動物公園駅。

京王れーるランド入口

多摩動物公園駅の左隣は京王れーるランド。


けい太くん

京王れーるランドのキャラクター「けい太くん」。
かなり直球なデザインだ。

「けい太くん」というキャラクターの存在に少々心ときめかせつつ入場。思っていたより狭めの店内はその大部分をNゲージのジオラマがしめていて、客の多くもそれが目的のようだった。確か自分の電車をもってくれば運転できるとかじゃなかったかな?そちらの方はあまり見なかったのでよくわからず。この他、電車でGO!2が2台、ポスターや鉄道グッズなどが展示(こちらは非売品)されていた。どれもいい加減に眺めてたので報告も適当だ。こんなんでいいのか。で、私の目が常に注目していたのは売店コーナーである。

カードは、店頭に展示してあったのは6/15発売の記念柄のみだった。それはそんなに欲しい訳でもなかったのでグッズに注目。けい太くんが描かれたものが多く、どれを買おうか迷ったが、とりあえずけい太くんが描かれた天チャク袋(クリアケース)を購入。併せてけい太くんのキーホルダー‥にしてはちょっと大きくて重いが、ともかく商品名「けい太くん」も購入。このけい太くん、ショーケースの上に見本が置いてあって、子供がやたらモミモミした揚げ句お母さんが「さ、帰りましょ」といってその子は買ってもらえなかった代物だ。そんなことがあった直後に「これください」と言う三十路親父の気持ち、わかってもらえるかと思う。このけい太くんについては後述する。

以上けい太くんグッズ2点を購入したら、売店のお姉ちゃんは「京王の電車」なる小冊子をつけてくれた。


京王の電車

京王れーるランドでもらった冊子「京王の電車」。
発行 京王電鉄株式会社 広報部、2001年3月発行(非売品)と書いてあった。

「この小冊子には、当社の現有車両を中心に、懐かしい車両の写真、沿線風景の中を走る京王線・井の頭線の写真や京王電鉄の環境保護、バリアフリーなどに対する取り組みの紹介などを収めてあります。これらを通して、京王の電車により一層の親しみを感じていただけたら幸いです。」以上冊子より抜粋、まさにこんな内容の冊子だった。京王れーるランドに来る大人向けなのかな。

さっそくけい太くんを開けて見てみたいんだけど恥ずかしいので我慢して、多摩動物公園駅に向かう。多摩動物公園駅には、東武動物公園とは違い動物の写真がいっぱいあった。


【そしてけい太くんの本拠地へ】

[2001/06/16(土) 多摩動物公園→聖蹟桜ヶ丘]
 多摩動物公園 13:59発
  ↓ 京王線 新宿行(急行)
 聖蹟桜ヶ丘 14:09着 ¥130
聖蹟桜ヶ丘駅

こんどは昼間にやってきた聖蹟桜ヶ丘駅。
以前訪れた時に出た出口は、京王本社とは別方向だった。

いや、けい太くんの本拠地は京王れーるランドなんだよな。という訳で聖蹟桜ヶ丘に到着。以前も訪れた聖蹟桜ヶ丘、京王本社は駅前だということは地図によって確認済みなのだが、駅前にビルが多くどっちなのかちょっとわからない。こっちかなぁ‥と歩きだしたところにこんなポスターを発見してしまったので、その真横で食堂のおっちゃんが一服してるのにも目をくれず撮影。


酒井美紀ポスター

聖蹟桜ヶ丘駅前で見つけた、東京都議会選挙のポスター。
謎は解けましたゑ!

都民じゃないので選挙があるなんて知らなかったっス。で、本題の京王本社はポスターが貼ってあった場所のすぐ近くであった。


京王本社その1 京王本社その2

京王電鉄本社ビル。まわりがビルだらけで撮影が困難かと思いきや、
デパートの連絡通路で全体図が撮れた。

撮影後、京王アートマン4Fにあるホビーショップへ行ってミニカーやチョロQを見たりしたが、特にこれといった品もなく何も買わず。以前来た時は京王タクシーチョロQが限定販売されてたんだけどなぁ‥っていつの話だ(ひなまつり)。


【最後は多摩モノレール本社】

[2001/06/16(土) 聖蹟桜ヶ丘→分倍河原]
 聖蹟桜ヶ丘 14:36発
  ↓ 京王線 新宿行(準特急)
 分倍河原 14:39着 ¥120
[2001/06/16(土) 分倍河原→立川]
 分倍河原 14:52発
  ↓ JR南部線 立川行
 立川 15:01着 ¥160

聖蹟桜ヶ丘から高松へは、一旦高幡不動へ戻るというルートもあるが、なんとなく分倍河原(ブバイガワラ)から南武線経由という道を選んでしまった。南武線の本数が少なく少々ミスった感が漂うが、それもまたよし。

立川駅から立川南駅はほんのちょっとだけ離れているのでボチボチ歩いていると、またちょっと離れたところに多摩モノレールの駅が見える。いくら何でも近すぎるので駅じゃなかろうと思ったら立川北駅だった。

そろそろ腹がへったので(相変わらず昼飯喰ってない)、立川南駅にあった「おそばとうどんの店 雲の花」できつねうどんとおにぎり(おかか)を食べる。腹ごしらえも完了、今日の最終目的地へ向かう。


[2001/06/16(土) 立川南→高松]
 立川南 15:21発
  ↓ 多摩モノレール 上北台行
 高松 15:24着 ¥100
高松駅

多摩モノレール 高松駅。
ここから立川北駅が目視確認できる。

多摩モノレール分岐

高松駅すぐ横、多摩モノレールの本線と運営基地への分岐。
むこうに立飛駅が見える。

多摩都市モノレール本社の最寄り駅、高松駅に到着。隣の立川北駅、立飛駅がどちらも肉眼で見える。この辺りは駅間が短いようだ。

高松駅から多摩モノレール本社は結構距離がある。国際展示場正門駅からゆりかもめ本社と同じくらいはあるようだ。だがこの日は涼しかったからか、まわりに何もないにもかかわらずそれ程疲れなかった。まぁこの日は、ここへ到着する前に仕事したりしてないってのもあるかも。

10分程歩いて本社前に到着。本社前にはバス停もあった。


多摩モノレール本社その1 多摩モノレール本社その2 多摩モノレール本社その3

予想をはるかにこえた立派さ、多摩都市モノレール本社。

多摩モノレール運営基地その1 多摩モノレール運営基地その2

本社のすぐ横が多摩モノレールの運営基地。レールが地上に降りている部分がカッチョエ〜。
ここから発進するシーンが見たかったなぁ。ワンダバダバ。

3社ほどよくわからないで駅舎の写真を撮影したというケースもあるものの、これで現状での導入19社局の本社写真を全て撮影することができた。一発何かで祝いたいところだが、ここはまわりに何もないのでいそいそと高松駅へ戻り、家路につくことにする。


[2001/06/16(土) 高松→玉川上水]
 高松 15:53発
  ↓ 多摩モノレール 上北台行
 玉川上水 15:59着 ¥200

来た道は戻らず、西武拝島線と連結する玉川上水駅へと向かう。西武線の駅に全社柄(19)がないかなーと思ってよってみたが、残念ながらもうなかった。


[2001/06/16(土) 玉川上水→拝島]
 玉川上水 16:05発
  ↓ 西武拝島線 拝島行
 拝島 16:14着 ¥170
拝島駅

西武 拝島駅。毎度のことながら、気がつけばこんな遠くにいる私。

西武拝島線に乗り拝島駅に到着。拝島駅では券売機で全社柄を売っていたが17社版だったようだ。

拝島からは緑の電車の八高線→横浜線→小田急で帰る一方であるが。JR拝島駅には「ようこそ奥多摩」とかいろいろ書いてあった。奥多摩なんだよなここって。そう聞くとすごく遠くまで来ている感じがする。しかし大和からだとそんなに遠くないんだなということもあらためて知る。


[2001/06/16(土) 拝島→町田]
 拝島 16:32発
  ↓ JR八高線 八王子行
 八王子 16:44着
 八王子 16:50発
  ↓ JR横浜線 桜木町行(快速)
 町田 17:12着 ¥570
[2001/06/16(土) 町田→大和]
 町田 17:37発
  ↓ 小田急小田原線 箱根湯本行(急行)
 相模大野 17:39着
 相模大野 17:41発
  ↓ 小田急江ノ島線 藤沢行(各停)
 大和 17:52着 ¥210

【けい太くんのギミックに感涙】

さて、帰宅後に京王れーるランドで購入した商品名「けい太くん」で遊んでみることにした。


けい太くんマスコット

これが商品名「けい太くん」。
イラストと比べると少々太め。

けい太くんの説明書には、「後部についているリングを後ろにひいてください。平たんなところにおろしリングをはなすと前に走りだします。」(原文ママ)と書いてある。にわかに信じがたい記述だ。確かに後部にリングがついているが、底面に車輪らしきものは見当たらない。手に持ちながらリングをひっぱってみたら、本体がぷるぷる震えた。しかしこれで前に走るというのか!?

疑う気持ちをごまかすことはできず、首をかしげながらテーブルの上で実験してみる。次の瞬間、私は信じられない光景を目の当たりにした!その時の衝撃映像をあなたに!



ノンフィクションムービー「走るけい太くん」(304KB)
けい太くん動画(無音)が見れます。

わははははははははははははははは! 走るよ走ってるよけい太くん!車輪ないのに〜!

素晴らしい‥京王の技術がこんなところに結集していた。製造元の技術だけど。京王さん、カードでは欲しい柄がなかなか手に入らない等でいろいろ思うところもあったが、このけい太くんひとつですっかり帳消し。ビバ・けい太くん。ちなみにこのけい太くん、対象年齢3才以上、発売元:京王電鉄株式会社 京王れーるランド とのこと。


【舞浜リゾートラインの本社ってどこかな】

相鉄券売機柄と、横浜市営はまりん号柄はどちらもカード補充のため購入。横浜市営のパスネットは基本的にこのはまりん号柄しかないのだが、導入社局の記述が以前買った時と微妙に違う。


さて、本社写真というネタでの旅もこれで一段落ついた。他にも遠くへ旅する企画は目白押しであるのだが、ちょっと遠すぎてなかなか予定がたたない。そういう意味では本来の目的である「導入社局が発売するカードの購入」が先になりそうだ。舞浜リゾートラインってカード作るのかな。カード購入と同時に、カード記載の住所にも赴くことになるだろう。とんでもなく遠いところでないことを祈る。