学校放送夏休み情報'98(その2:学校放送以外中心)

‥という訳で学校放送じゃないのが大半ですが、ある方からNHKの夏休み特番情報をいただいたので全文ご紹介します。

【注意】何れも情報は現時点でのもので、放送までに日時・タイトルなどが変更される事もあります。また時節柄国会や高校野球、災害情報などの関連で番組編成自体が大幅に変わることもありますのでご了承下さい。


  • 「忍たまがやってくる〜長野の段〜」
  • 教育 7/20(月) AM9:00〜AM10:00

    NHKアニメの顔「忍たま乱太郎」の恒例の祝日特番。今回は長野市の若里市民ホールで行われたステージショーと、アニメ版のアンコール放送でつづる。


  • 「BS夏休みアニメ特選」
  • 衛星第二 7/28(月)〜8/6(木) AM9:25〜AM11:00

    放映予定作品:「老人Z」「サイボーグ009(劇場版)」「パンダコパンダ」「トッピィくん」「スモールストーリーズ」「モース・ファイルズ」他


  • 「NHKジュニアスペシャル ジュラシック・ワールド」
  • 教育 8/3(月) PM6:00〜PM6:45

    太陽系に「第2の地球」を作り上げるため、地球46億年の歴史を研究している新米科学者さくらと万能調査ロボット・ポキートが、今回は恐竜たちの時代にタイムスリップする!毎週土曜日に放送中の「NHKジュニアスペシャル」の夏休み特別版。
    出演:上原さくら(タレント)、濱田隆史(東京大学名誉教授)


  • 「ドラマ愛の詩 オグリの子」
  • [前編]総合 8/3(月) PM8:00〜PM9:15

    [後編]総合 8/4(火) PM8:00〜PM9:15

    「子供たちが豊かな心をはぐくむことを願って」NHKが今年度からスタートさせた少年向けの特集ドラマシリーズの一作。

    児童文学者・阿部夏丸さんの同名小説をもとに、名馬オグリキャップを生んだ岐阜県笠松町で、オグリの子馬をレースデビューさせようと応援を続ける少年達の、心の成長を綴る。
    出演:奥田瑛二、原田美枝子、中村嘉葎雄、内山眞人、吉澤拓真他


  • 「トゥトゥおはなしコンサート」
  • 教育 8/4(火) PM6:00〜PM6:45

    教育テレビ・学校放送の音楽番組「トゥトゥアンサンブル」と国語番組「おはなしのくに」を一つに合わせて、「音楽の中に物語を感じ、物語の中に音を聞く」コンサートを子どもたちに届ける。
    出演:藤村俊二、ちはる(語り手)斉藤雅弘(「トゥトゥアンサンブル」キーボーズ役)


  • 「ウィントン・マルサリスが贈る リズムで遊ぼう!」
  • 教育 8/5(水) PM6:00〜PM6:45

    現代ジャズ界のスーパースター、ウィントン・マルサリスが日本の子どもたちにジャズの魅力と楽しさを紹介する番組。日本の小学生たちが実際に彼の演奏に合わせて体を動かしながら、音楽で表現することの面白さを知って行く過程をドキュメントする。
    出演:ウィントン・マルサリス(ジャズ・トランペッター)


  • 「集まれ!昆虫少年〜虫たちのワンダーランドへ〜」
  • 総合 8/7(金) PM8:00〜PM9:00

    地球上の全動物種の3分の2を占める昆虫たち。「擬態」の名手、コノハムシや世界最大のカブトムシ「ヘラクレス」など最新の特撮技術を駆使した昆虫たちの驚異シーンをふんだんに盛り込みながら、各種昆虫の自然のままの姿を観察できる長崎県の「たびら昆虫自然園」をオープンスタジオに昆虫の世界を探索する。


  • 「ビジュアル宇宙図鑑 最新映像で迫る星の素顔」
  • 総合 8/7(金) PM10:20〜PM10:55

    地球上空600キロに浮かぶ「バッブル望遠鏡」等最新観測機器がとらえた映像やNHK開発の超高感度カメラで撮影した星空の映像をふんだんに織り込んで、「星星のドラマチックな生と死の物語」をビジュアルに描く。


  • 「もっと知りたい!もっと笑える!Mr.ビーン」
  • 総合 8/8(土) PM11:15〜AM0:25

    今や世界中の笑いのアイドルとなったMr.ビーン。そのキャラクター分析や、背景となったイギリス人の生活習慣と笑いの感覚の紹介、制作秘話などあらゆる角度からMr.ビーンの魅力を徹底解明する。


  • 「ふるさと発 アイディア競演!巨大人文字が輝く」
  • 総合 8/13(木) PM8:00〜PM9:00

    全国から応募してきた小・中・高校生たちによる、ろうそく・提灯・懐中電灯等様々な工夫を凝らした光のパフォーマンスの数々の競演。宮沢賢治のふるさと・岩手県花巻市からは、全長300メートルを走り抜ける「光の銀河鉄道」、日本一の提灯の産地・福岡県八女市からは提灯を使った幻想的なパフォーマンスなど。


  • 「いないいないばあっ! 夏の特大号」
  • 教育 8/15(土) AM9:00〜AM9:30

    0〜2歳児向けを対象に教育テレビで放送されている「いないいないばあっ!」の夏休みスペシャル版。かなちゃんやワンワン、くぅたちがいつものスタジオを飛び出して北海道を訪れ、地元の子どもたちと一緒に遊ぶ。
    出演:かなちゃん(田原加奈子)、ワンワン(長島雄一)、くぅ(川田妙子、南波郁恵)


  • ヒューマンアニメ「はだしのゲン」
  • 衛星第二 8/15(土) PM5:20〜PM6:45

    昭和20年8月6日広島での被爆体験を描いて、1000万部を越すベストセラーとなった中沢啓治の劇画を元にしたアニメ。原爆投下によって父と姉、弟を亡くした少年ゲンが、悲劇の街で健気に生きる姿を描く。


  • 「ゴジラ海を渡る〜世界制覇へのシナリオ〜」
  • 総合 8/15(土) PM11:15〜AM0:15

    今年劇場公開されるハリウッド版「ゴジラ」。昭和29年、アメリカによる水爆実験の恐怖の中で誕生したゴジラは40年後、いかにしてアメリカ映画界の手に渡されたのか。公開まで6年間に渡った東宝とアメリカ側との交渉と制作過程を追いながら、冷戦時代を象徴する怪獣を日米両国でどう受け止めたか、そして冷戦後の現在、アメリカ映画界がゴジラにどんな性格を与え、世界戦略をねらっているかを描く。


  • 「特集 週刊こどもニュース こどもたちの見た戦争」
  • 総合 8/16(日) AM8:30〜AM8:57

    今や小中学生の親の世代も戦争体験を語ることが出来ず、戦時中の辛い体験はこどもたちから想像もできないほど遠のいてしまった。そこでこどもたちに関する当時のニュース素材(戦時下のこどもたちが描かれた「日本ニュース」など)を手がかりに、戦時下のこどもたちが置かれていた状況や背景を解説して行く。


  • アニメーション映画「対馬丸」
  • 教育 8/16(日) PM4:45〜PM6:00

    太平洋戦争も日本の敗色濃厚となった昭和19年夏、戦火が間近に迫った沖縄から鹿児島へ向かう途中に米軍の潜水艦の雷撃で沈没した学童疎開船「対馬丸」の、沖縄の子どもたち1661人の悲劇を描く長編アニメーション。
    (1982年・対馬丸制作委員会)


  • 「CGアニメ最前線(仮題)」
  • 衛星第二 8/20(木) PM10:30〜PM11:30

    国際的に注目される日本の二人のアニメ作家、大友克洋と押井守の活動と作品を中心に、世界的にマーケットを広げつつある日本アニメに訪れつつある変革期を紹介する。


  • 「宇宙ライブ・スペシャル〜生中継・はるかな銀河へロマンの旅」
  • 衛星第一 8/21(金) PM6:00〜PM9:30

    宇宙に関するホットな話題を最前線の現場から生中継する。今回は日本では見られない南半球の夜空の映像や、キャンベラで開かれる学会でのブラックホールに関する新説の紹介、それに日本の子どもたちの質問に世界的天文学者たちが生中継で答えるコーナーなど。


  • 「特集 週刊こどもニュース ロボットは人間を越えられるか?」
  • 総合 8/23(日) AM8:30〜8:57

    数々のマンガやアニメに登場してきた、こどもたちの憧れの存在ロボット。昨年8月にこれまで技術的に困難と言われてきた人間方二足歩行ロボットが登場、今年に入って通産省も「人間共存型ロボット」プロジェクトを開始。ロボットが家庭にやってくる日も近づいた。ロボットの仕組み、歴史、用途などの話題を幅広く考えながら、人間と機械の未来を考える。


  • 「エコキッズ・子どもたちが地球を救う 第一回 私たちにまかせて」
  • 衛星第一 8/29(土) PM9:00〜PM10:30

    3年前国連の呼びかけで世界百カ国・八百人の子どもたちを集めた第一回国際子供環境会議がイギリスで開かれ、参加した子供たちは環境についての身近な疑問や社会への提案などを報告するとともに、問題解決へ向けての活動を誓い合った。その後の各国での子供たちの取り組みを追う。なお第二回は冬休み、第三回は春休みに放送予定。

    (もう一つついでに、これは夏休み特集ではありませんが)

  • NHK人間大学「宇宙を空想してきた人々」(全12回シリーズ)
  • 教育 7/9〜9/24 毎週(木) PM10:45〜PM11:15

    SF作家・翻訳家・研究家にして日本SF界の重鎮・野田昌宏さんが、古代ギリシャの小説から最近のSFX映画までSFの歴史をたどりながら、それぞれの時代の人間の宇宙観・科学技術観の変遷を説き明かす。。野田さんはSFや宇宙開発関係の資料については世界有数のコレクターでもあり、19世紀古典SFの奇想天外な銅版挿絵やアメリカSF黄金期のカラフルなイラストなど、貴重なビジュアル資料をふんだんに駆使して話を展開して行く。
    (付記:なお野田昌宏さんは「ポンキッキーズ」「ウゴウゴルーガ」等を手がけた「日本テレワーク」の社長でもあります。)