コミケ52で得たもの

私は10年程前、特撮本と称しておいて当時好きだったゲームとかぴえろ魔法ものを描きつづっていた、全然特撮とは縁遠い同人誌「Gulity」を友人と二人で出していたという過去があります。その頃は地元(沼津)で行われていた即売会に出たりしてたんですが、それをやめたっきりコミケの類には足を運んでいませんでした。

今回かみさんががんこ本を出す関係で、運転手兼売り子手伝いで約10年ぶりにコミケに行くことになりました。しかも本家コミックマーケット。「暑いよ〜」「こむよ〜」の噂にビビリっぱなしの当日(8/15)だったんですが、意外と涼しく、はやめに行動したので変な行列に並ぶこともなくすんなり会場入り出来ました。しか〜し、午前6時前に会場についたんですが、もうその時点でビッグサイトにはおびただしい量の人が‥。まさに魔空空間(笑)。

がんこ本のほうは、「まぁ5〜6冊売れりゃいいな」なんて思ってたのに予想をはるかに上回る40冊もの売り上げで作者も大喜びでした。この場を借りてお礼申し上げます。


さて私個人の最大の収穫は、私等の隣の隣で「このまちだいすき」の本などを出されていた宮沢さん達と知り合えたことです。一番お話しした方は本ページをよく参照して下さってるそうで、ありがとうございます(う、話すに夢中でお名前をうかがうのを忘れてしまった!(^_^;見てたらメール下さい〜(^_^;;)。

「このまちだいすき(銚子−シラベル−篇)総解説」を2冊もいただいたのですが、この内容がまったく素晴らしいです。銚子篇の詳細な全解説に加え、商業誌等の関連記事紹介、イベント紹介、スタッフインタビュー、続く小田原篇・藤岡篇・沼津篇の簡単な解説など、ファン必読の一冊です。早速読んでいるんですが、いまだ読み切れない程の情報量には圧倒。構成・内容など、影響されるところ多数です。

作者の宮沢さんに、この本を当ホームページで御紹介させていただく許可をいただきましたので、興味をもった方しばらくお待ち下さい。後日紹介専用ページを作成します。

宮沢さん達はこのまち本の他にも、チョーさん本(たんけんぼくのまちの本)やETV本を出されていましたが、午後には完売していました。実はそっちも買おうと思っていたんですが、うかうかしてたら売り切れちゃいました(笑)。


もうひとつの収穫はProlog最新号(vol.10)。増岡未央ちゃんの記事がぁぁぁ(激嬉)。「きっと明日は」の吉田里渚ちゃんの記事もありました。

実は以前責任者をやっておられた浅田さんと知り合いなんですが、最近音沙汰ないので当日いらしたスタッフの方にうかがったら「もう現場を退いた」とのことで。う〜残念。


その他NIFTYでの知り合いにお会いしたりと、いろいろ収穫がありました。これまで、コミケというと「暑い・寒い」「混む・並ぶ」「好かんジャンルばっかし」という偏見があって遠ざかっていたんですが、それらの偏見もだいぶ薄れました。行ってみると印象変わりますね〜。まー10年前のヤな思い出(C翼全盛の中でニセ特撮本を出す)がよくないんですが(笑)。

という訳で、また機会があったら行ってみようかと。でも朝はやいのと混むのイヤ(笑)。